自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

黒馬物語

2018-03-30 | 吹き替え
先日「テーブルロックの決闘」(1956年作品)をご紹介しました。
悟朗さんがキャメロン・ミッチェルさんを吹き替えていらっしゃいました。
悟朗さんは他にも「黒馬物語」(1978年、ミニシリーズ)でキャメロン・ミッチェルさんを吹き替えていらっしゃいます。
(2005年に記事を書いた事があります。)

「黒馬物語」は私の怪しいメモがあるのですが、2005年の時点では詳細が分かりませんでした。
「テーブルロックの決闘」のキャメロン・ミッチェルさんを見て「黒馬物語」の事が気になって調べた所、2010年に北米版DVDが出ていました。
少し内容が分かりましたので、今回分かった事をまとめておきます。

吹き替え版を再見する機会が恐らく二度とないと思うと残念です。

***

<2018年5月18日追記>

2005年に書いた記事に、昔の私のメモに「30分番組、子供向け」と書いてあったと載せました
私が昔拝見したのは、確かにこの米国NBCのミニシリーズ(全5話、1話60分)だと確定出来たので、私が何か勘違いしていたのだろうと考えて今回その点にはふれませんでした。

kanon様が「黒馬物語」はハウスこども劇場で放送されたと教えて下さいました。(放送日は恐らく火曜日の19時半頃だそうです。)
子供劇場では全10話だったそうです。
1回30分に編集されていたのでは?との事でした。
kanon様、教えて頂き本当にどうも有難う御座いました。

***


「黒馬物語」 北米版DVDの表紙 (2010年3月30日発売)

***

まず最初にご参考に私の持っているメモのキャストを載せます。

ゴードン(キャメロン・ミッチェル):納谷悟朗
武藤礼子、中田浩二、大平透、森功至

***

「黒馬物語」 Black Beauty (米国NBC制作) ミニ・シリーズ
全5話 1話につき1時間
1978年1月31日(火)、2月1日(水)、2月2日(木)、2月3日(金)、2月4日(土)本国放送。
1日1話の連続放送だったそうです。

それぞれのエピソードにはタイトルはなくパート1、パート2・・・になっていました。
日本での放送時にタイトルがついていたのか分かりません。
(日本での放送年月日、放送局も不明です。)

ストーリーは有名な「黒馬物語」とほぼ同じですが、舞台はイギリスではなく1880年代のボルティモア(アメリカ)になっています。


DVDの裏表紙の写真です。
ブラック・ビューティーが生まれた農園の一家。
左からルーク(アイク・アイゼンマンさん/声不明)、トム・グレイ(マーティン・ミルナーさん/声不明)、アニー(アイリーン・ブレナンさん/声不明)
*「ルート66」のマーティン・ミルナーさんです。

悟朗さんが吹き替えていらっしゃったキャメロン・ミッチェルさんは裕福なヘンリー・ゴードン役です。
ゴードンさんが登場するのは第1話、2話です。
1話の中ごろでマーティン・ミルナーさん扮するトムが病に倒れ、ゴードンさんがブラック・ビューティーを買い取りました。


キャメロン・ミッチェルさん(納谷悟朗)、トム役のマーティン・ミルナーさん(声不明)

ゴードン邸には馬の係りが数人いて、ブラック・ビューティー達は大切に飼われていました。


ブラック・ビューティーと以前からゴードン家に居たジンジャー

***

上記に書いた通り、メモにあるキャストには役名等がありません。
全く確証がないのですが、多分・・・と言うキャストを載せておきます。
本当にご参考のみになります。ご了承下さい。


キャメロン・ミッチェルさん(納谷悟朗)


馬の飼育係ジョン役のウィリアム・ディヴェインさん(中田浩二?)


馬の手入れ係りジェームズ(ダニエル・タムさん/森功至?)


ゴードンさんの妻アメリア(ダイアン・ラッドさん/武藤礼子?)

