積もった積もった

朝、雪かきの音で目が覚めた。
そうだ、ウチもやろう、と飛び起き、ずいぶん前にホームセンターで買ってあった雪かきスコップを手にした。
このスコップは柄の途中に角度がついていて、雪を楽に持ち上げられるようになっている。初めて使ってみたが、予想した通り柄の角度が効いていて結構楽に雪かきができる。

近所の人と会って「結構降りましたね」と言ったら「いや、まだ降ってるから」と冷静に返されてしまった。なんだよ、軽井沢での実質初めての雪で興奮してるのに冷たい返事だなあ。
ま、もうしばらくすると、「また雪だよ」とうんざりしながら言っている自分がいることは間違いないだろうが。



雪かきをしている時はまだ雪が降っていたが、家に入ってしばらくすると、日が射してきた。見ると雲ひとつない青空になっている。

スタッドレスタイヤを試してみなくちゃ。11月初めに交換してようやくその威力を発揮するときが来たのだ。



車に積もった雪をおろし、出発した。
新しいスタッドレスタイヤということもあるのか、予想以上のグリップ感がある。新雪の上を走った時の感触は気持ちいい。



中軽井沢を出発し、国道18号を軽井沢方面に走る。途中、離山の交差点で旧軽銀座
方面に行く斜めの道に左折した。
木々に積もったさらさらの雪が風にあおられて時折視界が真っ白になる。



プリンス通りから国道18号バイパスでの右折待ちをしていると、結構な車が碓氷軽井沢IC方面から走ってくる。雪なのに来るのか、雪だから来たのか。



駐車場の隣の車の取っ手にはツララが下がっていた。

清水の

清水の次郎長を舞台から突き落とす覚悟で「購入」ボタンをクリックした。
昨日の話である。

早いもので年内に届いてしまうらしい。

今現在、外は雪が降っている。
かなりの降雪で、ここに引っ越してから初めての本格的な積雪になりそう。

天気予報はWetherNewsもYahoo!天気も明日まで雪。
最高気温は0度よりも上がらない模様。

ビスタねー

最近になってWindows Vistaの予約受付の広告を見るようになった。

新しいOSが出るということは、ここで公開しているソフトが新OSで動作するかを試さなければならない、ということを意味する。
個人的にはVistaというOSには別に興味はなく、重い腰をなかなか上げられずにいたが、そろそろ考えなければならない。

これからはウェブでいろいろなことができるようになってくるし、そうなるとOSの重要性はますます薄れてくるわけで、OSが進化することに意味がない、とまでは言わないけど、果たして大枚をはたいて手に入れるだけの価値があるのかと思うのだ。

それはそれとして、評価環境としてVistaが必要だということははっきりしている。
で、OSを買うという話ついでに、開発用の新しいソフト(Visual Studio2005)も必要かもしれない、という話も実はある。

Visual Studio2005を買うのであれば、マイクロソフトが開発者用に提供するMSDNというサービスにも加入すればVistaを含めたOSその他のソフトいろいろが手に入る。
（MSDNにはその昔、何年か加入していたが値段が高すぎてやめたという経緯がある）

と、いうわけでいま手に入れるべきは、Visual Studio2005とMSDNでありそうだということがわかった。
Visual Studio2005自体にいくつものEditionがあるのとMSDNもいくつものEditionがあって、さらにその組み合わせがいくつもあるという、異常なくらいに複雑な体系があり、それをマイクロソフトのホームページを数時間、読みあさって、ようやく自分に必要な最適パッケージは
Visual Studio205 Professional Edition with MSDN Professional Subscription
であることが判明した。

ここまで来たらあとは各ショップでの値段を調べることになる。
調べた結果、信頼できそうなショップで、かつ、最安値なのはAmazonの14万9000円だった。

約１５万円ねー。
買うなら今年度の経費にした方がいいだろうし。

１５万円ねー。
「購入」ボタンをクリックできずにいまに到っている次第である。

今年最後の

この仕事をしていて至福の瞬間を感じることがいくつかあるが、そのうちの１つが下世話な話だが請求書を作っている瞬間だったりする。
その請求書も今年最後となるものを作って送った。
個人事業主の年度末は12月だから、今月末で今年度の経理も締めとなる。

