SOHO@軽井沢

仕事の話はほとんど出てきませんが、軽井沢でSOHO生活してます。

台風の爪痕

2007年09月10日 22時36分05秒 | 日常
京都に取材に出かけている間に軽井沢を台風が直撃していた。
ホテルでテレビのニュースを見たり、軽井沢在住の方々のブログを覗いてみると軽井沢でも結構被害があったようだ。長時間の停電もあったらしい。
貸りている家は大丈夫だろうか。新築だけど安普請な感じだから雨漏りくらいはしているかもしれない。駅前の駐車場に置いた車は倒木の下敷きになってないだろうかと心配だった。

9日の夜に京都から戻ってきて、軽井沢駅に降り立つと木の香りがいつもよりするような気がした。あちこちで折れた木のせいか。
駐車場の車はフロントのバンパーの下に折れた枝がはさまっていただけで、無事だった。家もちゃんと建っていたし、雨漏りもしていなかった。
強いて言えば、玄関脇に紙を貼って作った表札がやぶれていたくらい。

翌日の午後に車で出かけるついでに寄り道をして、あちこちの様子を見てみる。
中軽井沢の裏の通りを通ると、舗装道路にかぶった土砂をスコップで取り除く人。
さらに進むと千ヶ滝の別荘管理事務所前から西に向かう道路が通行止めになっていた。
台風が通過して3日も経っているのにこの状況ということは、通過直後は相当にひどかったのだろう。

いったん、国道に出てから1000メートル林道に抜ける。道路北側の国有林はところどころ木がなぎ倒されている。数10本単位で木が倒れているところもあれば、ほとんど倒れていない場所もある。皆、倒れている方向は同じで、正確にはかったわけではないが、木の先を南西に向けて倒れている。浅間山に当たった風が跳ね返って斜面に沿って降りたせいか。
この道から浅間サンラインに抜ける角の土地などは、爆撃でもあったかのように、ことごとく木が倒れている。地盤が弱いためなのか、木の質なのか、それとも風の通り道だったのか。



道に倒れた木は、とりあえず枝だけ切って車が通れるようにしたところもあった。



水が引く前にいろいろ見られたら土地探しのヒントとして役に立ったと思うが、さすがにこの日は水の溜まっているところはなかった。それでも木の倒れ具合から推測できる土地の様子は充分に参考になる。

最後になりましたが、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。