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鉄道車両アラカルト

今まで全国鉄道の旅をして、いろんな車輌を見ました。そんな車輌たちをまとめてみました。

JR東日本 いわき駅橋上化

2007年12月10日 | JR東日本

いわき駅、橋上化


光・風・躍動を象徴
バリアフリー対応、南北自由通路も
JR東日本水戸支社


 JR東日本水戸支社は25日、常磐線・磐越東線いわき駅の新橋上駅舎と南北自由通路をオープンした。福島県いわき市が進めるいわき駅前周辺再生拠点整備事業の一環として、同社と同市が事業主体となり2005年(平成17年)7月に着工。併せて同支社管内で初めて、旅行カウンターと「みどりの窓口」を1店舗に統合した新「びゅうプラザ」も同時に開業している。


 新駅舎は鉄骨造り2階建て、延べ床面積は駅部分約1590平方㍍、自由通路約870平方㍍、合計約2460平方㍍。南北自由通路は、幅員約10㍍、長さ約80㍍。総工費は約32億円。設計・施工管理はJR東北工事事務所。


 福島県浜通り地方の中心であるいわき市の玄関口として、〝サンシャインいわき″をアピールする「光」「風」「躍動」を象徴するデザインとし、自由通路の屋根には波打つ形状の膜屋根を採用。明るく開放感のある空間を創出している。バリアフリー設備は、エレベーター3基、エスカレーター5基、多機能トイレを新設。同市の総合観光案内所もある。


 開業記念式典には、土屋忠巳JR水戸支社長、阪本未来子同営業部長、佐藤秀夫同駅長、栗田敏寿JR東北工事事務所長、来賓の櫛田一男いわき市長ら関係者が出席。


 土屋支社長は、「新駅舎はバリアフリーにも配慮し、人にやさしい駅として生まれ変わった。JR東日本では、浜通りの13市町村と連携して12月1日から『うつくしま浜街道キャンペーン』をスタートするが、浜通り全体のイベントとして、首都圏、仙台からのお客さまが魅力を堪能できるように進めていきたい」とあいさつ。続いてテープカットを行い、新駅舎のオープンを祝った。


 同日には、同事業のシンボル的存在であるいわき駅前再開発ビル「ラトブ」も開業。引き続き、北口・南口駅前広場の造成工事や、今年9月末で閉店した駅ビル「ヤンヤン」の解体工事、ペデストリアンデッキの設置工事などを進め、2009年春に竣工する予定。駅舎と一体となった新商業スペースも同年春の開業を予定している。

最近は常磐線が熱い!って感じだけど、特に目立ったのがバリアフリーへの対応工事。そして駅のクリーンアップキャンペーンなど。利用者が気持ちよく使えるように努力してるって感じがしますね。橋上化や南北通路なども、利用者の利便性を考慮しての改装だと思います。これを機に利用者アップに繋がればいいのですが・・・・


東京モノレール 12月16日ダイヤ改正

2007年12月09日 | JR東日本

平日早朝に快速設定
東京モノレール


12月16日ダイヤ改正


 JR東日本グループの東京モノレールは12月16日、平日5~7時台、9時台に「空港快速」「区間快速」設定、データイムの増発を目玉にしたモノレール羽田線のダイヤ改正を実施する。


 通勤・ビジネス目的のモノレール利用者の利便性向上策の一環。同社では、今年3月18日に「空港快速」「区間快速」の新設、列車増発を目的としたダイヤ改正を実施したが、その後、早朝時間帯での「空港快速」の運行を求める利用者からの声が寄せられていた。


 新ダイヤでは、平日の浜松町駅5時発の区間快速を空港快速に変更して、区間快速(3本)、普通(4本)合わせて8本体制に強化。6時台も空港快速3本、区間快速3本、普通6本に改める。7時発の区間快速も空港快速に変更、9時台にも空港快速、区間快速を新設する。土休日は浜松町発5~9時台と19~20時台、羽田空港第2ビル発の8時台と17~21時台に空港快速を運行する。


