鉄道博物館
開館初日に9400人
午後から入場制限
鉄道ファンの新たな“聖地”、鉄道博物館(さいたま市大宮区)が「鉄道の日」の14日、開館した。13日午前10時ごろから並び始めた鉄道ファンは、午前10時の開館前には約3400人に。開館と同時に、JRの自動改札機と同型のゲートにICカードをタッチして駆け込んだ。開館後も入場者の波は続き、同館は午後1時ごろ、危険回避のため、新たな入場を中止した。この日の入館者は約1万人に達した。
朝方、気温は10度前後まで冷え込んだが、徹夜組はシートや防寒着にくるまり、開館を待った。「冷え込みが心配でしたが、零下40度でも鉄道写真を撮影される方もいらっしゃるだけに、装備も万全で安心しました」(同館)。
開館式には女優吉永小百合(62)が出席し「映画のロケで日本中の列車に乗ってきたので懐かしさでいっぱい」とあいさつ。近年増えている「鉄子」こと女性のファンも多く、男女比はほぼ半々だった。
一番人気は、80分の1のスケールで全長1400メートル分のレールを敷いた鉄道模型のジオラマ。200人を30分おきに入れ替えたが、終日満員が続いた。同館には1872年(明治5年)の開業時に新橋~横浜間を初めて走った日本初のSL「150形式蒸気機関車」など計36両が展示され、デゴイチこと「D51」の運転シミュレーターも設置されている。
同館は毎週火曜日と年末年始が休みで、入館料は一般1000円、小中高生500円。
とうとう鉄道マニアの聖地、鉄道博物館がリニューアルオープンしました。当日の入場者の殺到はある程度予想されてましたが、これ程の人が訪れるとは、関係者の方も予想してなかったのでしょうね。午後からの入場制限は、小さい子に配慮してのものですから、関係者の努力によって、さほどの混乱はなかったという事でしょうか。私もいずれ訪れようと思ってますが、人が落ち着く、冬以降にしようかと思ってます。