SOHO@軽井沢

仕事の話はほとんど出てきませんが、軽井沢でSOHO生活してます。

町民は見た

2006年11月24日 19時29分52秒 | 日常
ここ軽井沢ではゴミは全部で18に分類して出すことになっている。
町専用の袋が売られていて、そのゴミに入れて出す。

この話は不動産屋で契約する時にも聞いたし、転入届を出したときにも、手続きが済むまでの間、あちらの窓口に言って、ゴミの話を聞いてきてください、と言われて、その筋の窓口でゴミの出し方とか、時間、出す場所について教わったりした。
ゴミについてはかなり徹底している。

ただ、実際に分別を始めると出るゴミのほとんどが「燃えるゴミ」と燃えないゴミは「容器包装類」になる。それ以外のゴミがたまに出たときは、これは何かな~とゴミの出し方の説明のパンフレットを見て、捨てれば良いので、そんなに大変だと思ったことはない。

近所のゴミ置き場に出さなくても、町の外れにある塵芥処理場に直接持ち込むこともできる。

今日は何のゴミの日、とか、朝までに出さなければというプレッシャーがないので、実は持ち込んだほうが楽で、最近はもっぱら車にゴミを積み込んで、捨てに行っている。

処理場では燃えるゴミはココ、容器包装類はココというように場所が決められているので、車から出したゴミを持って、決められた場所に置いていく。

ここに来るのは町民しかいないので、ここに来る人を観察していると、軽井沢にはどんな人が住んでいるのかがわかって面白い。普通の庶民風の人もいれば、もしかして金持ち?という人など、いろいろだ。高級外車もあれば普通の車もある。今日は自転車でゴミを運び込んでいる人を見た。
ま、本当の金持ちは自分でゴミを捨てに行くわけはないから、ここには来ないんだろうけど。

ところで、町民もこれだけ分別しているのだから、処理場の方でも当然、分別されたゴミはそれぞれの方法で処理されていると思っていた。
しかし、今日見たのは、処分場の作業員のおじさんが発泡スチロール置き場に置かれている発泡スチロールを容器包装類の置き場に移動させている姿だった。

なんだ、やはりそうだったのか。
不動産屋さんが、契約の時にちらっと言った「どうせみんな燃やしてるんだろうけど」という言葉が気にはなっていたが。

だからといって、分別をやめるつもりはないけど、町民としてはちょっと複雑な気分だ。


時次郎から宝性寺

2006年11月23日 17時13分52秒 | 散歩写真
長倉神社の裏手にはちょっとした公園があって、そのど真ん中に大きな石の碑が置いてあった。



近寄ってみると沓掛時次郎の碑とある。
沓掛時次郎というのは長谷川伸という人の小説の主人公で実在の人物ではない。調べてみると1929年に大河内伝次郎の主演で映画が作られて依頼、1966年の間に8本の同名の作品が作られているから、かなりの人気があったようだ。

いまの中軽井沢のあたりはかつて沓掛という地名だった。中山道の沓掛宿である。
時次郎はここの出身ということになっているらしい。

この碑のもとには英語、韓国語、中国語の説明文があった。
これを見に海外から観光客が来るんでしょうか。

しばらく歩いているうちに町役場の裏に出た。ここから旧軽井沢と小さな標識のある道を見つけたので、そちらに向かうことにした。



やがて林の中に別荘が埋もれるこんな道になった。



さらに歩いていくと寺が見えてきた。宝性寺という寺だそうだ。



建物は割と新しそう。
墓地経営でやっているようで、墓地の募集看板が大きく出ていた。



寺は最近の再建らしく、寺自体は昔からあったことを思わせる「弁財天」と書かれた石が門前に立っていた。



この石も古そう。



門を入ると六地蔵。



立派な梵鐘もある。

おや。あれは!
テレビで見たことがあるが、あれは自動鐘突き装置では。
参考
動いているところを見てみたいなあ。

携帯の地図で見ると旧軽井沢まではまだありそうだったので、ここで引き返すことにした。
町役場手前の細い道に適当に入っていくとこんな看板があった。



川に魚を放流してあるのだそうだ。
川に。



川!?

