桐生スバル☆☆☆座   

映画好きの座長がWEB劇場・桐生スバル座を始めましたが
東日本震災で故郷FUKUSHIMAが悲惨な状況で帰れないネ~

英霊の骨壷内に秘された「慮人日記1・・・日本版バウシュビッツ虐殺」

2011年08月16日 | イジメ!いじめ!
 さてさて、8月終戦特集ドラマを見ると、平成生まれの若い役者が三八式長銃で勇敢に戦闘する
映像があるのだが・・・英霊の骨壷内に秘されて国内に復員出来て刊行された「慮人日記」
小松真一著
によれば、米軍の戦闘時間(朝8時~12時、13時~夕食時)以外に行なわれる行動が
日本軍の戦闘実態だったのだ。
 即ち、大量虐殺場と化す対米戦場を離れて小規模のゲリラ戦、ジャングルに逃げ込み、弾薬・
食料・医薬品の補給が無い日々を・・・「生き延びる事が戦争だ」という実態 だった
のだ。だからTVドラマの映像はウソである。
     
 (A)日本軍17個師団30万人余中、米海兵隊並の火器装備は1~2個師団であり、多くの
  兵士が極端に少ない三八銃と、手榴弾・竹ヤリ、の装備であった。
   本土でも「九十九里浜防衛師団に小銃が十人に一挺、第三十六軍では「槍(やり)1500
  本を装備ナリ」の状態である(7/16BブログB←クリック)

 (B)8月の教育テレビ夜番組では「戦死とされた230万人の兵士6割がジャングル飢餓戦争
  =餓死だった」としていたが、座長が「バウシュビッツ虐殺」と命名する戦場は開戦半年後の
  台湾=フィリッピン間のバシー海峡であって、「慮人日記」解説本の山本七平著「日本は
  なぜ敗れるのかー敗因21カ条」角川書店刊によれば、独アウシュビッツユダヤ人虐殺以上の
  日本兵殺戮場なのだ。

 (C)山本七平氏解説によれば、帝国海軍とも内紛していた帝国陸軍は、民間のオンボロ船を徴用
  して=輸送艦隊の護衛ナシ出航後の敵艦遭遇率100%でも平気だった海上護衛総司令部
  参謀大井篤
←クリック、1坪に14人2段ベッド、完全軍装姿で、甲板舷側から尻出しウンチ
  状態で=日本兵を南方へ輸送しのだが、制海権を有する米潜水艦の連日の魚雷攻撃で15秒足らず
  で沈没したのである。
   その有様を山本氏は独軍ユダヤ人収容所と比較して、「押し込み率は狂人房以上、殺戮効率は
  3000人15秒だ」と指摘すると共に、「死のベルトコンベア」如く民間のオンボロ船が
  無くなるまで繰り返した軍部官僚の「役所仕事」を非難している。

 (D)今回の大震災でも8/13ブログB←クリック)の如く軍部官僚の「役所仕事」があると共に、
  責任逃れで無対策の管首相に追随して「指示待ち」状態となった霞が関官僚達の姿、
  そして、官庁間の縄張り内紛に熱中する霞が関官僚達の姿、があるのである。
     ・・今日で、大震災から158日。
       首相退陣のメドはついたが・・・被災民救済のメドは立たない。




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