 データイムの増発に伴う平日10~17時台と土休日9~17時台は、毎時15本の等間隔運転。総運転本数は平日519本(13本増)、土休日491本(25本増)となり、提供座席数の増加に伴う着席サービスが向上する。

 現在、上りで17分、19分となっている浜松町-羽田空港第1ビル・羽田空港第2ビル間の所要時間は、大井競馬場前-浜松町間での信号設備改良工事の完成によって各1分短縮され、上下とも16分、18分となる。

 昭和島駅では連絡通路に待合室を新設。連絡通路から上り線までの通路幅も拡張する。浜松町駅ではホームの整列乗車位置表示を見直す。

東京モノレールがJR東日本の傘下になってから、何度目かのダイヤ改正。その度に速達化が図られてるようですね。競合する私鉄などもあることから、利便性を高める事が集客力をアップさせるわけですから、大変でしょうね。利用客としては大歓迎のダイヤ改正ですが・・・


 


JR東日本 12月22日から磐越西線でクリスマスSLを運転

2007年11月28日 | JR東日本

ⅩマスSL
今年も運転
JR新潟支社


 JR東日本新潟支社は12月22、23、24日に新潟-会津若松間で「SLXマストレイン」を運転する。今年4月からの「SLばんえつ物語号」の利用に感謝の気持ちを表そうと企画した。


 列車には専用ヘッドマーク、車内飾りけが行われる。お楽しみ抽選会もある。乗車客には記念ポストカードがプレゼントされる。


 座席指定券(大人510円、子ども250円)は、乗車日の1カ月前10時から「みどりの窓口」などで発売している。

 

JR北海道でも似たような企画があるけど、JR東日本でも行うんですね。雪の磐越路にはとっても似合いそうですね。この期間だけは、サンタさんの雪のプレゼントだけは遠慮してもらいたいですね。


JR東日本 E655系ハイグレード車が営業運転開始

2007年11月27日 | JR東日本

E655系ハイグレード車両営業デビュー
東北線上野-新白河・郡山間で初運転

 JR東日本のE655系「ハイグレード車両」(5両1編成)が23日と25日の2日間、東北線上野-新白河・郡山間で営業列車(団体専用臨時列車)として初めて運転された。


 乗車したのは、シニア向け旅行会員組織「大人の休日倶楽部」の会員。「JR東日本発足20周年特別企画・貴方が最初のお客さま!」と銘打って、会員誌(大人の休日・10月号)で参加者を募集していた。


 ツアーは、ハイグレード車両に上野-郡山間の往復いずれかで乗車できる宿泊コースと、上野-新白河間の往復いずれかに乗車し、ブリティッシュ・ヒルズでの昼食・見学をセットした日帰りコースを設定。宿泊コースでは、新宿-東武日光間の「JR・東武直通特急」にも乗車できるようにした。


 宿泊地には東北を代表する温泉地・東山温泉を用意。旅行代金は宿泊コースが3万8800~4万8800円、日帰りコースは1万9800円だった。1編成の乗車定員は107人。宿泊・日帰りコースともほぼ満席状態で催行された。


 デビュー日の23日には、上野駅13番線ホームに斎藤順治駅長はじめ同駅社員、ツアー企画会社・びゅうトラベルサービス、JR東日本の営業関係社員がツアー客を案内。ツアー客は、木質と曲線、間接・スポット照明を巧みに織り交ぜた豪華な車内に驚きの表情を見せるとともに、モニター装置を各座席から引き出して、思い思いに操作していた。弁当・飲料提供などの車内サービスは、NRE(日本レストランエンタプライズ)のグリーンアテンダントが対応した。

とうとう調合か列車E655系が営業運転。私にしてみれば、高嶺の花で、なかなか乗る機会はなさそう・・・
でもJR東日本のステータスシンボルとして今後の活躍が期待できますね。


