自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

コマンチェロ

2019-04-25 | 持ち役吹き替え

2018年12月からずっとジョン・ウェインさんの作品を特集して来ましたが、ついに最後の作品になりました。
ジョン・ウェインさん主演の「コマンチェロ」(1961年作品)です。

1977年に日曜洋画劇場で放送された悟朗さんの吹き替えがDVDとブルーレイに入っています。
ブルーレイは吹き替えがDVD収録より25分程長いバージョンを収録しています。

小林昭二さん版が1969年(日曜洋画劇場)に放送されているそうですが、古いので音源が見つからなかったのでしょうか。
悟朗さんはジョン・ウェインがとてもお好きだったそうなので、納谷悟朗版が入るのは嬉しいです。
でもやはり小林昭二さんは本家なので、リスペクトは忘れたくないと思います。
可能な限り両方入って欲しいです。

テキサスレンジャーのカッター大尉(ジョン・ウェイン)とギャンブラーのポール・リグレット(スチュアート・ホイットマン)がコマンチェロ(コマンチ族に武器を密売する白人商人の事)に立ち向かうと言う話です。

コマンチェロのカラス役にリー・マーヴィンさんもご出演です。
出番が短いですが、ちゃんと小林清志さんが吹き替えていらっしゃいました。
小林昭二さん版でも小林清志さんだったそうです。

***

この記事が平成最後の記事になります。
来週は更新をお休みします。
皆様も良い連休をお過ごし下さい。

***


「コマンチェロ」 日本版ブルーレイの表紙 (2017年11月3日発売 長尺版吹替え収録)
(本国版ブルーレイ 2011年10月11日発売)


「コマンチェロ」 日本版DVDの表紙 (2003年8月29日発売 納谷悟朗版収録)


「コマンチェロ」 北米版DVDの表紙 (2003年5月20日発売)


「コマンチェロ」 ポスター
リー・マーヴィンさん(小林清志)、スチュアート・ホイットマンさん(広川太一郎)、ジョン・ウェインさん(納谷悟朗)、アイナ・バリンさん(鈴木弘子)、ネヘマイア・パーソフさん(富田仲次郎)


ジョン・ウェインさん(納谷悟朗)
例のごとく指輪に目が行ってしまいました。(小道具にいつも興味が沸いてしまいます。笑)


テキサスレンジャーのカッター大尉(ジョン・ウェインさん/納谷悟朗)とギャンブラーのポール・リグレット(スチュワート・ホイットマン/広川太一郎)

*クリックするともう少し大きい写真をご覧になれます。


カラス(リー・マーヴィン/小林清志)とカッター大尉(納谷悟朗)

*クリックすると少し大きい写真をご覧頂けます。

「カラスなんて変わった名前だな、烏??」とずっと思っていました。
原語版の役名がタリー・クロウで、クロウ(烏)をそのまま「カラス」にした様です。


リー・マーヴィンさん、ジョン・ウェインさん


広川太一郎、トーブ役のパトリック・ウェインさん(井上真樹夫)、納谷悟朗

*クリックすると大きな写真をご覧頂けます。


納谷悟朗、グレイル役のネヘマイア・パーソフさん(富田仲次郎)、不明、広川太一郎

*クリックするともう少し大きい写真をご覧になれます。


スチュアート・ホイットマンさん(広川太一郎)、ピラー役のアイナ・バリンさん(鈴木弘子)


ジョン・ウェインさん(納谷悟朗)


今回も風景が雄大でした。

*クリックすると大きい写真をご覧になれます。

***

「コマンチェロ」
The Comancheros  1961年 米
1977年3月13日(日) NET 日曜洋画劇場

カッター大尉(ジョン・ウェイン):納谷悟朗 
ポール・リグレット(スチュアート・ホイットマン):広川太一郎
カラス<タリー・クロウ>(リー・マービン):小林清志 
トーブ(パトリック・ウェイン):井上真樹夫
ピラー・グレイル(アイナ・バリン):鈴木弘子
アメラン(マイケル・アンサラ):内海賢二
ジャクソン・ブリーン判事(エドガー・ブキャナン):北村弘一
グレイル(ネヘマイア・パーソフ):富田仲次郎
エド・マクベイン(グイン・ウィリアムズ):雨森雅司
ヘンリー少佐?(ブルース・アボット):不明 

緑川稔、仲木隆司、徳丸完、浅井淑子、渡辺典子
上田敏也、たてかべ和也、田中康郎、清川元夢

<日本語版>

演出:春日正伸
翻訳:山田小夜子
制作:日米通信社
解説:淀川長治

***

*自称吹替評論家様
*ウィキぺディア、IMDb他


捜索者

2019-04-18 | 持ち役吹き替え
ジョン・ウェインさん主演の「捜索者」(1956年作品)です。

この映画は納谷悟朗版が2バージョンあります。(土曜映画劇場で1973年に放送、日曜洋画劇場で1979年に放送)
小林昭二さん版も2バージョンあるそうです。(1968年に日曜洋画劇場で放送、1977年にフジのゴールデン洋画劇場で放送)

