自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ネブラスカの一匹狼

2012-08-15 | 吹き替え
悟朗さんが「電撃ミサイル大作戦」で担当なさったケン・クラークさんのマカロニウェスタンです。
この作品ではケン・クラークさんは宮部さんで、悟朗さんは悪役です。


ピーター・カーター(納谷悟朗)、ケン・クラーク(宮部昭夫)
Amazon photo

「ネブラスカの一匹狼」
Ringo del Nebraska 1966年 伊/西
米題: Gunman Called Nebraska
放送日、放送局不明

ネブラスカ(ケン・クラーク):宮部昭夫
カーター(ピーター・カーター):納谷悟朗
ケイ(イヴォンヌ・バスタイン):北浜晴子
マーティー(アルフォンソ・ロファス):今西正男
カーターの部下:青野武
保安官:渡部猛
酒場の主人で二代目保安官:緒方賢一

*悟朗さんが吹き替えていらっしゃるピーター・カーターさんですが、これは英語風芸名で、イタリア名はピエロ・ルリ、ピエロ・ルッリ(Piero Lulli)と言うそうです。
フィレンツェ出身。(故人)

***

カーター(悟朗さん担当の悪役)に狙われている牧場主マーティーが、通りすがりのネブラスカを用心棒として雇います。
ケン・クラークさんは、牧場を守ったり、マーティーの妻ケイを守ったり、いろいろやっていますが、何か淡々として熱くない。

でも、このネブラスカと言うのは一体何者なんだろう?????と思うと、かなり気になりました。(笑)

実はマーティーは、強盗だったケイの父が盗んだ大金を横取りして隠しており、悟朗さん達の一味はそれを探していたのですが、その大金も見つかりネブラスカはちゃんとカーター一味をやっつけます。
でも、それは別に何か復讐等が絡んでいる訳ではなく、盛り上がる様な決闘シーンもありません。

ネブラスカは、お金と賞金のかかっているカーターと部下達の遺体を保安官に託すと、彼を愛しているケイを残して去っていきました。

単に通りかかって、事件(?)を解決し、黙って去る男・・・作りようによっては、とてもカッコイイと思うのですが、この作品はあまりにもクセがなさすぎて、水みたいな印象です。
ネブラスカと言うのは、何者でもなかった??????
(但し、悟朗さんの役がネブラスカだったら、私の印象は全く変わっていたと思いますが・・・。笑)

ケイが愛してくれたと言っても、二人の間に特に深い絆を感じないので、彼が去ってもせつなさを感じませんでした。

悟朗さんは下衆なキャラですが、結構紳士声で演って下さっているのでギャップがおもしろかったです。
悟朗さんの悪役も好きですが、このキャラは悟朗さんがお演りになるにはやや小粒な気がしました。(笑)

ニーノ・オリヴィエロの音楽も有名だそうです。

***

*りおな様
*IMDb他



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