JR東日本 山田線キハ52、ラストラン

2007年11月24日 | JR東日本

JR東日本盛岡支社

山田線のキハ52が全廃

「栄光のキハ52」を運転

山田線のキハ52が今日で全廃となりました。車体の老朽化と、サービス向上のために。水郡線で走っていたキハ110と交代になります。当初は登坂力が懸念されましたが、試験運転の結果、問題なく、その結果キハ52の全廃が決定されました。今日は最終日と言う事もあり、記念列車「栄光のキハ52」が運転されました。

盛岡駅には多くのファンが押し寄せ、また、ホームでは記念セレモニーが行われ、クス球割りなどが行われました。

盛岡駅長の出発の合図と共に、列車は静かに走り出し、長い歴史に幕を閉じました。


JR東日本 E233系ローレル賞受賞

2007年11月21日 | JR東日本

鉄道友の会
JR東日本E233系ローレル賞授賞式

 鉄道友の会(須田寛会長)は14日、2007年(平成19年)ローレル賞に選ばれたJR東日本の通勤形電車E233系の授賞式を立川駅ホームで開いた。JR東日茶の車両では、2000年にE231系が同賞を受賞して以来7年ぶり。

 E233系は、2006年12月から中央線および青梅・五日市線に順次、投入されている電車で、同会の選考委員会で▽利用者第一の設計コンセプト▽上質な車内サービス装備の標準化▽機器2重化による故障対策の実現、などが評価された。

 授賞式には、友の会の須田会長、久保敏副会長、JR東日本の小縣方樹常務、小栗彰・八王子支社運輸部長、三村亮介豊田電車区長、瀬川雅司川崎重工業常務、磯貝光久東急車輌製造常任顧問、管泰孝GKインダストリアルデザイン社長らが出席。

 あいさつで須田会長は、E233系について「お客さまの意見にも耳を傾けながら、きめ細かな改良がなされている。新しい通勤形車両の代表的な存在であり、活躍を祈念している」などと述べた。次いで表彰状が須田会長から小縣常務、記念の盾が久保副会長から三村区長に手渡された。

 受賞者を代表して小縣常務は「E233系は、安定輸送の提供や〝人にやさしい車両″の観点から、まごころを込めてつくった車両で、評価いただきうれしい。すべての編成を無事に入れ、お客さまのためになる運用を行っていくことが、今回の受賞の恩返しにもなると思っている」とあいさ
つ。テープカット、くす玉開花と、皆川弘美立川駅長の出発合図でE233系を送り出した。

やっぱりって感じですね。斬新なデザイン、バリアフリーに対応した車両、そして安全性。これだけ優れてるる電車ですから受賞は当然かなと思いました。これからはこの受賞に恥じないように、利用客本意の安全輸送に心がけてもらいたいですね。


JR東日本 東北新幹線2010年に300㌔運転

2007年11月20日 | JR東日本

東京~新青森間、最速3時間10分

東北新幹線の運転計画
JR東日本、延伸時には300㌔運転

2012年度、320㌔運転へ

現行のはやて

 JR東日本の清野智社長は6日の定例会見で、2010年度(平成22年度)末に予定されている東北新幹線八戸-新青森間開業時以降の高速化計画を発表した。国内最高速となる時速320㌔の営業運転性能を持つ新型車両を「はやて」に投入し、新青森開業時には大宮-宇都宮間で最高時速275㌔、宇都宮-盛岡間で同300㌔運転を実施。東京-新青森間は、現在より約50分短縮して最速3時間10分程度で結ばれる。さらに2012年度末には、宇都宮-盛岡間の最高速度を時速320㌔に引き上げるほか、秋田新幹線「こまち」にも新型車両を投入。2013年度末には、「はやて」「こまち」ともすべて新型車両に置き換え、全列車を高速化する予定。