インディアンに連れ去られた姪のデビー(ナタリー・ウッド)を捜し求めるイーサン(ジョン・ウェイン)とマーティン(ジェフリー・ハンター)の話です。
イーサンがインディアンを心から嫌っていて、優しく暖かい感じのジョン・ウェインさんと違って興味深かったです。

***


「捜索者」 北米版ブルーレイの表紙 (2006年10月31日発売) オールリージョン
ブルーレイの日本版はない様です。 


イーサン役のジョン・ウェインさん(納谷悟朗)


インディアンと白人の混血マーティンのジェフリー・ハンターさん(土曜映画版:野沢那智、日曜洋画版:富山敬)


ジェフリー・ハンターさん(野沢那智、富山敬)、ジョン・ウェインさん(納谷悟朗)

*クリックすると大きい写真をご覧頂けます。


イーサンの姪デビー役のナタリー・ウッドさん(土曜映画版:渋沢詩子、日曜洋画版:寄崎繁子)
デビーは15歳の設定だそうです。ナタリー・ウッドさんは実際には18歳でした。


ジョン・ウェインさん(納谷悟朗)、クレイトン牧師役のワード・ボンドさん(雨森雅司)
雨森さんは両方のバージョンでワード・ボンドさんを吹き替えていらっしゃったそうです。

*クリックするともう少し大きい写真をご覧になれます。


花嫁ローリー役のヴェラ・マイルズさん(土曜映画版:不明、日曜洋画版:岡本茉莉)


最初の方のシーンから
幼いデビー(ラナ・ウッド)と犬のクリス
ラナ・ウッドさんはナタリー・ウッドさんの妹さんです。
ラナさんは当時10歳だったそうです。


デビーを抱き上げるイーサン

***

「捜索者」
The Searchers 1956年 米
1973年1月27日(土) NET 土曜映画劇場 

イーサン・エドワーズ(ジョン・ウェイン):納谷悟朗  
マーティン・ポーリー(ジェフリー・ハンター):野沢那智
デビー・エドワーズ(ナタリー・ウッド):渋沢詩子 
クレイトン牧師(ワード・ボンド):雨森雅司

***

「捜索者」
The Searchers 1956年 米
1979年6月17日(日)NET 日曜洋画劇場

イーサン・エドワーズ(ジョン・ウェイン):納谷悟朗
マーティン・ポーリー(ジェフリー・ハンター):富山敬
デビー・エドワーズ(ナタリー・ウッド):寄崎繁子
クレイトン牧師(ワード・ボンド):雨森雅司
ローリー・ジョージェンセン(ヴェラ・マイルズ):岡本茉莉

羽佐間道夫、槐柳二

***

風景が綺麗なのでオマケです。


南北戦争から数年後、兄の家を訪れるイーサン(ジョン・ウェイン)
(最初の方のシーンです)

*クリックすると拡大写真をご覧になれます。


デビーを助けて戻って来たイーサン達
(終わりの方のシーンです)

*クリックすると大きい写真をご覧頂けます。

***

*自称吹替評論家様
*短治様
*ウィキペディア、IMDb他




ラスト・シューティスト

2019-04-12 | 持ち役吹き替え
ジョン・ウェインさんの遺作「ラスト・シューティスト」(1976年作品)です。
余命少ない名ガンマンの最後の対決です。
ジョン・ウェインさんもこのガンマンと同じく御病気で、1979年6月11日に亡くなられました。

往年のスターが沢山共演しています。
ウィキに詳しいキャストが載っていましたのでこちらにも載せさせて頂きます。

***


「ラスト・シューティスト」 日本版ブルーレイ(2017年2月24日発売) リージョンフリー
小林昭二さん版(1982年ゴールデン洋画で放送)の吹き替えが収録されています。(飛行鬼様音源)


「ラスト・シューティスト」 スペイン版ブルーレイ リージョンフリー
ドイツ版も見かけたのですが、何故か北米版を見つけられませんでした。(?)


ブックス役のジョン・ウェインさん(納谷悟朗)


ジョン・ウェインさん(納谷悟朗)、ロジャース夫人役のローレン・バコールさん(小沢寿美恵)
ジョン・ウェインさんは69歳、バコールさん(1924年生まれ)は52歳です。


友人の医師ホステトラー役のジェームズ・ステュアートさん(浦野光)

当時68歳のステュアートさんです。(1908年生まれ)
浦野さんは小林昭二さん版でもジミーの声を吹き替えていらっしゃいます。


ギロム役のロン・ハワードさん(村上明)

ロン・ハワードさんは当時「ハッピーデイズ」(1974年~1984年本国放送)で人気でした。


射撃の手ほどきを受けるギロム(村上明)、ブックス(納谷悟朗)

*クリックするともう少し大きい写真をご覧になれます。


スィーニー役のリチャード・ブーンさん(田中康郎)