この水路をじっと見ながら歩いていったが、魚のさの字も見つけることはできなかった。

宝性寺


長倉神社

2006年11月23日 15時58分13秒 | 信州の寺社
今日やらないといけないかと思っていた仕事も昨日のうちに片づき、今日は何の予定もなくなった。
世間的には祭日だしと思って、散歩に出かけることにした。

そういえば、近くに長倉神社というのがあったなと思い、まずは神様にご挨拶に行くことにした。



歩いて10分程で長倉神社に到着。
この地域の字名を名にもつ産土神社。祭神は誉田別尊(ほむたわけのみこと=応神天皇)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと=神功皇后=応神天皇の母)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)とあるから、八幡の名はないが、八幡神社の系統だ。



鳥居の前には道祖神と書かれた石。



鳥居には写真のように邪気払いのためか、横向きに付けられた枝があった。



浅間山がきれいに見える。



湯川にかかる赤い橋を渡るといよいよ長倉神社の神域に入る。
気を引き締めて橋を渡った。



参道を本殿に向かう。



境内にはいろいろな信仰の跡が残される。
これは聖徳皇太子と刻まれた石。



出羽三山の名が刻まれる石。
真ん中は湯殿山、右に月山、左に羽黒山と読める。
出羽三山だと真ん中が羽黒山になりそうなものだが。湯殿山を特に信仰する人の寄進か。



本殿前には子の背中に足をかけた親の狛犬。





本殿背後には社日塔(社日さん)と呼ばれる神の名が刻まれた五角形の石が立っていた。それぞれ天照大神、大巳貴命、倉稲魂命、少彦名命、植山姫命と読める。

この五角形の塔のことは、「久延毘古 独言」で初めて知ったが、けっこうあちこちにあるようだ。こちらのページも面白いのでぜひご覧を。

長倉神社

今日の軽井沢[061121]

2006年11月21日 22時19分25秒 | 散歩写真
昨日の雨は浅間山の頂上では雪だったようで、今日は上半分が真っ白になっていた。



家の近所を散歩していたら古いお墓を発見した。
刻んである文字は既に読めなくなっている。



家の裏側には新しそうだが、こんな石仏が。
真ん中の石には旧草津街道と刻まれている。
中軽井沢から国道146号を北上すると草津温泉に到るが、裏にあるこの細い道がもともとの草津に行く道だったらしい。


セミナーに参加

2006年11月20日 21時37分16秒 | 日常
とあるセミナーを聴講するために新幹線で大宮に行った。
軽井沢駅ではすでにクリスマスツリーが飾られていた。



参加したセミナーというのは、
「1人で出来る会社設立-新会社法に基づく株式会社を1人でらくらく作る法」

引越が終わったら、いまの個人事業を法人化しようと思っていたところに、セミナーの案内があったので、参加することにした。

法人にする理由は、ふたつあって、ひとつは信用面、もうひとつは、経費面で、法人の方が有利ということがあるためだ。

独立した10年前には売り上げが1500万円以上なら法人にした方がいいという話を聞いたことがある。人によって2000万円という人もいた。
これは売り上げでの話なので、経費を引いた利益で比較しないと意味がないと思うのだが、この話を信じるなら、いまの稼ぎではまだまだ法人にしない方がいいということになる。
ただ、あれから法人税は下がっているし、この額ももう少し下がっているはずだ。

それと『個人事業・自由業者のための会社をつくるメリット・デメリット本当のところズバリ!』という本によれば、会社の方がいろいろ節税のテクニックも多いようだ。(もちろん非合法な話ではなく)
政府の方針として個人よりも法人の方を優遇する政策は今後も続きそうだし。

セミナーは午後いっぱいを使って、行政書士さんが、会社設立ための手順と提出書類、提出先を1から説明してくれるというもので、すぐにでもできそうな気になって帰ってきた。

ただ、今年いっぱいはこれにかける暇はないかも。

エンジンかからず

2006年11月17日 18時44分18秒 | 日常
出かけようとして車のキーを差し込み、キーをひねった。
いつもなら軽快な音とともにエンジンの回る音が聞こえるはずなのに、セルモータのシュルシュルという音ばかりでいっこうに火が入らない。

何度か繰り返してみるがエンジンは回らない。
アクセルを踏みながら何度かやっているうちにようやくガタガタと回り出した。しかし、振動が激しい。空ぶかししてみると、回転数があがるが、アクセルから足をはなすとそのままストーンと止ってしまってしまった。

困った。ディーラーはここから高速を使って1時間ほどの長野まで行かないとないし。

しばらく繰り返しているうちに、ようやく止らないくらいにエンジンが回り出した。ガラガラという異常な音がしているが、そのままアイドリングさせているうちに音は少し収まってきた。

ガラガラという音はするが走ることは走る。カーステレオのスイッチを切ってエンジン音に耳を澄ませながら車を走らせた。

スバルのディーラーが割と近いところにあるのを思い出して、そこまで行ってみた。ダメ元でエンジンを見て欲しいと頼むが、プジョーだと言ったところで断られた。最近の車はコンピュータ制御だから。特に外国車はねと。
まあ、そうだと思った。

走らせているうちにエンジンのガラガラ音もだいぶ収まってきた。

急に寒いところに来たせいか。
そういえば最近はロクに暖気もしないで走らせたり、水温計は上がるけど油温計が全然上がらないうちに目的地に着くような走らせかたばかりだったから、調子が悪くなったのかもしれない。
それに最近、ガソリン代が高いから節約のため回転数も上げないようにして走ってたし。あまり回転数を上げない運転ばかりしていると回らないエンジンになってしまうと聞いたことがある。
それとも、あまり撫でてやらなかったから拗ねたのか。

