lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

ファニー・メンデルスゾーン (一年・12の性格的小品集)

2013年03月08日 | 音楽

 とっても日差しが明るくなった一日です。

こんな日は部屋でピアノを弾いているのがもったいなく思えますが、最近さぼりがちなピアノもちょっとはがんばろう

お師匠先生にこんな曲があるのよと教えていただいて今弾いている曲 

ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847)の  “Das Jahr. 12 Charakterstücke” (一年・12の性格的小品集)。
 
「真夏の夜の夢」や「ヴァイオリン協奏曲」などで知られる、フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)のお姉さんの作った、
 
 
「一月」に始まり、「十二月」までと「終曲」の14曲(六月が2曲)からなる小曲集です
 
作曲者ファニー・メンデルスゾーンは裕福な家庭に育ち、
 
弟のフェリックス・メンデルスゾーンとともに、当時の最高の教育をうけました。
 
24歳で、宮廷画家のヘンゼルと結婚してからも、音楽活動は続けていたものの、
 
当時のドイツで、裕福な家庭の女の人が音楽を職業にするのは今日より理解されにくい事だったため、
 
才能を発揮できる機会は限られていたようです。
 
 
最近はテレビ番組などでも取り上げられるようになってきたものの、
 
それでもまだ比較的演奏されることが少ないですが、
 
弟のメンデルスゾーンとやはり似たところのある、歌のある美しい曲です。
 
・・・といっても、まだ「二月」でつまづいているのだった
 
けっして音域が広かったり超絶技巧の曲ではないのですが、
 
つかみにくい和音、弾きにくいパッセージが出てくるので、
 
声部ごとに丁寧に楽譜を読んでいって、今年中に一年分を弾くことを目標にしよう。
 
 
  
 
当時彼女が持っていたこの曲の楽譜は、月ごとに色が違う、とても美しいものだったようで、
 
残念ながら、私が3年前に梅田で買った楽譜は全ページ白ですが
 
それでも見つけてうれしい!(上下巻で1万4千円と、私にしたら高かったわ!)
 
表紙の彼女の肖像画は、夫のヘンゼルによるものです
 
 


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