自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ノー・エスケイプ

2012-08-30 | DVD・ビデオ
ビデオ、DVD版の「ノー・エスケイプ」です。


ファーザー(ランス・ヘンリクセン):納谷悟朗

「ノー・エスケイプ」 ノー・エスケープ ノーエスケープ ノーエスケイプ
No Escape 1994年 米
別題 Escape from Absolom
1995年8月11日発売 ソニー・ピクチャーズ

ロビンス(レイ・リオッタ):大塚芳忠
ファーザー(ランス・ヘンリクセン):納谷悟朗
マリク(スチュアート・ウィルソン):池田勝
ケイシー(ケヴィン・ディロン):平田広明
ステファーノ(ケヴィン・J・オコナー):江原正士
キリアン(ドン・ヘンダーソン):塚田正昭
キング(イアン・マクニース):茶風林
ダイサート(ジャック・シェパード):田原アルノ
刑務所長(マイケル・ラーナー):飯塚昭三
ホーキンス(アーニー・ハドソン):大塚明夫
辻親八、宝亀克寿、古田信幸、大川透、稲葉実
ナレーション:大塚明夫

演出:高橋剛
翻訳:井場洋子
調整:阿部佳代子
プロデュース:吉岡美惠子
担当:神部宗之、菊地由香
制作:東北新社

***

西暦2022年。
上官を殺した罪で刑務所入りしたロビンスは、所長に刃向い、孤島アブソロムへ流刑されます。
そこへ下ろされた途端、アウトサイダーと言う暴力的な集団に襲われますが、ロビンスは見事にサバイバル。
この辺はスピード感がありました。

そしてインサイダーと言う、平和的な村の住人に助けられます。
風車があったりして、何だかナウシカでも住んでいそうな感じ。(???笑)

ここでやっと悟朗さんがご登場です。(27分頃)
ファーザーと呼ばれる、この村のリーダーです。
メルカッツ提督の声ですが、じっくりとした所が性格もそのまま??(笑)

ここで、平和(?)に暮らす事も可能ですが(普通はそれしかチョイスがないのだと思いますが)ロビンスはこの島を脱出しようとしていました。
(彼は軍の命令で行った残虐な行為を、世間に公表したかった様です。)
でもここは絶海の孤島。
しかも人工衛星によって厳重に監視されています。

しばらくしてアウトサイダーが攻めて来ますが(食料等を求めて、年に二度ぐらい攻めてくると言う設定らしいです)そこのリーダーの凶悪なワンマン、マリクが、ファーザーを見つけると「久しぶりだな、とっつあん」と言っていました。(笑)
(但し、フレンドリーに言っているのでは勿論ありません。笑)

この襲撃で、ファーザーは胸を刺されて、かなり重症に思えたのですが、(深く刺されていた様に見えたし、ナイフを抜く時にかなり出血していました。それにここには抗生物質等もなく、治療も難しいと思うのですが)案外ピンピンしていたので、驚きました。(笑)

が、ファーザーはその後、病気が悪化して、臥せっていました。
(悪性リンパ腫との事)
(皆には大丈夫と言って、実は重症なんて、沖田艦長の 宇宙放射線病並です。 笑)

ファーザー達は実は、ボートを作って、監視の目をくぐっての脱出を計画していました。
この島の秘密を世界中に暴露したいと言うのが、ファーザーの願いです。

ロビンスが目撃していた、最初(?)の脱出計画は失敗。
でも、他にもボートがあったのです。
が、部品の一つが足りない為、動かす事が出来ずにいました。
その部品がアウトサイダーのマリクの所にあるのを、ロビンスは見ており(もの凄い偶然。爆)危険を承知で、自分がボートに乗る事を条件に、ロビンスはそれを取りに行きます。

ロビンスを慕ってくれていた若い友人のケイシーは、止めるのを聞かずに、ロビンスの後を追いますが、完全に足手まとい。
しかも勿論やられてしまいました。
ロビンスは部品を持ってくる事に成功しました。

最後にまたアウトサイダーの襲撃がありますが、ロビンスは何かもの凄く強力な武器で大爆発させていました。
それでも生き残っているアウトサイダーも居て、これまたビックリ。(笑)
マリクは勿論生きていて(彼を一番のターゲットにして、武器を使わなきゃダメでしょう??苦笑)ファーザーは彼の手にかかってしまいました。
そのマリクは、ロビンスの手にかかりました。

