シオン

紫苑（シオン）
学名：Aster tataricus

中国原産で平安時代ころから
花を観賞するために栽培
「今昔物語」にもその名が見られる。

「紫苑色（しおんいろ）」とは
この花の色をさす。

ナデシコ（セキチク）

石竹（セキチク）
学名：Dianthus chinensis

先日の「大和撫子（ヤマトナデシコ）
　　　　　＝河原撫子（カワラナデシコ）」に対し
こちらは「唐撫子（カラナデシコ）」

中国から平安時代に渡来
その後改良が重ねられてきた

石竹」とは岩の間に
竹のような葉をつけて花が咲くことから
名づけられた

オミナエシ

女郎花（オミナエシ）
学名：Patrinia scabiosaefolia

秋の七草のひとつ
８月の初めごろから姿を見せ始め
１０月ごろまで咲いている

全草または、根茎を乾燥したものを敗醤といい
解熱、消炎、浄血、解毒、排膿などの作用がある

ナデシコ

撫子（ナデシコ）
学名：Dianthus superbus var. longicalycinus

秋の七草のひとつ
別名を大和撫子ともいう
かわいい花なので
我が子を撫でるようにいとおしいと言うことから
「撫子」という名がついたとのこと

ダリヤ

ダリヤ（ダリア）
学名：Dahlia pinnata

中米原産でメキシコの国花になっているダリヤ
日本へは江戸時代に長崎出島から入り
天竺牡丹と呼ばれていた

多くの園芸品種があり
姿も様々である

ツユクサ

露草（ツユクサ）
学名：Commelia communis

夏の朝、
朝露にぬれながら開くのが印象的な「露草」

花から取れる青い汁は
水にひたすと色が抜けることから
布地の下絵を描くのに用いられた

シラサギカヤツリ

白鷺蚊帳釣り（シラサギカヤツリ）
学名：Rhynchospora colorata
　　　Dichromena latifolia、D. colorata

北米南東部原産の
カヤツリグサ科ディクロメナ属の植物
花穂の苞が白くなるのが特徴

ヒオウギ

檜扇（ヒオウギ）
学名：Belamcanda chinensis

日本，中国，インドに分布する
アヤメ科ヒオウギ属の花
花の様子が公家の持つ「檜扇」に
似ていることからこの名がついた

７月から８月にかけて咲く
「檜扇」は晩夏の季語になっている
（ちなみにこの写真は８月１１日に撮ったものです）

キバナコスモス

キバナコスモス
学名：Cosmos sulphureus

メキシコ原産のキク科コスモス属の１年草
その名の通り、コスモスの黄色版

本家のコスモスは秋の花だが
こちらは暑い夏の間から見ることができる

クレオメ

クレオメ
学名：Cleome hassleriana

フウチョウソウ科クレオメ属の一年草
花の様子が蝶が風に舞うように見えることから
別名を西洋風蝶草と呼ぶ