その請求書の送り先の年内の業務が28日までだとわかったのが昨日のことで、あわてて請求書を作って送ったのだった。（29日だとしてもそんなに変わらないかもしれなかったが）

間に合わないと、来年度に先送りになり、今年度と来年度の売上高が変わってしまうことになるため、あまり好ましい事態ではない。

ここから東京までなら通常なら1日で届くはずだが、この時期、年賀はがきなどで郵便も滞りがちだろうから、少し遅れるかもしれない。
昨日、近所の郵便ポストに投函したが、あとから集配局の郵便局に出しに行った方が早かったかもしれない、と後悔した。
その郵便ポストの収集が翌朝だったとしても、その翌々日に着いてくれれば間に合うわけで、まあ大丈夫だろうけど。

年内最後の請求書を送ったからといってもやらないといけない仕事が終わったわけではない。
本業の合間でいいから、ということでやっている仕事もあるし、来年にはこの本の後継本の話も動きそうだから、正月休みの間は仕事してるだろう。ただし、その期間は全開じゃなくてぼちぼちと。
萌年表への要望も来ていてやりたいところだけど、しばらくは無理かも。

蕎麦：笹舟

前から散歩道にあって気になっていた笹舟という蕎麦屋に行ってみた。



席数は座敷に3席、土間？に2,3席と少し狭く、どこかのお宅にお邪魔したような感じで、隠れ家風のお店だ。

天ぷら蕎麦を頼んだ。ツレはとろろ蕎麦。

でてきた蕎麦は平べったく太めの麺だが、もったりとした感じはなく啜ると喉ごしよく胃にすべりこんでいく。量も十分ある。

軽井沢の蕎麦屋で比較すると、平らな形は「かぎもとや」のものに似ているが、あの麺ほど黒くはなく、また噛みごたえのあるかためのものではない。
好みとしてはコシの強さがもう少しあったほうがいいと思ったのだが、これはこれで十分おいしい。

つゆは甘めのもの。
天ぷらもカラッとあがっている。小海老が2本とピーマンなどの他にブロッコリーの天ぷらも入っていた。堅そうな印象のブロッコリーだったが、齧ってみるとすごく柔らかくみずみずしい。



蕎麦の写真は撮りわすれたので、蕎麦湯で勘弁を。

せっかくいい店を見つけたと思ったが、年内で閉店。その後は、ご主人の体調を見ながら土日開けるとのこと。
土日に来て開いてたらラッキーと思って下さい、とのことだった。

ポインセチア

軽井沢には世界に誇れる巨大スーパーツルヤがある。
というのは大げさだが、mixiにはツルヤのコミュニティがあるほどに、このスーパーは愛されている。

そのスーパーで花をもらった。そんな企画があるとは知らずに行ったのだが、4000円以上買った人に先着順でもらえるというものだったらしい。

何種類かの花から選べるようになっていて、そのなかから真っ赤なポインセチアを選んだ。

実は、何年か前に買ったものがあって、買ったときは直径5センチほどの鉢に植えられた小さなものだったが、いまはずいぶん大きくなった。引越しのストレスにも耐え、今の家でも元気に育っている。
大きくなったものの、赤い葉っぱが落ちたあとは緑の葉がもさもさと生えるばかりで、少しも赤くなる気配はなく今に至っている。

秋に日に当てる時間を少なくすると赤くなるということは聞いていたが、面倒なので、緑の葉っぱなだけの植物という存在に甘んじてもらっている。



緑のポインセチアも結構、よく育っていると思っていたが、こうやって２つ並べてみると、貧相に見える。剪定もしたほうが良かったらしい。

千ヶ滝温泉

この間の日曜日に近所の千ヶ滝温泉へ行った。

http://www.princehotels.co.jp/sengataki/spa/index.html

前に行った星野温泉からすぐ近くにあり、泉質はどちらも同じで弱アルカリ性低張性高温泉とある。しかし謳っている効能が違っていて、星野温泉が、美肌、高血圧、冷え性、神経痛、糖尿病などとされるのに対して、千ヶ滝は、神経痛、筋肉痛、運動麻痺、慢性消化器病などとなっている。