用件を済ませた後、ちょっと走らせてやるか、と目的地を決めずに走った。
油温計が十分上がったのを見て、少しエンジンを回してやることにした。

ギヤをローに入れてアクセルを踏み込む。エンジンがうなりを上げ、4000,5000,6000とレッドゾーンぎりぎりまでタコメータの針が上がっていくのを確認してクラッチを踏み込んだ。セカンドに入れて再びアクセルを踏み込む。3000,4000。一般道なのでそのへんでやめておく。そのまま高回転を維持したまま走らせた。
5000回転以上になるとかなりうるさいエンジン音も聞きなれたいつもの音で、特に問題はないようだ。

降りてから忘れずに車を撫でてやった。
もう拗ねないでくれよな。




夕刊なし?

2006年11月14日 16時12分01秒 | 日常
実家を出てから今回の引越で4度目となる。引越のたびにまっさきにするのが新聞の申し込みだ。

いまどきは各新聞社がウェブでニュースを提供しているから、ニュース記事を読むだけなら紙の新聞を取る必要はない。しかし、新しい土地で見たいのは、新聞に折り込まれているチラシの方だ。

折り込みチラシを見ることでどこにどんな店があるかがわかる。特に地図を見るとその店だけでなく、その回りに何があるのか、どんな道があるのかがわかってくる。そして、見た地図を頭に入れ、そして別のチラシで記憶していた地図と結びつけることによって、だんだんと頭の中の地図が広がってくる。

引越前に読んでいた新聞の夕刊と土曜日版に楽しみにしていた連載があったので、今回も同じ新聞にした。申し込んでわかったのは、こちらでは夕刊がないということだった。
今まで住んだ場所ではそういうことがなかったので、これにはびっくりした。
夕刊がないということは楽しみにしていた連載も、もう読めないのか、と思ってがっかりしていた。

ところが、届いた新聞を開くと朝刊に夕刊の連載も載っている。夕刊の4コマ漫画まで一緒に出ている。朝刊の4コマ漫画は定位置にあるから、朝、新聞を開くと2つの4コマ漫画を見ることができるのだ。
何だか勝手が違って変な感じだが、とにかく夕刊で楽しみにしていた連載は読むことができることがわかって安心した。しかし、全部出ているわけではなかった。歴史学者や民族学者が日本の風俗などについて書いていた連載があったのだが、こちらはなかった。もう読むことができないらしい。

地元の信濃毎日新聞なら夕刊があるらしいが、これはちょっとしたカルチャーショックだった。




猿の惑星かここは

2006年11月13日 20時51分29秒 | 日常
車で買い物に出かけ帰ってきたところ、駐車場にサルがたくさんたむろしていた。
駐車場だけでなく家の回りにもあちこちでサルが歩いている。
見慣れた家の周辺なのに現実の世界とは思えず、映画でも見ているかのようだ。

動物界は弱肉強食であり、人間も弱いと見られればなめられてしまう。
くそう、そうはさせるか、と空ぶかしをしながら、サルの集団に向かって車を進めた。もちろん、サルにぶつからないようにして。

しかし。

逃げない。
クラクションを鳴らしたらようやく隣の敷地へと逃げていった。

それでも、逃げないサルが1匹いた。
体の大きいサルで、あれがボスザルだろう。
体を張って皆を守ろうとしているようだった。
よく見ると首に発信機のようなものを付けている。

地元のFM軽井沢ではサルの位置情報を放送しているが、この発信機を使って場所を把握しているのだろう。

野生の動物がいるのもまた軽井沢。


星野温泉とんぼの湯

2006年11月12日 23時20分58秒 | 日常
うちから程近いところにある星野温泉のとんぼの湯に行った。
ここは町民であれば、ありがたいことに入浴料が割引になる。

建築家・東利恵氏による和モダンな感じの建物で、男女二棟の建物が建つ。
内湯の建物には大開口の窓が取り付けられていて、その窓からはちょうど最後の紅葉を堪能できた。上を見上げると三角屋根に組んだ木の天井があり、温泉成分のせいかほどよく黒ずみ、まるで古くからある銭湯の建物のよう。
大きな岩で組まれた露天風呂もなかなかだ。

お湯は源泉かけ流しで、濾過していないため湯の花が浮かんでいる。
出た後、顔の肌がつるつるになっていた。さすが美肌の湯というだけのことはある。

ただ建物がデザイン優先の弊害か、男女で行った場合、待ち合わせるちょうどいい場所がない。待ち合わせはこれからの季節はつらい外のベンチか、ずっと手前にあるカフェ内しかない。「神田川」じゃああるまいし、それだけが難点。

トンボの湯