SOHO@軽井沢

仕事の話はほとんど出てきませんが、軽井沢でSOHO生活してます。

見本誌出来

2008年02月27日 21時54分00秒 | 日常
見本誌が送られてきた。
書店に並ぶのは1ヶ月後だろうか。



今回の初版部数はこれまでに見た事のない部数。
なんだか出版社も気合いを入れている。
見た事のない部数といっても大手出版社のように万単位というわけではないが。
自分のような者の書いた文章を大量に印刷してしまっていいのかとドキドキしてしまう瞬間でもある。(そう言った所で、もうどうにもならないところに行ってしまっている)

各停申告

2008年02月26日 20時53分08秒 | 日常
個人事業主にとって確定申告は1年を締めくくる決算にあたる。そして、その年の売上高が計算され、払うべき税額がこれによって確定する。今年も頑張ったなあと、その金額を見ながらしみじみする時期でもある。
毎年毎年、各駅停車の列車が駅に停まるように、確定申告を行う。
だから、各停申告。

なんて、税務署のキャッチコピーに使ってくれないだろうか。
安くしておきますぜ、旦那。

そんなわけで今年も佐久税務署に提出しに行った。軽井沢に引っ越してから2度目の佐久税務署。去年は提出した書類を署員の人がチェックしている間、後ろに並んだ人から見られ放題だった机の配置が、今年は見えないように変わっていた。去年、ブログに書いたからだろうか。いや、そんなことはないか。

ちなみに、この時期に必死になって領収書を整理する人がいるが、私の場合は年の終わりにはすべての領収書は会計ソフトにほぼ入力し終わっている。
まめな性格だから?
いいえ。
忘れずに入力するシステムがあるから。

それは領収書をしまい込まない事。
目立つ場所に領収書置き場を作れば良い。

家ではリビングのテレビの横の机が領収書置き場となっている。
溜まってくるといやでも目に付くから、自然と入力するようになるのだ。

朝焼け

2008年02月18日 22時03分06秒 | 日常
今朝の東の空。



軽井沢上空は雲に覆われていたものの、群馬県側は雲がなくこんな朝焼けが見えた。
その後、軽井沢も雲が晴れて、いい天気の一日となった。


ル・ベルクール

2008年02月17日 21時12分28秒 | たまーに行くならこんな店
六本辻にあるフレンチレストラン。

去年の年の瀬の雪のちらつく日、駐車場に車を入れると2人の女性が傘を持って車の脇まで来てくれた。



材料があれば野生の鹿などのジビエ料理も出してくれるという。
この日は材料の入荷がなく、ランチコースでメインディッシュに牛肉を選んだ。ツレは魚をチョイス。前菜、スープ、メインいずれも丁寧に作られていておいしい。





テーブルには名前を書いたネームプレートが置かれていた。予約したときに聞いた名前をさりげなく書いて置いておいてくれていたのだ。それに、客との程よい距離感を保った接客は、軽井沢の数ある店の中でも断トツのホスピタリティの良さだと思う。

メインディッシュのあと、軽井沢近くの東御で取れたリンゴを使ったというアップルパイが出た。酸味が効いた上品な味わいだ。最後に食後のコーヒーで満足感を味わっていると、サプライズが。

もう1品デザートがありますので、と出してきたのはこの2段になった皿。
ここから1品選ぶのかなと思っていると、そのまま置いていってしまった。
はぁ?全部食べていいってことか。



なんという贅沢感の味あわせ方か。
どうすれば人が満足するかということをあきれるくらいに知っているのだ。

結局全部は食べきれなかった。
残った分は箱に詰めて持たせてくれた。
これで5000円。赤字では?と心配になるくらいだ。

ル・ベルクール

ル・ベルクール

2位

2008年02月13日 17時32分16秒 | 日常
2002年に出したこの本
いまでは出版社の在庫もなく、アマゾンでは定価より高いプレミア価格で中古本が売りに出されている。

アマゾンでは売り上げの順位が出るようになっているので、よく見ている。

最近は在庫もなくずっと低位にいたのだが、今日見てみると、
「仏教美術」のカテゴリーで2位、「京都・奈良」で4位
となっていた。
新本が出たころならこれらのカテゴリーで1位というのは、よく見たのだが、在庫がない今ではあり得ない。



