SOHO@軽井沢

仕事の話はほとんど出てきませんが、軽井沢でSOHO生活してます。

明日の予行演習

2007年04月29日 10時53分38秒 | 日常


実は明日から再び京都取材に行くことになっている。
ゴールデンウィークは、一年で一番軽井沢が混雑すると言われるが、初めてこの時期を過ごす者としては、実際のところ道がどれだけ混むのかわからない。
朝、8時55分発のあさまに乗る予定で、そんな時間に渋滞しているはずはないと思うが、念のため、前日の今朝、同じ時間に車で国道18号を通って軽井沢駅まで行ってみた。

8時半に家を出たが、ちょっと車が多いかなという程度で、渋滞はなかった。
ついでに駅で切符を買って帰ってきた。

いったん、戻ってから今度は裏道を通って駅まで何分で行けるかを試しに計ってみた。中軽井沢の家から三井の森を通って、離山の北側の鶴溜を経由して、ホテル鹿島の森の前に出てから駅に向かうルートだ。
途中の細い道ではポルシェ様とのすれ違いにひやひやした。しかも、こっちサイドには側溝があるという。。。
時間としては15分。雲場池近辺が混んでいるともうちょっとかかるかもしれない。18号経由だと混まなければ10分ちょっとなので、こちらが本格的に混雑しているときは、抜け道に使えそうだ。

途中の鶴溜ではものすごい急斜面に家を建てていた。好評分譲中という旗が立っていたので、建て売り住宅らしい。景観は相当に良さそうだが、ちらっと見た限りでは建物は4本の柱で支えられて(そのうち2本は斜面地の下まで長ーく伸びている)いるだけのようだった。三仏寺投入堂かと突っ込みを入れながら通り過ぎてきたが、あれで地震とか大雨とかで家が転がり落ちたりしないんだろうか。

夕暮れのシルエット

2007年04月27日 22時15分04秒 | 日常


まだ若葉の芽吹かないカラマツの林は細い枝のシルエットを作り、夕暮れの色は刻々と変わっていく、ため息の出るようなひととき。
昨日の夕暮れとも、明日の夕暮れとも違う、いまこの瞬間だけの景色。
ふと、無常迅速 生死事大という言葉を思い出す。

静かだった冬枯れの軽井沢も明日からは大勢の人でにぎわうのだろう。

虫取り網

2007年04月26日 21時47分26秒 | 日常
捕虫用の網を買った。
別に昆虫採集が趣味というわけではない。
むしろ、虫は苦手で。
虫が苦手なのに田舎暮らしか、と笑われてしまいそうだが、しかたがない。

この網で家の中に入ってきた虫を捕まえ、外に出ていってもらうという作戦なのだ。
ゴキはいないとされる軽井沢だが、そのかわり見たこともない虫がたくさんいる。
あまり網を使う機会がなければいいが。。。


Vista対応完了

2007年04月23日 20時22分26秒 | 日常
ここで公開しているWindows版オンラインソフトである萌年表、人物年表、かずあみについて、すべてWindows Vistaへの対応を完了しました。
Vistaで動かすにあたって一番、問題だったのはヘルプが表示できないというものでした。Vistaでは第1世代のヘルプファイルの形式が使えなくなったため、ヘルプの形式を変更する必要があります。
第2世代のHTML Helpという形式もあり、それならVistaで問題なく動作するのですが、今後、またMicrosoftの仕様変更に振り回されるのもイヤなので、ヘルプは純粋なHTMLファイルで書き、ウェブブラウザを起動して表示させるようにしました。

興味ありましたらこちらからどうぞ。


御代田の桜

2007年04月22日 18時40分06秒 | 日常
ウチの近所の公園の桜はようやく咲きはじめの木が何本か出始めたというところだが、隣町の御代田は今がちょうど見ごろとなっている。

去年の秋、軽井沢に引っ越した頃に、御代田駅前南側を東西に走る道沿いに桜並木があるのを見つけて、春になったらこの桜を見てやろうと思って楽しみにしていた。

今日、通ってみたら満開だった。

写真は携帯のカメラなので、あまり良く写ってないけど。


桜の中でも桜並木は特に切なく感傷的になるのはどうしてだろう。

机ひとつのことだけど

2007年04月20日 21時13分04秒 | 日常
最近、一日家に篭ったまま仕事をしていて、一歩も外に出てない日が多い。仕事用の机は壁に向かっていて、外もロクに眺めることもなかったりする。
これだったら、どこで仕事をしても同じなわけで、軽井沢に移住した意味がないではないかと思うようになった。

時間があればなるべく散歩に出るようにしているが、忙しいとなかなかそれもままならない。引っ越した頃は、外に出る暇がないときでも、仕事の合間合間に窓の外を見て気分転換などしていたものだったが、最近はそれすらせずにパソコンのディスプレイに向き合ってばかりになっていた。

この家は、軽井沢の冬が過ごせるのか、仕事上支障はないかという、言わばお試しのために住んでいる賃貸住宅であり、中軽井沢の住宅街の外れにあるということもあって、決して家からの眺望がいいわけではない。

