鉄道車両アラカルト

今まで全国鉄道の旅をして、いろんな車輌を見ました。そんな車輌たちをまとめてみました。

JR東日本 盛岡駅でキハ52・58撮影会

2007年10月17日 | JR東日本

引退間近のキハ52・58

盛岡駅で10月13日に撮影会

13日、盛岡駅にてJR東日本盛岡支社主催の「キハ52・58撮影会」が催された。参加は事前応募での抽選となったが、盛岡支社から引退間近となっているキハ52とキハ58の並びが撮影できる貴重な機会となった。

当日は天気にも恵まれ、入場者限定と言う事で、和やかな雰囲気の中で行われました。撮影会終了後にはサボなどの販売会も有り、抽選により販売されてました。撮影会の展示車両よりもその隣に連なってる休車中のキハ52・58の痛みが激しく、痛々しかったです。


JR東日本 「鉄道博物館」開館!

2007年10月16日 | JR東日本

鉄道博物館

開館初日に9400人
午後から入場制限

 鉄道ファンの新たな“聖地”、鉄道博物館(さいたま市大宮区)が「鉄道の日」の14日、開館した。13日午前10時ごろから並び始めた鉄道ファンは、午前10時の開館前には約3400人に。開館と同時に、JRの自動改札機と同型のゲートにICカードをタッチして駆け込んだ。開館後も入場者の波は続き、同館は午後1時ごろ、危険回避のため、新たな入場を中止した。この日の入館者は約1万人に達した。

 朝方、気温は10度前後まで冷え込んだが、徹夜組はシートや防寒着にくるまり、開館を待った。「冷え込みが心配でしたが、零下40度でも鉄道写真を撮影される方もいらっしゃるだけに、装備も万全で安心しました」(同館)。

 開館式には女優吉永小百合(62)が出席し「映画のロケで日本中の列車に乗ってきたので懐かしさでいっぱい」とあいさつ。近年増えている「鉄子」こと女性のファンも多く、男女比はほぼ半々だった。

 一番人気は、80分の1のスケールで全長1400メートル分のレールを敷いた鉄道模型のジオラマ。200人を30分おきに入れ替えたが、終日満員が続いた。同館には1872年(明治5年)の開業時に新橋~横浜間を初めて走った日本初のSL「150形式蒸気機関車」など計36両が展示され、デゴイチこと「D51」の運転シミュレーターも設置されている。

 同館は毎週火曜日と年末年始が休みで、入館料は一般1000円、小中高生500円。

とうとう鉄道マニアの聖地、鉄道博物館がリニューアルオープンしました。当日の入場者の殺到はある程度予想されてましたが、これ程の人が訪れるとは、関係者の方も予想してなかったのでしょうね。午後からの入場制限は、小さい子に配慮してのものですから、関係者の努力によって、さほどの混乱はなかったという事でしょうか。私もいずれ訪れようと思ってますが、人が落ち着く、冬以降にしようかと思ってます。


阪神電鉄 1000系デビュー

2007年10月15日 | 私鉄(関西・中国・四国・九州)

阪神新型1000系デビュー

 阪神電気鉄道は5日、2009年(平成21年)春の阪神なんば線西九条-近鉄難波間開業に伴う近鉄線との相互直通運転に対応する新型車両1000系の営業運転を開始した。新車導入は2001年の9300系以来6年ぶり。

 車体はステンレス製、長さ約19㍍、幅2・8㍍、高さ約4㍍。最高速度は時速110㌔。外観はオレンジを基調に、側面に白のラインを配したデザイン。車両前面と側面の列車種別、行き先表示器には視認性の高いLEDを採用した。

 車内はロングシートで、全車両に車いすスペース、扉付近に開閉予告灯を設置。列車無線やATS、列車種別選別装置などの保安装置は、阪神線用に加え相直運転する近鉄線用の装置も搭載できる構造とした。

 同社では、2009年春までに約80両を投入する計画。

最近の新しい電車は車イスでも安心して乗車できる構造になってるけど、実際に車イスで乗車するには介添えなしでは難しいですよね。もっと、障害者に優しい電車は作れないのかなあと思いました。
正面からのスタイルは黒と黄色の斬新なデザイン。ちょっと精悍な感じがしますね。


小田急 バーチャル鉄道博物館開設

2007年10月14日 | 私鉄(関東・東北・北海道)

小田急がバーチャル鉄道博物館

小田急電鉄は「鉄道の日」の14日から、引退車両から最新車両までの新旧車両や開業時以降の沿線の発展の経緯などを、コンピューターグラフィックス(CG)を駆使した画像などで楽しみながらウェブ上で学べる「小田急バーチャル鉄道博物館」(アドレス=http://www.odakyu.jp/museum/)をオープンする。細部までこだわった3Dのリアルな映像で小田急の魅力を堪能できる。

