自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

失われた週末

2021-10-10 | 吹き替え
レイ・ミランドさん主演の「失われた週末」(1945年作品)です。
以前キャストをご紹介しています。
ウィキにキャスト詳細が載っていましたので、こちらにも載せさせて頂きます。

悟朗さんはレイ・ミランドさん扮するアル中の小説家を吹き替えていらっしゃいます。
重度のアルコール依存症の彼を、兄と恋人が更生させようとする話です。
ミランドさんはこの作品でアカデミー賞主演男優賞を受賞なさいました。

「失われた週末」は4つのアカデミー賞(主演男優賞、監督賞、作品賞、脚本賞)を受賞していますが、キー局でのゴールデンタイムの放送はなく、テレビ神奈川の吹き替え制作、放送でした。
この件に関してずっと以前、自称吹替評論家様にご教示頂いた事があります。
「失われた週末」がキー局で放送されなかったのは、主人公がアル中だった事が理由らしいです。
スポンサーにお酒のメーカーが多かった為、こういうストーリーは避けられていたのかもしれません。

同じ様な理由からか、ジャック・レモンさん主演の「酒とバラの日々」(1962年作品)もテレビ神奈川で制作、放送されたそうです。
ご参考に「酒とバラの日々」のキャストも下の方に載せました。

自称吹替評論家様、今更ですが、色々教えて下さり有難う御座いました。

***


「失われた週末」 北米版ブルーレイの表紙 (2020年11月24日発売)


ドン(レイ・ミランド/納谷悟朗)、恋人のヘレン(ジェーン・ワイマン/沢田敏子)


ドン(納谷悟朗)、ヘレン(沢田敏子), ドンの兄ヴィック(フィリップ・テリー/筈見純)

*クリックすると拡大します


ウエイトレスのグロリア(ドリス・ダウリング/翠準子)、 ドン(納谷悟朗)

*クリックすると少し拡大します


ナット(ハワード・ダ・シルヴァ/塩見竜介)
手前(後ろ姿)はレイ・ミランドさんです。

*クリックすると拡大します


ドン(納谷悟朗)

*クリックすると少し拡大します

***

「失われた週末」
The Lost Weekend 1945年 米
1977年2月7日(月) テレビ神奈川 月曜ビッグスクリーン
ビリー・ワイルダー監督(アカデミー賞監督賞)

ドン・バーナム (レイ・ミランド): 納谷悟朗
ヘレン・セント・ジェームズ(ジェーン・ワイマン):沢田敏子
ヴィック・バーナム(フィリップ・テリー):筈見純
ナット(ハワード・ダ・シルヴァ):塩見竜介
グロリア(ドリス・ダウリング):翠準子
ビム(フランク・フェイレン):村松康雄
デヴァリッジ夫人(メアリー・ヤング):川路夏子

緑川稔、高村章子、辻村真人、高田竜二
国坂伸、仲木隆司、青木明子、峰あつ子

<日本語>

演出:好川阿津志
翻訳:岸本康子
制作:グロービジョン

***

<参考>

キンキンの吹き替えは無い様です。

「酒とバラの日々」 
Days of Wine and Roses 1962年 米
1973年4月2日(月) テレビ神奈川

ジョー(ジャック・レモン):穂積隆信
カーステン(リー・レミック):増山江威子

***

*自称吹替評論家様
*ウィキペディア、IMDb他

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