この家から一番、景色がいいのは2階の物置として使っている部屋の西向きの窓だ。一番いいとは言っても、目の前には電線がぶらさがっているし、隣の家の屋根もすぐ前に迫っていて、決していいわけではない。

それでも少し離れたところにはカラマツ林が見えていて、近くの目障りなものを意識して見ないようにすれば、なかなか気持ちがいい景色ではないかと思えるようになってきた。贅沢は言ってられない。

そんなわけでこの窓のところに新たにイスと机を買って置き、ここを休憩スポットとして使うことにした。

今やっている仕事は、直接お金になるものと、いまはお金にはならないけど、将来、お金にするべくやっているものの2種類がある。
後者は将来のためのものだからやるべきことは無尽蔵にある。

そんなわけだから気がつくと仕事に追われてしまっている自分に気づくことがある。仕事は追われるものではなく追うものだと思っているので、追われていると思ったときにはいったん頭の中をリセットする必要がある。

例え5分でも時間を割いて、ここに座るようにした。お茶など飲みながら夕焼けをぼんやりと眺めていると、いいアイディアが湧いてきそうな気がする。それが将来に繋がったら、そのときは本当にこの移住が成功したことになるのだと思う。


小諸懐古園の桜

2007年04月18日 21時12分06秒 | 日常
先週末は天気も良く気温も上がって春らしくなったが、一転して今日は雪が降り、冬に逆戻りしたような天候だ。昨日は雹も降った。

そんな先週末、小諸懐古園ではちょうど桜が満開だった。
日本各地で桜が満開の報を聞いては、じりじりするような気持ちでこの瞬間を待っていたのだ。ただ、桜は散り始めが一番美しいと思っているので、この日の咲いたばかりの健康的な桜ではちょっと物足りない。

そういえば、この前日、津金寺に行く途中の道で見かけた山桜は見事だった。
まだ若葉も出ない冬枯れの林の中に突如、現れた満開の山桜だ。それもかなりの古木で、大きく開いた枝にはびっしりと薄紅の桜の花が咲いていて、ぞくっとするほどに美しかった。



懐古園内にある懐古神社の鳥居と桜。



懐古神社の本殿と桜。



みな、桜の下にシートを敷いて花見をしている。
本格的にバーベキューをしているグループもあって、ちょうどうまそうな焼きそばを作っていた。







さっき上から見下ろしていたのは、この石垣の上。
小諸城の跡なのでこういう石垣が残っているのだ。



園内には小さな動物園もある。
これは双頭の鹿。(うそ)
仲良く2匹がからまっている。



イェー、ギンギンだぜ。(ペンギン)

小諸懐古園

かたくりの花を見に(2)

2007年04月17日 22時50分24秒 | 信州の寺社


津金寺境内と繋がった敷地にある諏訪社。
中を覗くと岩がお祀りしてあった。



本堂脇にある鐘楼と桜。
桜は満開にはあともう少しと言ったところ。



鐘楼の隣には妙見堂があった。妙見堂の前には拝殿があり、神社建築のような形式だった。妙見堂本殿は鞘堂の中に納められていて、その隙間から建物を覗くと、軽妙な感じに彫られたウサギや唐獅子などの彫刻があった。
この建物は、立川流二代目・和四郎富昌と地元の田中円蔵によって建てられたもので、立川富昌といえば、諏訪大社上社本宮拝殿などを建てた名工だ。



妙見堂の脇にはたくさんの五輪塔が置かれていた。



こちらは滋野一族の宝塔。この地域を支配していた豪族だ。



説明の札によるとこれはヒトリシズカ。



樹齢何年なのかわからないが、かなりの老木が立っていた。
ただそこに立っているだけで、ものすごい迫力を感じる。



つぼみの桜にはおみくじが結びつけられていた。


(撮影日:2007/4/14)


かたくりの花を見に(1)

2007年04月16日 21時33分31秒 | 信州の寺社
軽井沢から車で4,50分の立科町にある津金寺という寺でかたくりの花が咲いているというので行ってきた。
津金寺はつがねじと読む。ちょっと変わった名前のこの寺は、単なる田舎の鄙びた寺ではなく、大宝2年(702)に行基によって開かれ、のちに最澄、円仁によって学僧育成の寺として天台談義所が開かれたというから、実は大変な由緒ある寺なのだ。



藁葺きの屋根が美しい仁王門。



仁王門にいたのはばらばらになりかけた木材をかすがいで止めたままになっている痛々しい仁王像。



おや?このお方は。。。
鉄人28号?



境内一面は、かたくりの花がちょうど見ごろを迎えていた。



ここにもかたくり。



ここもかたくり。



こんな風に群生している。



アズマイチゲ。



ヤマエンゴサク。

花の名前には詳しいので、こうやって一目見れば何の花かわかる。
わけではなく、ちゃんと花の咲いているそばに写真入りで名前の書いた札があるからなのであった。

(続く)

津金寺

暁月夜

2007年04月14日 05時31分03秒 | 日常


明け方、何となく目が覚めてカーテンを開けると、東の空に細い月があった。

窓を開けるとものすごい数の鳥のさえずり。

鳥たちも
「あの細い月に刺されたら死ぬね」
なんてささやきあっているに違いないよ。