アメリアは病弱で、第2話の終わりにゴードン家は奥様の病気を考えてカリフォルニアに移住する事になります。
ブラック・ビューティーは次の飼い主エノス・サター家に引き取られて行きました。

<第1話、2話のキャスト>

トム・グレイ(マーティン・ミルナー):
妻アニー(アイリーン・ブレナン)”
ルーク(アイク・アイゼンマン):

ヘンリー・ゴードン(キャメロン・ミッチェル):納谷悟朗
妻アメリア(ダイアン・ラッド):武藤礼子?
ジョン・マンリー(ウィリアム・ディヴェイン):中田浩二?
ジェームズ・ハワード(ダニエル・タム):森功至?
ルース・マンリー<ジョンの妻>(ジェニー・オハラ):
ジョージ・ゴードン(マイケル・オドム):
ボンド(ハリー・ケリー・ジュニア):
ドクター・トランブル(スチュアート・シルバー):

大平透

***

2005年に載せた記事です。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/88.html

***

<オマケ>

第3話、4話に登場するエドワード・アルバートさんとグリニス・オコナーさんです。



***

*IMDb他
*kanon様

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流血の荒野

2018-03-22 | 吹き替え
「流血の荒野」(1942年作品)と言う作品です。
以前キャストを載せた事がありますが写真を載せます。

この作品はかなりマイナーな様で(??)ウェブで検索しても資料が全く見つかりませんでした。

教えて頂いたキャストでは浦野光さんが吹き替えていらっしゃるプレストン・フォスターさんがクレジットの最初に出ていましが、実際の映画では悟朗さんのリチャード・ディックスさん、レオ・カリーリョさん、そして3番目にプレストン・フォスターさんのお名前が載っていました。

***

<2019年3月24日追記>

自称吹替評論家様にフランセス・ギフォードさんの声を教えて頂きました。
どうも有難う御座いました。

***


「流血の荒野」のロビーカード

一見三角関係にも見えますが、左のプレストン・フォスターさんは恋人、右側のリチャード・ディックスさんは兄役です。
左から バクストン役のプレストン・フォスターさん(浦野光)、アビー役<ダン/悟朗さんの妹>のフランセス・ギフォードさん(武藤礼子)、ダンのリチャード・ディックスさん(納谷悟朗)

*クレジットの順番もご覧下さい。


プレストン・フォスターさん(浦野光)、フランセス・ギフォードさん(武藤礼子)


リチャード・ディックスさん(納谷悟朗)


馬上のリチャード・ディックスさん(納谷悟朗)

*クリックすると大きな画像をご覧になれます。

***

「流血の荒野」
American Empire 1942年 米
1967年11月20日(月) 東京12

パクストン・ブライス(プレストン・フォスター):浦野光
ダン・テイラー(リチャード・ディックス):納谷悟朗
ドミニク(レオ・カリーリョ):声不明
アビー・テイラー(フランセス・ギフォード):武藤礼子
クラウダー(ロバート・バラット):声不明

***

<オマケ>

「流血の荒野」はかなり古い作品の印象で、ご出演の俳優さんも年代が違う感じでした。
一番若いフランセス・ギフォードさんが1920年生まれでした。

私が知らないだけかもしれませんが、大スターもいらっしゃいませんし古い映画と言う事もあって、資料がなかったのかもしれません。
悟朗さんが吹き替えられたリチャード・ディックスさんはサイレント・ムービーにもご出演だったそうです。


「No Marriage Ties」(1933年作品)のリチャード・ディックスさん。(左はドリス・ケニオンさん。)
リチャード・ディックスさん 1893年7月18日~1949年9月20日 ミネソタ州出身

プレストン・フォスターさん 1900年8月24日~1970年7月14日 ニュージャージー州出身

レオ・カリーリョさん 1880年8月6日~1961年9月10日 ロス出身

フランセス・ギフォードさん 1920年12月7日~1994年1月22日 カリフォルニア出身

ロバート・バラットさん 1889年7月10日~1970年1月7日 ニューヨーク出身

***

フランセス・ギフォードさんはターザン映画にご出演でした。
*「ターザンの凱歌」のギフォードさんの声も武藤礼子さんが吹き替えていらっしゃったそうです。(評論家様資料)


「ターザンの凱歌」のジョニー・ワイズミュラーさん(小林修)とギフォードさん(武藤礼子)

「ターザンの凱歌」
Tarzan Triumphs 1943年 米
放送年月日不明

ターザン(ジョニー・ワイズミュラー):小林修
ボーイ(ジョニー・シェフィールド):白川澄子
王女ザンドラ(フランシス・ギフォード):武藤礼子

*キャストを自称吹替評論家様に教えて頂きました。
どうも有難う御座いました。

***

*自称吹替評論家様
*IMDb他


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アマゾネスの黄金

2018-03-15 | 吹き替え
たまたま拝見したボー・スベンソンさん主演の「アマゾネスの黄金」と言う作品です。(吹替え版ではありません)
いかにもB級映画と言う感じですが、思ったより面白かったです。
(最初からハードルがとても低かったせいもあるかもしれませんが。笑)
以前日誌にキャストを載せた事があり、スベンソンさんの声は悟朗さんだったそうです。