ベッカムのジョン・キャラダインさん(村越伊知郎)

「駅馬車」でも御共演だったキャラダインさんです。
「駅馬車」当時33歳、「ラスト・シューティスト」では70歳だったそうです。
小林昭二さん版では、北村弘一さんが吹き替えていらっしゃいます。
(北村さんは納谷悟朗版「駅馬車」でジョン・キャラダインさんを担当なさいました。)


プルフォード(ヒュー・オブライエン/小林清志)


ドブキンス(リック・レンズ/石丸博也)


ティビドー保安官(ハリー・モーガン/大木民夫)


モーゼス(スキャットマン・クローザース/藤本譲)


舞台は1901年のネバダ州だそうです。
電線があるのが驚きでした。(笑)
古き良き西部が消えていき、老ガンマンも消えていくんですね。

*クリックすると大きい写真をご覧に頂けます。

***

「ラスト・シューティスト」
The Shootist 1976年 米
1987年6月14日(日) テレビ朝日 日曜洋画劇場

J・B・ブックス(ジョン・ウェイン):納谷悟朗
ロジャース夫人(ローレン・バコール):小沢寿美恵
ギロム(ロン・ハワード):村山明
ホステトラー医師(ジェームズ・ステュアート):浦野光
スイーニー(リチャード・ブーン):田中康郎
プルフォード(ヒュー・オブライエン):小林清志
ティビドー保安官(ハリー・モーガン):大木民夫
ベッカム(ジョン・キャラダイン):村越伊知郎
セレプタ(シェリー・ノース):浅井淑子
モーゼス(スキャットマン・クローザース):藤本譲
コッブ(ビル・マッキーニー):仲木隆司
新聞記者ドブキンス(リック・レンズ):石丸博也 リチャード・レンズ

渡部猛、清川元夢、峰恵研、塚田恵美子、一ノ瀬明美

<日本語>

演出:春日正伸
翻訳:宇津木道子
調整:遠西勝三
効果:南部満治、大橋勝次
制作:ニュージャパンフィルム
解説:淀川長治
テレビ朝日担当:猪谷敬二

***

*自称吹替評論家様
*ウィキぺディア
*IMDb、アマゾン他



オレゴン魂

2019-04-04 | 持ち役吹き替え
ジョン・ウェインさん主演の「オレゴン魂」(1975年作品)です。
ジョン・ウェインさんが「勇気ある追跡」(1969年作品)で演じたルースター・コグバーンを再演なさっています。
共演はキャサリン・ヘプバーンさん。
ヘプバーンさんもカッコ良かったです。

***


「オレゴン魂」 北米版ブルーレイの表紙 (2014年4月1日発売、2018年10月16日発売)
日本版 2013年6月26日、欧州版 2013年6月25日(オールリージョン)


ルースター・コグバーンを再演したジョン・ウェインさん(納谷悟朗)


ユーラ役のキャサリン・ヘプバーンさん(寺島信子)、ジョン・ウェインさん(納谷悟朗)
DVDの表紙と同じ写真ですが。(笑)

調べた所、お二人はほぼ同じ頃がお誕生日の同年代でした。
ジョン・ウェインさんは1907年5月26日生まれ
キャサリン・ヘプバーンさんは1907年5月12日生まれ
ヘプバーンさんの方がほんの少しお姉さんですね。(笑)
1975年当時、お二人とも68歳でした。


ウルフ役のリチャード・ロマンチートさん(田中亮一)、納谷悟朗、寺島信子

*クリックするともう少し大きな写真をご覧頂けます。


ジョン・ウェインさん(納谷悟朗)

今回も風景が綺麗でした。(タイトル通りロケ地はオレゴン州だそうです。)
馬も可愛いかったです。

*クリックすると少し大きい写真をご覧になれます。

オマケにもう一枚

ジョン・ウェインさん、キャサリン・ヘプバーンさん

***

「オレゴン魂」
Rooster Cogburn 1975年 米
1984年6月10日(日) テレビ朝日 日曜洋画劇場

ルースター・コグバーン(ジョン・ウェイン):納谷悟朗
ユーラ(キャサリン・ヘプバーン):寺島信子
ブリード(アンソニー・ザーブ):穂積隆信
ホーク(リチャード・ジョーダン):勝部演之
判事(ジョン・マッキンタイア):小松方正
ウルフ(リチャード・ロマンチート):田中亮一
シャンハイ・マッコイ(ストローザー・マーティン):八奈見乗児

有本欽隆、辻村真人、若本紀昭、沢木郁也、目黒裕一
徳丸完、笹岡繁蔵、溝口綾、栗原美紀子、岡本章子

<日本語版>

演出:春日正伸
翻訳:宇津木道子
効果:赤塚不二夫、PAG 
調整:山田太平
テレビ朝日、中島孝三

***

*dick-dastardly様資料
*自称吹替評論家様
*IMDb、ウィキペディア他