10月14日に開設
新旧車両の魅力
CGで堪能

 館内の「車両展示室」には、ロマンスカーのSE(3000形)、NSE(3100形)、EXE(30000形)、VSE(50000形)の4車種と、通勤車両のモハ1形、2600形、9000形、1000形、3000形、4000形の6車種を再現。それぞれ360度回転させ、好きな角度からじっくり見ることができる。

 また、CGムービーにより開業当初の風景の中にVSEなどの最新車両を走らせたり、現在の路線に開業当時の通勤車両モハ1形など引退した車両を走らせるなど、走行音も交えてバーチャルならではの楽しみ方ができるのが魅力だ。

 このほか、1927年(昭和2年)の開業から現在までの歴史や沿線の発展の様子が画像や解説で分かる「沿線フォトヒストリー」や、歴代の車両の画像や概要などを年代や車両の形態から検索・閲覧できる「小田急資料室」、難易度に応じて特製スクリーンセーバーなどのオリジナル商品が手に入る「クイズ・ザ・オダキュー」などのコーナーもある。

これは面白い企画ですね。小田急の歴代の車両がCGで楽しめるなんて、とっても素敵だと思います。今まで鉄道各社のホームページなどでは簡単なヒストリーや車両などを紹介してましたが、これは本格的。このような企画が、もっと各社に広がればいいですね。


JR北海道 「大雪丸」チョロQを先行販売

2007年10月14日 | JR北海道

青函連絡船チョロQ第4弾
「大雪丸」を13、14日に先行発売

 函館市のNPO法人「語りつぐ青函連絡船の会」は、青函連絡船チョロQの第4弾として「大雪丸」を製作。13、14日に東京・日比谷公園で開催される「鉄道の日フェスティバル」のJR北海道ブースで先行発売する。

 大雪丸は船体カラーが緑。100分の1模型も修復がなった。来年3月には青函連絡船就航100年を迎え、既に製作している八甲田丸、摩周丸、羊蹄丸と合わせた100年記念セットは4000円。同フェスティバルでは限定2500セットのうち300セットを販売する。

 昨年の同フェスティバルでは、3隻セットを発売したため、大雪丸単独も用意している。

大雪丸の貴重な模型を復元した事は、このブログでも紹介しました。しかしチョロQまで出るとは思いませんでした。あまり数の無い青函連絡船の模型ですから、このチョロQもきっと貴重なものなんでしょうね。
販売は明日までだけど、限定ですから、売れ残ってあるのかはわかりません・・・・


JR北海道 大雪丸の模型を修復、公開中

2007年10月13日 | JR北海道

大雪丸の模型を修復
高校生が見事によみがえらす

東京日比谷13.14日、鉄道の日フェスティバルで

 青函連絡船が就航して100年を迎える来年3月を前に、函館市のNPO法人「語りつぐ青函連絡船の会」は、30年前につくられた大雪丸の100分の1模型を修復した。13、14の両日、東京・日比谷公園で開催される「鉄道の日フェスティバル」のJR北海道ブースでお披露目される。

 語りつぐ青函連絡船の会

 この模型は、連絡船の修理専門会社に勤めていた函館市の木村政勝さんが1978年(昭和53年)4月に完成させた。全長132㌢、幅18㌢で、上部がトタン、下部が木製。客室の座席や船橋の機器類なども精巧に再現され、室内照明もつくようになっていた。

 木村さんは昨年5月、81歳で亡くなり、同会が就航100年記念事業の一環として修復することを決め、11月に遺族から寄贈を受けた。担当したのは函館水産高校2年、田中良拓さん。同会が主催したクラフト教室の最初の生徒で、手先の器用さから白羽の矢が立った。

 模型はトタン部分の塗装がほぼはげ落ちるなど傷みも激しかったが、田中さんは黙々と作業に取り組んで完成させた。電気配線も専門家のアドバイスを受け全面修復。発光ダイオードを使用して客室などに灯りがともる。さらに、汽笛の音も再現した。

 同会の白井朝子理事は「連絡船が終航した1988年3月には生まれてなかった高校生が修復してくれた。この大雪丸がこの後、連絡船を語り継ぐ貴重な教材となることは間違いない」と話している。

つい最近、函館に旅行して、青函連絡船摩周丸を見て来ました。青函トンネルが出来る前はこれらの連絡船が本州と行き来していたと言う事が、驚きでした。かつての北海道との大動脈であった青函連絡船。後世に語り継ぐ意味でも貴重な模型だと思います。
でも、明日までしか見られないので見学者の方はお早めにどうぞ。


岩手銀河鉄道 新たに7億円の負担増

2007年10月12日 | 私鉄(関東・東北・北海道)