土日の料金で風呂だけだと1500円。いろいろなお店に置かれている割引券でもここから200円しか引かない。星野温泉のように町民割引もない。
そのかわりランチとセットのプランがあってこれが1900円。上のページの割引券を持っていけば、1800円になる。
温泉に入るだけで1300円も出そうとは思わないが、ランチプランならまあ納得できる値段かなという感じ。

露天風呂の底がぬるぬるするのがちょっと気になった。蚊柱みたいのも立ってた。（蚊じゃないかも）

星野温泉よりも想定客層の年齢は低めのようで、温泉以外にはスケート場とかゲームセンターとか卓球場とかの施設があって子供連れだったら、こちらは一日いても楽しめるだろう。

そういえば、折り込みチラシに風呂の日半額券（12月から3月までの各26日）、早割り半額券（16時までに受付）というのが入っていたので、こんどはそれで行ってみよう。

2度目の積雪

昨日の夜9時半頃、軽井沢駅まで人を送るために外に出たら雪が降っていた。

東京では見たことのないさらさらとした雪。
車のヘッドライトが照らす先で、雪は地面に着地することなく風にあおられて、うねった模様を描いていた。

夜中に一旦やんだものの朝にはまた雪となってわずかながらの積雪。

昼近くなってからは太陽も出てきて、積もった雪は瞬く間に解けてしまった。



いつもの散歩コースの三井の森。



石段に積もった雪が川瀬巴水の版画のように写った。



日陰にはまだうっすらと雪が残っていた。



午後からはすっかりと晴天となったこの日の夕焼け。

今日の散歩写真(061216)

午前中は晴れていたが、午後になってから曇り。

曇ってしまった午後であるが、片づけないといけない仕事もあるが、とりあえず今日も散歩にゴー！

最近お気に入りの散歩コース、三井の森へ。



広い道が通っているが、この時期、人も車もほとんど通らない。
左手を見上げても、右手を見下ろしても斜面の木立のところどころに別荘が建っている。
今日はどれにするか物色しながら、じゃなくて、こんな家に住むのもいいなあとか、いろいろ夢想しながら歩くのが楽しい。



なかにはこんなワイルドな崖もあって、その上にも下にも家が建っている。
落ちてこないか心配になる。



浅間山もきれいに冠雪。でもふもとではほとんど雪降らず。



国道18号の下をくぐる湯川。
この橋の下をくぐれば、交通量の多い18号を横断しないですむ。車もときどき通っている。前にタクシーが川に降りていくのを見て、何しに？と思ったが抜け道に使っているようだ。
こんどやってみよう。
ただし、増水時には注意。



中軽井沢の南側すぐの道にあった石碑。
旧中山道宮之前一里塚、と書いてあった。
いまの国道18号は中軽井沢の北側を通っているが、かつては南側を通っていたのだ。
でも、中軽井沢駅の北側が沓掛の本陣だったから、いまの駅舎を通り抜ける格好で道がうねって、南側に抜けていたのだろう。

[松代]長国寺

真田家代々の菩提寺、長国寺。
真田郷の松尾城内に長谷寺として建立されたのが始まりで、真田家が松代に移封になったときにこの地に移転し、寺名を長国寺とした。



長国寺は曹洞宗による禅刹。
まっすぐに敷かれた石が禅寺らしさを感じさせる。



屋根にはシャチホコと真田の六文銭。



真田家のお寺だから、山号は真田山。



古びた建物に夕日があたる。



境内の紅葉もまっさかりだった。（撮影は11/25)



（松代の話、このへんでおひらき）