navikuma のブログ 陽炎のようにゆらめく景色のなかを走行中です。

ユーラシア大陸の端っこからのたわごとです。

国家規模衝動買い公認日?

2007年04月27日 | 日記
1日青空商い体験日とも言えます。

来る4月30日(月)のことです。

この日はオラニエ=ナッサウ家当主であり現オランダ国王であられるベアトリック女王のお誕生日(という祝日にされている)で国中で祝われます。

特にアムステルダムには女王様はじめ王室の方々がこられ市を挙げていろんな催しものが予定されています。*(ダイヤモンド)**(うるうる)**(クローバー)*

その中でももっともユニークなのがこの日だけ許される誰でも何でもどこでも売ってもよいお店が,オランダ中のどこでも,たいてい街路など沿って連なる俄かマーケットができる日でもあります。

一方普段あるお店はこの日はすべてへ閉店です。

その替わりお隣の奥様や近所の子供達も含めた国籍職業年齢性別卑賤など一切問わない。どこの誰でもその気があれば街角に露店を出して俄か商売をしてよい日なのです。*(グッド)*

何を売るのかって?
まさに何でも!!*(汗)**(グー)*

街路の歩道にじかに拡げた毛布やござあるいはビニールシートの上へ家から集めてきた不用品/新・中古品一切合財を陳列して早朝から商いをはじめるのです。
家族でまた友達同士であるいは近所仲間同士でわいわい楽しくやるのです。

古びた花瓶,真ちゅう製のろうそくたて1対,金色傘の壁掛けランプ,CDプレイヤー,旧式ウオークマン,CD・ DVD・ビデオカセット,ハンドバック,婦人用子供・幼児用衣類諸々,目覚まし時計,カラフルな腕時計,綺麗なプリント入りブリキの空箱,グラス・漆器・瀬戸物・椀皿類,玩具類、ビー球ひと袋,こども向け絵本,中古三輪車,古雑誌,バービー人形セット,ラジコンカー,ゲーム機,マXXXXドの景品マスコット,絵皿,テーブルクロス,瀬戸物製の置きもの,古本,男物の革靴片方,サングラス,シルク製背宛クッション,ブレスレット・イヤリング・ネックレス・指輪・ヘヤバンド・ベルトなど装飾品,テニスのラケット,スケートボード,カレンダー,犬のベッド,婦人用自転車、宗教?本,蝶の標本,切手のアルバム,バーべキューセット,フットボール,T-シャツ,タイヤ4本,ホイールキャップセット,コンセント一式,手鏡・化粧鏡,寝袋,メダル/バッジ,道路標識,料理本,サテライトアンテナ・レシバーセット,ハムスターのえさ,ロッキングチェアー,
電動シェイバー,ヘアーブラシ,トラベルトランク,ベランダ鯉のぼりセット,XXXさんのサイン入り色紙,オレンジ色の帽子など等...

そしてこの日は他方ほとんどの人が衝動買いに陶酔する日でもあります。
なんせ値段がバカ安いから罪悪感はありません。*(ハート目)**(音符)**(ダッシュ)*
10セント25セント1ユーロ高い物でも5ユーロなんてものがほとんどです。


私の狙いは主にアムステルダムとその近郊にお住まいの多くの日本人駐在員ご家族が売り出す単行本・本です。楽しみです。*(ニヤ)*

ちなみにベランダの鯉のぼりセットは2年前私が売りに出しました。
地元の?妙年のご婦人が買っていかれました。
*(ウインク)*

早く座りたいのに

2007年04月27日 | 日記
春先は送別会のシーズンでもあります。
この2ヶ月足らずの間に3回もありました。
もう一回ぐらいあるのではといわれています。
おととい有ったその余興ではいつものようにじゃんけん大会が行われました。
賞金は金一封。*(お金)**(びっくり2)*

今回は次々に勝ち抜いて決勝へ,主賓も交えた合計7人で長期激戦の末の敗退でした。

前回もやはり準決勝まで進出するも敗退。

前々回は勝ち進んだ決勝戦で大勝利し少なからぬ賞金獲得しました。*(チョキ)**(お金)*

でも本音はうれしさもぼちぼちなんです。

毎回、本心は仲間とおしゃべりやご馳走をつついているほうが好きなんですが。*(ニヤ)**(音符)**(OK)*

早く座るために初戦で敗退してとおもいつつじゃんけんを繰り返すと意に反して勝ってしまうんです。*(ジロ)*

無欲で挑むと結果はまったくその反対に。

XXフィーの法則だったっけ,
”人生の最大の幸運はそのもっともどうでもいいような場面で発揮される”*(最低)**(ジロ)*

それを地でいっています。*(ニヤ)*

ここの国民の祝日は?

2007年04月22日 | 日記
日本は来週待望のゴールデンウイークに入りますが,ここは女王誕生日が4月30日【月】で休みなので3連休です。

そのあとは昇天祭が5月17日【木】と聖霊降誕祭が5月27日(日)/28日(月)あるだけでその後はずっと年末のクリスマスまで祝日はまったくありません。*(汗)**(グー)*

この国の国民の祝日はぜんぶで9日ですが,そのうちの2日は日曜日に重なるので実質たったの7日間のみ。
これに対して他の欧州諸国はだいたい12~15日間あります。

オランダが最も少ない。*(最低)*
その上祝日が日曜日に重なっても無常にも振り替え休日の制度はありませんから。*(最低)**(最低)**(激怒)*

たとえば今年のオランダと日本の祝日数を較べると実質7日間に対して19日間になります。
日本にはXXXの日って多いですね。

この国で休日数で一番わりの良いのがここの学校の先生方です。なが~い夏休みもふくめた連続休暇が年7回もありますね。
それから,医療関係の方々もそうですね。
なんかいつも休暇に行っておられるような塩梅です。