別にこういう商売をしている人の邪魔をするつもりはないし、納得してお買いになっているのなら、別に何も言わないのだが、定価よりも高いということを書かずに売っている業者もあるようで、知らずに高い本を買っている人もいるのではないだろうか。

中古であろうと買って下さるのはありがたいが、やはり注意を促しておいた方がいいのではないかと思って、こういう記事を書いている。

この春に、範囲は京都だけになりますが仏像のガイドブックが出る予定です。もしそれでも旧版をお買いになろうとされる方は、定価(1575円)よりも高い中古本が流通していることをご理解の上でご購入ください。


軽井沢最初の別荘

2008年02月09日 15時48分43秒 | 軽井沢の史跡
軽井沢に移住する人は町内の観光地のほとんどはめぐった上で、越してくるのではないかと思う。いろいろ行ったつもりだったが、旧軽井沢銀座のはずれからほんのわずか先にあるここにはなぜか行ってなかった。



イギリス人宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショーの別荘。
ショーハウスと呼ばれる。
明治21年、軽井沢に最初に別荘を建てた人とされる。
この建物はショーが最初に軽井沢を訪れてから100年を記念して、昭和61年に復元された。



この人がショーさん。
江戸時代は中山道の宿場町として、参勤交代の大名や旅人によって潤った軽井沢も明治になって参勤交代もなくなり、旅人もあまり通らなくなってからは寂れた。ショーは、その静かになった軽井沢を明治19年に来て気に入って以来、避暑に訪れるようになり、やがてこの地に別荘を建てた。



傍らには礼拝堂もある。軽井沢最初の教会だ。
日本の大工さんが建てたらしい二重の切妻屋根は十字架がなければ普通の日本家屋だ。



窓の上が丸くなっているところは、日本家屋との違いを感じさせる。



西洋風の鐘には何やら漢字が書かれていて、これも日本で作ったものであるようだ。



2007年12月の初冬の空。



敷地内にはこんな日時計もあった。



室内はこんな感じ。



屋根は梁が剥き出しになっている。
そして剥き出しの電線は見るだけで感電しそう。

そして興味深いのは小屋組みが、明治になって日本に入ってきたとされるトラス構造になっているところ。三角形を構成するように部材を組み合わせて屋根を支える構造で、それまでの日本建築にはなかったものだ。

奈良の東大寺や唐招提寺にも明治の修理で導入されたくらいに日本の建築界にはインパクトのあったものらしい。
別に建築の構造に詳しいわけではなく、この2つの寺の明治の修理のエピソードを覚えていただけなのだが。

大正時代に改修されているらしいので、これはそのときに取り付けられたのかもしれない。
大正時代としても、当時からこの地には最先端なものが入りつつ、落ち着いた風情を保つ今の軽井沢に通じるものがあったのだろう。

ショーハウス記念館

さるおかたの?

2008年02月06日 18時12分12秒 | 日常


夕方から再び雪がちらついた日、
ふと庭を見ると、何者かの足跡が縁側に向かって点々とついていた。
端の雪がどっさり積もっているところは、お腹を引きづったような跡がある。

猿だろうか。
この間も来ていたし。

猿も餌がなくて大変だろう。
人間とうまく共生できる方法があればな、と思う。
猿が人間のルールを理解できれば簡単だが、それは無理。
逆に人間が猿のルールをまねる。
人様のものを勝手に奪い取っていいとか。
やはり無理か。

降る降る

2008年02月03日 14時56分05秒 | 日常
昨日の夜、10時前に家を出たときには降り始めだった雪が一晩中降り続いていたらしい。
そして今日も一日降り続くようだ。
この冬一番の積雪。



近所の大木も枝まで雪に埋もれ(嘘。ただの垣根の小さな木)、



雪はうねうねと積もり、



我が車も笑った顔のままで埋もれていた。

こんな雪の日曜日は熱燗で雪見酒としゃれ込みたかったが、あいにく家にあるのは料理酒のみだった。