折角なので少し写真を載せます。
アマゾネスの女王にアニタ・エクバーグさんが扮しています。
ドナルド・プレザンスさんは悪役でした。


トム・ジェンセン役のボー・スベンソンさん(納谷悟朗)


女王のアニタ・エクバーグさん(寺島信子)


ブラスコのドナルド・プレザンスさん(島宇志夫)


トムと冒険を共にするルイス役のリチャード・ローマヌスさん(声不明)

***

「アマゾネスの黄金」
「アマゾンズ黄金伝説(アマゾネスの黄金 裸の美女軍団ニューヨークで大暴れ!)」
Gold of the Amazon Women 1979年 米 TVM
1980年7月4日(金) フジ ゴールデン洋画劇場

トム・ジェンセン(ボー・スベンソン):納谷悟朗
女王(ア二タ・エクバーグ):寺島信子
クレアランス・ブラスコ(ドナルド・プレザンス):島宇志夫
ルイス・エスカバー(リチャード・ローマヌス):

***

*自称吹替評論家様
*アトリエうたまる様
*IMDb他


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1984

2018-03-05 | 吹き替え

悟朗さんのご命日です。
早いもので5年になりました。

2018年1月19日の金曜ロードSHOW!で「カリオストロの城」がまた放送された時に、とっつあんの最後のセリフを「カッコイイ」とツィートして下さった方が沢山いらっしゃいました。
皆様の今だ変らぬリアクション。嬉しかったです。(笑)

***

悟朗さんがリチャード・バートンさんを吹き替えられた「1984」です。
2018年1月12日にHDニューマスター版が吹き替え入りで発売されました。
有難う御座いました。

発売情報を荒野の流れ者様に教えて頂いた時に、悟朗さんのこの吹き替えの事を初めて聞いたと思ったのですが、手持ちの資料をもう一度チェックした所、数年前に風来坊様がキャストを教えて下さっていました。
風来坊様、教えて頂きどうも有難う御座いました。
そして放置状態になってしまい申し訳ありませんでした。

ウィキぺディアに初回放送が『1989年11月29日 TBS 「水曜シネマパラダイス」(深夜映画枠)』と載っていますが、風来坊様の資料は再放送の物だったらしく『1991年9月26日 TBS 深夜 木曜シネマシアター』とありました。
放送日は両方載せておきます。
日本語版制作スタッフは風来坊様の資料です。

悟朗さん、富山さん、勝生さん・・・「銀河英雄伝説」が好きな私には興味深いキャストでした。
悟朗さんがとても渋くて良かったです。

「1984」はリチャード・バートンさんの遺作だそうです。
後年の悟朗さんは、持ち役ではない俳優さんの遺作を何作か吹き替えていらっしゃいました。
「デルタフォース」のリー・マービンさん、「裁かれた壁 アメリカ・平等への闘い」のバート・ランカスターさん、「IP5 愛を探す旅人たち」のイブ・モンタンさん。
また遺作ではありませんがロバート・ミッチャムさんの晩年の作品「デッドマン」もありました。

***


ウィンストン役のジョン・ハートさん(富山敬)


オブライエンのリチャード・バートンさん(納谷悟朗)


ジョン・ハートさん(富山敬)とリチャード・バートンさん(納谷悟朗)


ジョン・ハートさん(富山敬)とジュリア役のスザンナ・ハミルトンさん(勝生真砂子)

***

「1984」
1984 (Nineteen Eighty-Four)1984 英
1989年11月29日(水) TBS 水曜シネマパラダイス 深夜
再放送 1991年9月26日(木)TBS 木曜シネマシアター 深夜 

ウィンストン(ジョン・ハート):富山敬
オブライエン(リチャード・バートン):納谷悟朗
ジュリア(スザンナ・ハミルトン):勝生真砂子
チャリントン(シリル・キューザック):加藤精三
パーソンズ(グレゴール・フィッシャー):峰恵研
サイム(ジェームズ・ウォーカー):田原アルノ
ティロットソン(アンドリュー・ワイルド):西村知道
ビッグ・ブラザー(ボブ・フラッグ):石塚運昇
エマニュエル・ゴールドスタイン(ジョン・ボズウェル):上田敏也

北村弘一、吉水慶、鈴木れい子、片岡富枝
竹口安芸子、種田文子、沢木郁也、荒川太郎

担当:野村清 TBS 
台詞:五稜雪夫 
演出:福永莞爾 
製作:ザックプロモーション TBS

***

*風来坊様
*荒野の流れ者様
*ウィキペディア、IMDb他


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