navikuma のブログ 陽炎のようにゆらめく景色のなかを走行中です。

ユーラシア大陸の端っこからのたわごとです。

肌の合う空港それぞれ

2007年04月14日 | 日記
きのうは泊まりでスペインのバルセロナへ出かけてきました。
仕事です。*(飛行機)*

この空港増える一方の利用客に対応するために施設の改装・整備・拡張が絶え間なく行われています。
他の大型空港のれいに漏れず一連のチェックイン,出国手続き,セキュリティチェック,乗り継ぎ,そして搭乗手続きをこなすのに空港内での移動距離(歩く距離)が半端ではない。
その広大な空港施設内には当然利用客目あてのこれまた巨大なショッピングモールのようにたくさんのお店が通路の両側に軒をならべています。
ああいう空港の雰囲気に飲み込まれると人間がぜん銭離れがよくなるのか結構なおねだんの商品を陳列したブティック調の派手な粋な豪華なお店や高級ブランド系列の店舗が圧倒的におおい。
利用客たちの大多数はかぎられた所得のしがない庶民だと思うんだけど。*(ワイン)**(プレゼント)**(音符)**(お金)*

ここからが本題です。
仕事柄あちこちの空港を利用したことがあるが自分の身の丈に釣り合ういわゆる”肌の合う空港”というのが幾つかある。*(ハート)**(ウインク)*

独断的なコメントです。
規模の大小では巨大なものより小さめが好ましい。
新旧の施設でくらべるとあまり機能的に偏りすぎず人工的内装一辺倒よりも多少素朴さが庶民臭があったほうが好い。
それから前述のキンキンぎらぎらとブティック調は適度にしてもらいたい。
自分もその数に入っているのだが,乗降客数は一日を通してそれほど多くなく空いているかなぐらいが助かる。
大きなレストランは必須ではないがおいしい食事がとれるブュフェットやセルフサービスレストランは欲しい。

その肌にあった空港は次のとおりです。
ヘルシンキ空港(好きですね),アリカンテ空港(スペイン),長崎空港,ミュンヘン空港の第2ターミナル(なんか落ち着きがある)ぐらいかな。*(コーヒー)**(オレジュー)**(音符)**(ハート3つ)**(ニヤ)**(グッド)*

反面できれば敬遠したい空港は,
フランクフルト空港,ロンドンヒースロー空港,シャルルドゴール空港(フランス)です。
これらはとにかく猥雑で混雑していて歩けど歩けどまだ道遠しをおもい知らさせられます。*(バツ)**(最低)**(激怒)*

地元アムステルダム空港も大きいからまた容赦なく歩かされますけどね。

ということは,肌に合う空港というのはなかなか出会うことが少なくまた数が非常に限られるということになりますね。

よって出発地と到着地も含めた”快適な空の旅”を求めるのはなかなか大変なようです。*(飛行機)**(いっぷく)*

庭の手入れ

2007年04月09日 | 日記
冬の間中荒れるに任せていた我が家の小庭を金曜日からきのうにかけて掃除と手入れをした。
*(庭)**(パー)**(汗)*

お隣と共有する垣根を引っ張って傾くほど絡み付いていた雑木を何本か切り取った。

それから花壇と芝生(かつては確かにそうだったが今は単に草生かな)の雑草取り。しゃがみ込んで深く根が張ったのを引き抜くようにやるのでなかなか大変です。
若葉が増えてきた3~4株のアジサイの枯れ枝を切り取る。
それから電動芝刈り機でながく伸び放題の芝?草?の草刈りと仕上げにぐるっとお掃除をした。

近くの園芸センターから腐葉土(だと思うけど)のパックを大量に調達してきた。
40L/パックで約460円を20パックを車のトランクへつんで持ってきた。
それをやや陥没気味の花壇へ花床を軽く耕しながら追加した。

