空港駅利用100万人
仙台空港鉄道
仙台空港鉄道(JR名取-仙台空港間)の仙台空港駅利用者(乗降計)が5日、100万人を達成した。同鉄道が今年3月18日に開業してから263日目。
100万人目の利用者は宮城県石巻市在住の後藤明子さん。ハワイ旅行に出掛けるため同駅12時51分着の列車を利用し、自動改札機を通る際に菊地昇駅長から花束を渡された。
特設ステージに上がった後藤さんは、菊地駅長とともにくす玉のひもを引いて開花させ、「突然でびっくりしたがうれしい。旅の幸先がいい」と話した。後藤さんには記念品として鳴子こけし、同空港の人気食品詰め合わせ、同鉄道開業時に作った記念Suicaがプレゼントされた。
菊地駅長は「開業以来8カ月たち、事故もなく安全にご利用いただいた。仙台空港ビル、沿線の皆さまと協力して、サービス向上に努めていきたい」とあいさつした。
同鉄道の1日平均利用者数は6800人。当初は1万人を見込んでいたため、同駅の100万人達成は想定より約3カ月ずれ込んだ。
中間の2駅(杜せきのした、美田園)を合わせた3駅の合計利用者数では、7月24日に100万人を達成。今月4日時点では約190万5000人が利用している。
予想以上に100万人達成が遅れたのは空港利用者と密接な関係があるんですよね。沿線の利用者は、まだ開発途上なので、今後ますます利用者が増えると思いますね。あと数年もしたら、沿線にも素晴らしい街が出来る気配です。