岩手銀河鉄道
東北新幹線新青森開通後、負担額7億円増
総額27億円前後
新幹線新青森10年度開業

 東北新幹線八戸-新青森間の開業が2010年度に見込まれる中、第三セクターIGRいわて銀河鉄道(照井崇社長、盛岡-目時間)は新たな課題に直面している。IGRを走るJRの寝台特急が廃止・減便される可能性があり、JRからの減収分やダイヤ変更による車両の追加調達など新たに七億円程度の負担増が発生する懸念が出てきた。新幹線新青森延伸に伴う新指令システム整備も合わせると、二十七億円前後の負担に上る。県は「国が負担すべき経費を地方が負担することはできない」と強調。国の運輸政策のしわ寄せが地方の公共交通機関に及んでいる。

 県は四日の県議会総務常任委で、東北新幹緑新青森が開業した場合の課題として①新指令システムの構築②車両の追加調達の可能性③寝台特急の廃止・減便による収入の大幅減少を挙げた。

 IGRの指令システムは現在、青森県の第三セクター青い森鉄道と共用している。しかし、新幹線新青森延伸に伴い、八戸-青森間の東北線はJRから経営分離されることが決まっており、岩手、青森両県は指令設備や業務を県境で分離する方針だ。

 新指令システムの整備には、二十数億円程度かかる見通し。県は、IGRの線路をJR貨物の列車が1日48本走行し、多額の修繕費や過大な設備・維持費がかかると主張。「貨物列車が走行しなければ経費は半分程度に抑えられる」とし、国やJR貨物に「応分の負担」を求めている。

 一方、指令システムの分離に伴うダイヤの見直しも必要となる。その場合、車両の追加調達(1編成=2両、4億5千万円程度)のほか、IGRを走るJRの寝台特急が廃止・減便された場合、年間2億~3億円程度の減収が見込まれ、合わせて七億円程度の負担増が想定される。

 国の調整で2001年に定められた線路使用料制度では▽線路使用料としてJR貨物が年間約十二億円▽JR東日本などが寝台列車の旅客収入分として年間約3億円をIGRに支払うよう定めているが、同制度には指令システムの整備など設備更新費は対象となっていない。

これは難しい問題ですね。新幹線が新たに延伸開業すると、青森~八戸間の在来線が、「青い森鉄道」の経営になるわけですから、今のようにIGRとの共用が出来なくなるわけで、それに伴う負担と言うのは、今まで八戸から直通で盛岡に来てる「青い森鉄道の車両がなくなるわけで、新しい車両を買わなければいけない。新幹線の開業の裏にはこんな問題もあるなんて、ちょっと複雑な思いですね。


JR東日本 山田線・岩泉線キハ52・58が11月で全廃

2007年10月11日 | JR東日本

JR東日本盛岡支社
キハ52・58を11月いっぱいで廃車

 JR山田線の盛岡―宮古間や岩泉線(茂市―岩泉間38.4キロ)を走る旧型のディーゼル気動車を11月いっぱいで廃車とし、新型車両に入れ替える準備を、JR東日本が進めている。旧国鉄時代の朱色と肌色に塗りわけられた車両もあって、全国の鉄道ファンには人気の高い路線だけに、「主役」の引退を惜しむ声も出ている。

 
 JR東日本が廃車を予定しているのは、盛岡支社の盛岡車両センターに配置されている「キハ52型気動車」と「キハ58型気動車」の計6両。  いずれも約40年から50年前に製造された旧型のディーゼル気動車だ。エンジンを2台積んで登坂力もあることなどから、急傾斜が続く山田線、岩泉線と花輪線で引き続き使用されてきた。

 しかし、老朽化が進んでいるうえ、冷房もないため、JRは車両の入れ替えを検討。今年3月のダイヤ改定で花輪線に導入したキハ110系という1エンジン型車両の試運転を続けた結果、急坂での車輪スリップなども起きないことを確認できたことなどから、導入を固めたという。

 キハ52、58系の車両が走る路線は、山田線、岩泉線のほか、JR新潟支社管内の米坂線などごく一部。盛岡支社では、全国のファンの要望に応え、01年から一部の車両を旧国鉄色に塗り替えるなど、人気の高い列車だった。

 だが、今回の措置で、企画列車として使われる「kenji」をのぞき、すべて運用から外される。紅葉の中を走る旧型車の姿も今年限りだ。

 JR盛岡支社では「利用者の利便性の向上のため」と説明。廃車を惜しむ声に応え、10月13日に盛岡駅構内でキハ52、58の撮影会を開く。また翌14日には、岩泉―盛岡間で「鉄道の日記念号」を走らせる。

