近鉄特急が運転開始60周年
近畿日本鉄道は8日、特急運転開始60周年を記念して、上本町、近鉄名古屋の両駅でセレモニーを行った。
同社の特急は、1947年(昭和22年)10月、上本町-近鉄名古屋間で運転を開始したのが始まり。58年7月には、高速列車で世界初となる2階建て車両「VISTA CAR」(ビスタカー)が登場した。
その後、大阪万博が開かれた70年ごろに大阪、名古屋や伊勢志摩、京都、奈良、吉野を結ぶ特急ネットワークが完成。88年3月には、私鉄初の最高時速120㌔の特急「アーバンライナー」が名阪間にデビューした。
この日、上本町駅で行われたセレモニーで、武藤政和駅長から乗客代表に花束が贈呈された後、車両側面に記念ロゴマークをデザインした臨時特急が名古屋へ向け出発した。
60年も前に誕生した近鉄の特急は、人で言えばちょうど還暦。節目の年なんでしょうね。これまでにいろいろと画期的な特急電車を作ってきた近鉄ですから、今後も楽しみですね。