それから在オランダ日本大使館員の方々でオランダと日本の祝日の両方をしっかりやすまれますね。 
羨ましいかぎり...*(ジロ)*

本音ではゴールデンウイークも羨ましい!!  *(ニヤ)*



バルセロナの回転寿司にて

2007年04月19日 | 日記
日本へ一時帰国した時まず一番最初に入る食いもの屋は回転寿司です。
注文したりそれが出来上がるのを待つ時間が事実上ゼロでしかもおいしく手ごろなお値段ですからついついそこへ足をはこぶことになります。*(ニヤ)*

所は変わっておととい仕事で出かけたバルセロナでのお話です。

日曜日の夕方のフライトで到着しさてチェックインした手荷物を受け取るために表示画面に記されている番号のベルトコンベヤーのところで待っていたのですがいつまでたっても自分の荷物は着きませんでした。
待つこと約20分,諦めて紛失荷物の対応をしてくれるカウンターへ行ってさらに順番を待つこと1時間強,やっと紛失届けをかいてもらった。*(激怒)**(最低)*

予定より2時間以上遅れてレンタカーを受け取りバルセロナの街中にあるホテルへ到着したのが夜の10時半ごろ。

手荷物が行方不明ではあるが,さて寝るところだけはは確保したので今日を締めくくる一番大事な食事をとすぐにホテルの近くにあるよく知っている日本食レストランへ行ってみた。
ところが残念ながら定休日(日曜日ですよ)で閉店でした。

ちなみにここのレストランは通常夜9時ぐらいから開店営業を始める。


そこではといつかその界隈を通り過ぎた時覚えているやはり日本食らしき構えの小さいお店を探したら幸運にもすぐ近くにあった。

”Restaurant / Buffet
Japones【 Kirin/麒麟/キリン】という看板がかけられていました。

客入りは1/3ぐらい中に入ると奥が深く広くなっている。
ビュフェッかレストランかとスペイン語で聞くので一人だと行ったら入り口近くの二人がけテーブル席に案内された。*(はてな)*

飲み物をオーダーしがてらメニューを頼んだらなんと写真入メニューが来た。
あんまり品揃えが多くないようだが...

レストランにしてはちょっと雑然としている感じがした。
さらに2組のお客が入ってきて私の後ろの席に座ったのが判った。

ウエイター(中国人らしきお方)を呼んで選んだ料理をオーダーしようとしたら再び”ビュフェッかレストランか?”と言われた。
”どっちでも好いからとにかくこれとこれが食べたいんだ!”と言ったら,これとこれはオーダーできるけどそれとあれはブュフェッだという。???
どうにも府に落ちないのでブュフェッはどこかと辺りを見回してみたがどうも判らない。*(!?)**(汗)*

というやりとりをしているうちに右手に設置されていたあの回転寿司コンベア(その時始めて気がついたがそれまでは何にものっていなかった)が突然動き出し雑多なものが小皿に乗って廻りはじめた。*(驚き)**(トロ)*

え~と,キャベツの千切りサラダ,昆布の千切りオリーブオイル和え,揚げ餃子,揚げ饅頭,たこの薄切りオイル和え,ミニ春巻き,コロッケ,焼きそば,チャーハン,いんげんの油いため,鮭の焼き魚,イカの茹でたもの,焼き鳥串刺し,レバー揚げ,から揚げ,桜海老の揚げ物,バナナの揚げ物,シュウマイ,ロース肉片の揚げ物,
そしてやっと待望ので同時に唯一の寿司である 鮭の巻きずしとマグロと鮭の握りが。
おっと,それと”わさびのてんこ盛り”です。*(ジロ)*

中華料理の飲茶とスペイン料理のタパス(小皿料理)のなかに埋もれた寿司を発見するがごとき品揃えです。

その数少ない寿司を含む幾皿かをとって食べているうちに別にオーダーしていた天ぷらの盛り合わせと味噌汁が運ばれてきました。
その味噌汁はお椀ではなく茶碗に入れられていて木製のスプーンが添えられていました。味はインスタント以下だったな。

ただてんぷらは日本のものにけっこう近い味で量も大目でした。*(汗)**(汗)**(最低)**(グッド)*

でお会計は24ユーロ=¥3700でした。

ここは日本人スタッフが誰もいない日本食レストラン(=回転寿司と言う看板を掲げている)でバルセロナには他にもこのような日本食レストランが何軒かあるようです。

日本人の期待には添うことができないメニューと味ですが,地元の人たちには結構人気があって私が食事を終わる頃にはさらにお客が入って賑わっていました。

期待と失望とまたわずかな希望とそこそこの満足が錯綜したバルセロナ回転寿司の夕べでした。
日本の回転寿司を思うと”所変われば品変わる”の句が浮かんできます。
*(涙)**(ニヤ)*



春の歌姫登場です

2007年04月15日 | 日記
あの歌姫(ナイチンゲール=和名:小夜鳴き鳥)が今日初夏を思わせる陽気に誘われてでしょうか,今年初めてのあの美しいさえずりを聞かせてくれました。*(音符)**(びっくり2)*

さえずりというより貴高いソプラノで歌うようなメロディーです。*(音符)**(ハート目)*
朝から昼間そして夕暮れ時にその歌声が開け放したまどから流れてきます。

花々も咲き乱れ木々の若葉も芽吹きはじめナイチンゲールの歌声が流れこれですっかり春のカードが揃ったようです。*(カーネーション)**(梅)**(庭)**(ウインク)*