これは手入れを怠っているのが原因だろうかあまり元気がない植っている草木に栄養をやるためでもある。*(おにぎり)**(ニヤ)*

家屋につながる敷タイルの上も丁寧に掃除した。

手入れを終わった庭をあらためて眺めてみるとやっぱりシャキッとしてなんか見違えるようになった。*(びっくり2)**(ハート目)*

それから,多分それを待っていたと思うわれる小鳥達がさっそく芝・草生に舞い下りておいしい生餌をついばみに来ていた。
*(天丼)**(グッド)*

これで我が家の小庭にもやっと春が来たようだ。
毎年春先から初夏にかけて特に綺麗な花々を咲かせて見せてくれる草木に先立って感謝,です。
*(音符)**(ウインク)*

北コーカサスにルーツがある知人

2007年04月05日 | 日記
黒海とカスピ海に挟まれた険峻な大コーカサス山脈の北側に位置するアディゲア共和国(現ロシア連邦)にルーツがある知人がいます。
とっても端正な顔立ち(はっとするような美人)で欧州の人たちとはまったく違う白人(コーカソイド系)の風貌をしています。*(ウインク)**(びっくり2)*
チェルケス人とも民族とも呼ばれていますがロシア帝国-ソビエト連邦の3世紀強にまたがる侵攻と圧政そして差別ジェノサイド政策によって,現在そこにはロシア人30万人以上に対して10万人足らずの人たちがくらしています。*(家)*

かつてははるかに多くのアディゲア人が住んでいたそうですが、生き延びるためにデァスポラ(民族離散)によって世界中に散らばって暮らしているそうです。
たとえばシリアに4万5千人,ヨルダンに12万人,そしてトルコに350万人,ちなみにここオランダには1000人弱ほどだそうです。*(怒り)*

話を聞いたり写真や動画も見せてもらいましたが,しっかり自分達の慣習と文化を大切にしているのが判ります。
写真の中のある山岳地帯の風景はなんかとても日本のある地方の風景に似ている気もします。*(山)**(クローバー)*

そんな美しい風土のこの北コーカサス地方はロシアとの軋轢が絶えず最近でもチェチェン紛争や北オセチア学校人質事件などが起きている地域でもあります。
*(バツ)**(進入禁止)*
昨年夏たずねて行ったウクライナのクリミアでも同じような悲惨な歴史を背負っている民族がいました。

いつの時代でも今でもそして将来も大国・強国にすでに取り込まれていたりまた周辺地域に位置する小国と少数民族はいつも分の悪い概して熾烈な生活と運命を強いられるようです。
そんな数多の人たちに想いを傾けるとなんか無性に人の世の無常さと同時にまた人間のたくましさや誇り高さそして健気さに感情を揺さぶられます。*(すっぱい)**(怒り)*

そういうこともふくめてこもごも近い将来是非訪ねて行きたい土地のひとつです。
いつか必ずね。*(うるうる)**(砂時計)*

お母さんといっしょ

2007年04月01日 | 日記
表題そのまんまの光景がこの辺り一帯の農場の草むらで見られます。

まだ生まれたばかりの子羊たちがお母さん羊といっしょにうららかな春の日差しが降り注ぐ広い農場の草むらでじゃれ付いたり飛び跳ねたりまたお昼寝をしています。*(晴れ)**(ハート目)**(初心者)*

お母さん達は例外なくふっくらと太って大きくまた毛並みが薄汚れていますが,子羊たちは小さくてまだまっしろけのやせた毛並みをしています。*(ウインク)**(ニヤ)*

”メーリーさんの子羊の童謡 ”,”イースターのシンボル”,”羊飼いと狼の話”,”産業革命と羊毛製品””迷える羊達””旧約聖書の中での人間を羊にたとえた説話”などなど欧州世界と羊の付き合いは長いようです。もともとは中央アジアやアラブが原産地らしいですが。

羊といえばうちの寝室にはなが~い毛並みの羊の毛皮の敷物がしいてあります。あったかでやさしい肌触りにはいつもホットされられます。
高級衣料品のカシミヤのセーターやコートはありませんが,ウールのジャケットやセータそれからマフラーはやはり着心地最高ですね。*(ハート)**(酔払い)*

それから昨年夏休みに行ったウクライナ方面で食べたあのおいしい”ドネケバブ巻き”も羊の肉料理の一つでした。

あらためて可愛い子羊たちを眺めながらそんなことに想いを巡らせませた。*(庭)**(ニヤ)*