桐生スバル☆☆☆座   

映画好きの座長がWEB劇場・桐生スバル座を始めましたが
東日本震災で故郷FUKUSHIMAが悲惨な状況で帰れないネ~

東風コチふかば、窓・ドア閉めて子を守り、 主アルジといえども、家に入れるな 

2011年05月02日 | 原発鎖国
 さてさて、前回ブログ掲載の「福島原発放射能拡散の図」を見た座長は、次なる読み歌を創ってしまった。
  
 東風コチふかば、窓・ドア閉めて子を守り、 主アルジといえども、家に入れるな 

 その「放射能拡散の図」を見れば、枝野官房長官の「東京電力による人災、保証責任もある!」との談話は、マチガイであることが解る。

(A)私企業に全責任があるとするには→規制無き私的活動を認めねばならない。
 しかるに、公共事業であるとして縦割り省庁の各種規制・天下り官僚統制を強いてきた政府機関側の責任は免れない。事故後の対策でも、東電現場所長が「ヤッテられないヨ!」と激怒するほどに官僚統制が五月蠅いのだ(TV放映から)。

(B)「国会審議で、安全リスクの質問した」という枝野式理由は、そのリスク追求を不完全とした国会議員にも責任があり、そもそも「完全な安全」だけを求める老荘質問なのだ。

(C)さて、東風が吹けば・・汚染放射能が西日本にも、東アジアにも拡散するおそれがあり、その損害賠償金額は膨大となる。原発制御技術の外国流失を恐れての政府対応の遅れもあり、電力料金大幅値上げと政府支出による「補償金」支払いを内国人・外国人から要求されるのだ。

(D)今回の震災は、数百年に一度の「想定外の地殻移動」なのだが・・・それを厳しく問題とする枝野談話より、事故発生後の最悪状況を想定・対応する米軍特殊部隊に高評価を与える座長である。