この騒動のさなか、脱走用のボートが焼き尽くされてしまいました。
この村の中にいるスパイが原因ですが、この事件のお陰でスパイの正体をつきとめます。

ロビンスが使った武器があまりにも凄かったので、監視が驚き、所長がヘリで島へやって来ます。
スパイに所長のヘリの着陸先を変更する様に言わせ、ヘリを待ち伏せしてヘリを乗っ取り、ロビンス以下数名が島を脱出。
(ロビンスは、元は軍隊のヘリ部隊の隊長なので、ヘリの操縦はお手の物です。)

残った者達は、これから平和な村を再建する事になります。

ヘリを乗っ取られて、島に置き去りにされた所長とスパイ。
自分の置かれている状況を全く把握出来ていない所長は、ここでヘリを待つと言い張っています。
スパイは、早く逃げないと大変だ・・・と言うのですが、その時には、アウトサイダー達が近寄ってくる気配がしていました。
このラスト、なかなか面白かったです。

***

悟朗さんの渋くて静かなリーダー、素敵でした。
彼は人格者に見えますが、ここに居る人間は皆殺人を犯した者ばかり。
ファーザーは無実の罪で流刑されたと皆が信じていましたが、そうではない、とファーザー自身がロビンスに話していました。
それが本当なのかウソなのか、私には判断出来なかったのですが、それは単に深読みでしょうか?(笑)

皆さん良かったです。

***

オマケ写真です。


所長(飯塚昭三)、ロビンス(大塚芳忠)
飯塚さん、ピッタリすぎでした。(笑)

***

*荒野の流れ者様
*ウィキ、IMDb他



魔法の剣キャメロット

2012-08-22 | アニメ
「魔法の剣キャメロット」 1998年 米
Quest for Camelot

ワーナーブラザース制作のアニメーションです。


マーリン(納谷悟朗)
悟朗さんは魔法使いのオジイサンです。(笑)

ケイリー(ジェサリン・ギルシグ、アンドレア・コアー(歌唱)):鈴木蘭々
幼少時のケイリー(サラ・フリーマン):鈴木愛
ギャレット(ケーリー・エルウェス):川平慈英
ルーバー(ゲイリー・オールドマン):萩原流行
デボン(エリック・アイドル):田中裕二
コーンウォール(ドン・リックルス):太田光
ジュリアナ(ジェーン・シーモア、セリーヌ・ディオン(歌唱)):岩崎宏美
アーサー王(ピアース・ブロスナン、スティーヴ・ペリー(歌唱)):長谷川初範
グリフィン(ブロンソン・ピンチョット):掛川裕彦
マーリン(ジョン・ギールグッド):納谷悟朗
ライオネル(ガブリエル・バーン):森功至
ブレードビーク(ジャリール・ホワイト):梅津秀行

***

悟朗さんがアテられたマーリンは、原語版では、ジョン・ギールグッドが演っています。


サー・ジョン・ギールグッド(Sir John Gielgud)
王立演劇学校出身の正統派俳優です。
「オリエント急行殺人事件」等でもお馴染。(故人)

エリック・アイドルが双頭のドラゴンの首の長い方の声を演じていますが、太一郎さんではないそうです。
そこまでは凝れなかった様です。(???)

*ウィキ資料



ネブラスカの一匹狼

2012-08-15 | 吹き替え
悟朗さんが「電撃ミサイル大作戦」で担当なさったケン・クラークさんのマカロニウェスタンです。
この作品ではケン・クラークさんは宮部さんで、悟朗さんは悪役です。


ピーター・カーター(納谷悟朗)、ケン・クラーク(宮部昭夫)
Amazon photo

「ネブラスカの一匹狼」
Ringo del Nebraska 1966年 伊/西
米題: Gunman Called Nebraska
放送日、放送局不明

ネブラスカ(ケン・クラーク):宮部昭夫
カーター(ピーター・カーター):納谷悟朗
ケイ(イヴォンヌ・バスタイン):北浜晴子
マーティー(アルフォンソ・ロファス):今西正男
カーターの部下:青野武
保安官:渡部猛
酒場の主人で二代目保安官:緒方賢一

*悟朗さんが吹き替えていらっしゃるピーター・カーターさんですが、これは英語風芸名で、イタリア名はピエロ・ルリ、ピエロ・ルッリ(Piero Lulli)と言うそうです。
フィレンツェ出身。(故人)

***

カーター(悟朗さん担当の悪役)に狙われている牧場主マーティーが、通りすがりのネブラスカを用心棒として雇います。
ケン・クラークさんは、牧場を守ったり、マーティーの妻ケイを守ったり、いろいろやっていますが、何か淡々として熱くない。

でも、このネブラスカと言うのは一体何者なんだろう?????と思うと、かなり気になりました。(笑)