私がJRの車両の中で一番好きなのが、盛岡色のキハ52・58です。花輪線から消え去り、そして今回はとうとう盛岡支社からすべての車両が無くなります。時代の流れと言っても全廃と言うのはとても寂しいです・・・・(泣) 


東武鉄道 宇都宮線をワンマン化

2007年10月09日 | 私鉄(関東・東北・北海道)

東武鉄道
宇都宮線をワンマン化

 東武鉄道は輸送コスト削減策の一環として、宇都宮線の全区間(新栃木-東武宇都宮間)と日光線の栃木駅を発着する宇都宮線直通の全普通列車で今月31日からワンマン運転を開始する。

 ワンマン運転となる本数は、上りが東武宇都宮発栃木行き34本、新栃木行き10本、下りは新栃木発東武宇都宮行き9本、栃木発が35本。

 同社は2003年(平成15年)3月の大師線を手始めに利用人員の少ない路線を中心にワンマン化を進めており、これまでに7路線でワンマン運転を実施している。

http://www.tobu.co.jp/news/2007/9/070927-1.pdf

合理化のためにワンマン化するのは、JRなどの例からも仕方ないけど、利用者へのサービス低下だけは避けてもらいたいですね。ワンマン化する事によって、客離れしたでは、何にもなりませんから。


鉄道の日、イベント情報

2007年10月08日 | 国内旅行

鉄道の日イベント情報

DMV試乗やトークショー
JR北海道

 JR北海道は14日の「鉄道の日」に合わせてさまざまなイベントを展開する。今年は特に会社発足20周年を記念して、トークセッションや20年を振り返るカレンダー展など盛りだくさんの内容となっている。

 トークセッションは8日、小樽市総合博物館のSL「しづか号」前で。「幌内鉄道のあった町」をテーマに、北海道で初めての鉄道遺産を利用した街づくりについて、札幌国際大学准教授の吉岡宏高、観光カリスマ・薮半代表取締役の小川原格の両氏らが意見を交わす。

 また、北海道観光立国フォーラムは12日、北海道大学クラーク会館で開催。高橋はるみ北海道知事らの講演に続き中島尚俊JR北海道社長、NHKアナウンサーの森田美由紀氏らがパネリストとなってパネルデイスカツションを行う。

 20年の歴史を語る「光と風の物語」カレンダー展は、JRタワー展望室「T38」で13~28日。15、16の両日にはJRタワー西コンコースで妙夢コンサートを開催する。

 恒例の鉄道大公開は13日で、苗穂工場、苗穂運転所、社員研修センター、五稜郭車両所が対象。苗穂工場では人気のデュアル・モード・ビークル(DMV)の試乗会がある。

 このほか、旭川では13日、JR北海道10周年を記念して埋めたタイムカプセルを掘り出すイベントも用意されている。


ミニ列車運転や部品販売も
JR四国が13、20日

 JR四国は「鉄道の日」を記念し、13日に香川、20日に愛媛、徳島、高知の各地区でミニ列車運転など
多彩な催しを実施する。

 13日は多度津工場で「鉄道の日ふれあい祭り」を開くほか、高松駅で幼稚園児を招いて1日駅長と模型列車運転会などを行う。

 20日は各エリアの主要駅で幼稚園児らの1日駅長イベント、運転所でふれあい祭りを開催。運転所ではミニSL運転や部品販売などのほか、転車台、軌道自転車、車内放送などの体験コーナーを設ける。


日比谷公園でメーン催事
「鉄道の日」実行委

 14日の「鉄道の日」に合わせて、国土交通省と鉄道関係団体、事業者などでつくる鉄道の日実行委員会(会長・中村英夫武蔵工業大学学長)は、今年も全国各地で鉄道の楽しさをPRするイベントを開催する。

 中心になるのは13、14の両日、東京・日比谷公園で開く「鉄道フェスティバル」。迎えて14回目で、事業者や関係団体がブースを出展してそれぞれの鉄道をアピール。会場では、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が主催する「鉄道のある風景コンテスト」、日本交通文化協会による「交通人総合文化展」の表彰セレモニーや展示会も。15日は17時30分から、東京・新宿のハイアットリージエンシー東京で、国交省などの主催で記念式典と祝賀会。鉄道関係功労者の国土交通大臣表彰、日本鉄道賞の表彰セレモニーが予定されている。

 このほか、実行委は鉄道映画祭(6日、東京・新橋ヤクルトホール)や鉄道シンポジウム(29日、名古屋マリオットアソシアホテル)などを企画。

さすがに鉄道の日の前後には各社ともイベントが盛りだくさんですね。JRが発足して20年と言う節目の年ですから、いつもより盛り上がった企画が多いようですね。これ程企画を13,14日に集中されると、一体どれに行ったらいいものか、少し悩んでしまいますね。