実はマーティーは、強盗だったケイの父が盗んだ大金を横取りして隠しており、悟朗さん達の一味はそれを探していたのですが、その大金も見つかりネブラスカはちゃんとカーター一味をやっつけます。
でも、それは別に何か復讐等が絡んでいる訳ではなく、盛り上がる様な決闘シーンもありません。

ネブラスカは、お金と賞金のかかっているカーターと部下達の遺体を保安官に託すと、彼を愛しているケイを残して去っていきました。

単に通りかかって、事件(?)を解決し、黙って去る男・・・作りようによっては、とてもカッコイイと思うのですが、この作品はあまりにもクセがなさすぎて、水みたいな印象です。
ネブラスカと言うのは、何者でもなかった??????
(但し、悟朗さんの役がネブラスカだったら、私の印象は全く変わっていたと思いますが・・・。笑)

ケイが愛してくれたと言っても、二人の間に特に深い絆を感じないので、彼が去ってもせつなさを感じませんでした。

悟朗さんは下衆なキャラですが、結構紳士声で演って下さっているのでギャップがおもしろかったです。
悟朗さんの悪役も好きですが、このキャラは悟朗さんがお演りになるにはやや小粒な気がしました。(笑)

ニーノ・オリヴィエロの音楽も有名だそうです。

***

*りおな様
*IMDb他




猿の惑星

2012-08-09 | ヘストン
残暑お見舞い申し上げます。

夏と言えばビーチ!・・・と言う訳でこの写真を載せます。(笑)

<2014年11月23日追記>
ロケ現場の正確(?)な場所を載せました。
ロケ地に関して、いつかもう少し書きたいと思っています。


「猿の惑星」のラストシーン
ヘストン(納谷悟朗)
撮影は、カリフォルニア州マリブのズマビーチ(Zuma Beach)との事です。

*正確には、マリブのズマビーチとデューム岬の間のウエストワードビーチだそうです。(Westward Beach)


これは、カリフォルニア州マリブのデューム岬(Point Dume)の辺りらしいです。

*正確にはマリブとオクスナード(Oxnard)の間だそうです。
崖が40メートル程もあり、歩いて海岸へ降りるのは不可能だった為、キャスト、馬、機材など、全てヘリで降ろしたとの事です。
馬が良く大丈夫でしたね。(笑)

***

LD/DVD版の最後のシーン(の訳)が変だと言う話を聞いていました。

私はLD版の「続」を先に拝見したのですが、特に違和感はありませんでした。
それで、大丈夫だろうと思い(笑)DVDを拝見したら、本当に変でした。(爆)

「続・猿の惑星」の冒頭部分に出てくる「猿の惑星」のラストシーンです。

TBS版 「ちくしょう!ここは地球だったんだ!」
LD版  「このバカども!何てやつらだ!」

***

「猿の惑星」のラストシーンです。

BGMはなく、静かに波の音だけが聞こえるのが、ますます圧巻です。

フジ版 
「ああ、何と言う事だ。俺は帰ってた。帰ってたんだ。
ここは地球だ。俺は地球に戻ってたんだ。
誰が滅ぼしたんだ、この地球を。
何てことをしたんだ。ちくしょう!
人間なんかみんな地獄に落ちてしまえ!!」

LD/DVD版
「自由の女神。自由の女神。
するとここは、ここは地球なのか。
とうとうやってしまったんだな。
このバカどもめ。
何てやつらだ。こんなにしちまって。
バカめ!猿に笑われるはずだよ、これじゃあ。」

DVD版では、「猿に笑われるはず」と言う、驚きのセリフになっていましたが、万一原語でそういう事を言っていないかと、一応聞いてみました。
フジ版の方が絶対に忠実な訳です。(笑)
(猿のさの字も出てきません。笑)

***

「猿の惑星」と「続・猿の惑星」を以前ご紹介しています。
興味のある方はこちらをご覧下さい。
(「続・猿の惑星」には、フジ版はありません。
「猿の惑星」のTBS版は音源消失?
もうずっと放送されていません。)

「猿の惑星」 フジ版

その1
http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/127.html

その2
http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/128.html

「続・猿の惑星」 TBS版

その1
http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/129.html

その2
http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/130.html

***

リンダ・ハリソンの写真を載せています。
興味のある方は、ご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/29401351.html

***

<キャスト>

「猿の惑星」 Planet of the Apes 1968年 米
1973年12月24日 TBS

テイラー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
ザイアス博士(モーリス・エバンズ):熊倉一雄
ジーラ博士(キム・ハンター):中村メイコ
コーネリアス(ロディ・マクドウェル):山田康雄

「猿の惑星」 Planet of the Apes 1968年 米
1975年4月11日 フジテレビ

テイラー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
ザイアス博士<議長>(モーリス・エバンス):大塚周夫
ジーラ博士(キム・ハンター):楠トシエ
コーネリアス(ロディ・マクドウェル):近石真介
科学アカデミー副議長(ジャームス・ホイットモア):久松保夫
動物管理局 マキシマス局長:八奈見乗児
オノリアス司法長官:大木民夫
ジュリアス:相模太郎
ルーシャス<ジーラ博士の甥>:富山敬
ドッジ飛行士:田中信夫 
ランドン飛行士:木村幌
宮内幸平、飯塚昭三、渡部猛

「猿の惑星」 Planet of the Apes 1968年 米
LD、DVD版 1981年LD発売

テイラー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗 
ザイアス博士(モーリス・エバンズ):熊倉一雄
ジーラ博士(キム・ハンター):平井道子
コーネリアス(ロディ・マクドウェル):富山敬
議長(ジョームズ・ホイットモア):槐柳二
ホノリアス司法長官(ジェームズ・デイリー):村松康雄
マクシマス博士:千葉耕一
ノバ(リンダ・ハリスン):酒井環
ランドン飛行士(ロバート・グンナー):仲村秀生
ドッジ飛行士(ジェフ・バートン):飯塚昭三
ルシアス(ルー・ワグナー):鈴置洋孝

「続・猿の惑星」 Beneath the Planet of the Apes 1970年 米)
1974年11月18日 TBS

テイラー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
ブレント飛行士(ジェームス・フランシスカス):井上孝雄
ジーラ博士(キム・ハンター):平井道子
コーネリアス(デビッド・ワトソン):山田康雄
ザイアス博士(モーリス・エバンズ):熊倉一雄
アーサス将軍(ジェームズ・グレゴリー):今西正男
メンデス(ポール・リチャーズ):小林修
ファットマン(ビクター・ブオノ):雨森雅司
宮内幸平、沢田敏子

「続・猿の惑星」 Beneath the Planet of the Apes 1970年 米
LD版(DVD未収録です。) 1981年?

テイラー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
ブレント(ジェームス・フランシスカス):井上孝雄
ジーラ博士(キム・ハンター):平井道子
コーネリアス(デビッド・ワトソン):富山敬
ザイアス博士(モーリス・エバンズ):熊倉一雄
アーサス将軍(ジェームズ・グレゴリー):大塚周夫
ノーバ(リンダ・ハリソン):辻本はつみ
メンデス(ポール・リチャーズ):阪脩
ファットマン(ビクター・ブオノ):滝口順平
キャスパイ(ジェフ・コーリー):嶋俊介
アルビーナ(ナタリー・トランディー):沢田敏子
神父(トーマス・ゴメス):小野丈夫

***

オマケ写真です。


最初に自由の女神が登場するシーンです。
自由の女神の目線からのカメラが圧倒的です。

*写真はKAZU様のお書き込みを拝見して追加しました。(2012年8月13日)

***

*評論家様、飛行鬼様、dick様、荒野の流れ者様
*IMDb他資料


パトリオット・ゲーム

2012-08-01 | 吹き替え
先日、悟朗さんのリチャード・ハリスの吹き替え「類猿人ターザン」を載せました。
悟朗さんのリチャード・ハリスがもう1作ありますのでご紹介します。


パティ・オニール(リチャード・ハリス):納谷悟朗
aveleyman.com photo

「パトリオット・ゲーム」
Patriot Games 1992年 米
1996年4月6日(土) フジ ゴールデン洋画劇場

ジャック・ライアン(ハリソン・フォード):羽佐間道夫
キャシー・ライアン(アン・アーチャー):一柳みる
ジェームズ・グリーア提督(ジェームズ・アール・ジョーンズ):富田耕生
ショーン・ミラー(ショーン・ビーン):金尾哲夫
ケビン・オドンネル(パトリック・バーギン):玄田哲章
パティ・オニール(リチャード・ハリス):納谷悟朗
アネット(ポリー・ウォーカー):榊原良子
ホームズ卿(ジェームズ・フォックス):松岡文雄
ハイランド警部補(デヴィッド・サレルフォール):大塚芳忠
サリー・ライアン(ソーラ・バーチ):藤枝成子
ロビー(サミュエル・L・ジャクソン):麦人
ジェフリー・ワトキンズ(ヒュー・フレイザー):千田光男
秋元羊介


納谷悟朗、羽佐間道夫

*ウィキ他資料