新型車、「はやて」に投入
「こまち」も置き換え

 同社では既に今年7月27日に、東北新幹線新青森開業に向けて、2009年春に量産先行車1編成(10両)を製作することを明らかにしている。新幹線高速試験電車「FASTECH(ファステック)360」の技術成果を取り入れ、ロングノーズタイプの先頭形状や台車カバー、全周ほろ、低騒音パンタグラフ、空気ばねを利用した車体傾斜装置、新型フルアクティブサスペンションなどを採用する。

 高速運転を実施する区間は大宮-盛岡間で、営業運転の高速化は2010年度末から2013年度末まで段階的に行う。盛岡以北の区間については、設計最高速度時速260㌔で建設されており、高速化には多額の地上対策費がかかることから、現時点では計画していない。

 現在の最高速度は、大宮-宇都宮間は時速240㌔、宇都宮-盛岡間は同275㌔となっているが、2010年度末の新青森開業時にはそれぞれ275㌔、300㌔に引き上げる。

 高速運転を行う列車は、「はやて」2~3往復程度とする。東京-新青森間の所要時間は最速3時間10分程度となり、現在の八戸乗り換え(最速3時間59分)に比べて50分程度短縮される。

 さらに2012年度末には、宇都宮-盛岡間の最高速度を国内最高速となる時速320㌔にアップする。東京-新青森間の所要時間は、5分程度締めて最速3時間5分程度。併せて「こまち」にも新型車両を投入し、新型「はやて・こまち」の併結編成は最高時速300㌔で運転する。

 続いて2013年度末には、「はやて」「こまち」ともすべて新型車両に置き換え、全列車を高速化。併結編成の最高速度も時速320㌔に向上する。各時点での具体的な列車の設定については今後検討する。

 高速化に合わせて地上設備も整備し、防音壁のかさ上げやレール削正、車両基地の改修などを行うほか、微気圧波対策としてトンネル緩衝工を40坑口に設置する予定。

東北新幹線も300㌔運転!これで世界の高速鉄道に肩を並べれますね。しかし、ここまでの道程は平坦ではなく、技術者の皆さんの努力の賜物と思います。今までの努力の結果が実を結んだものと思います。今後は更なる高速化が期待されますが、今は300㌔運転に達成できる事を喜びましょう。


JR東日本 うつくしま浜街道キャンペーン~冬の漁場で舌つづみ~

2007年11月18日 | JR東日本

JR東日本水戸支社
福島・浜通りへ味覚の旅
12月~2月 浜街道キャンペーン

 JR東日本水戸支社は12月1日から来年2月29日までの3カ月間にわたり、福島県浜通り地方(常磐線勿来-新地間)沿岸で水揚げされる冬の味覚をテーマにした観光キャンペーン「うつくしま浜街道キャンペーン~冬の漁場で舌つづみ~」を開催する。浜通りの13市町村で構成する「うつくしま浜街道観光推進会議」と連携したキャンペーンで、今回で4回目。今シーズンは、いわきのアンコウ、相馬の本ズワイガニに加え、高級魚である浪江のヒラメもメニューにそろえ、浜街道の食のブランド化を目指す。

周辺観光・温泉セットびゅう商品を発売
観光列車で臨運転ラッピング特急も

 寒流と暖流がぶつかる絶好の漁場を控えた冬の浜通り沿岸では、小名浜漁港(いわき市)のアンコウをはじめ、松川浦漁港(相馬市)の本ズワイガニ、請戸漁港(浪江町)のヒラメ、いわき市の魚であるメヒカリ、タラ、ヤナギカレイなど、旬の味覚が豊富に水揚げされる。キャンペーンでは、冬の食をメーンに歴史・文化など観光スポットを組み合わせ、浜通りへの誘客を図る。

 臨時列車は、期間中の週末を中心に、お座敷「ゆう」を使用した快速「お座敷冬の味覚号」(上野-相馬間)を運転。運転日は、昨シーズンの6日間から13日間に倍増する。2月未には、「リゾートしらかみ」を使った「リゾート浜街道号」(仙台-原ノ町間)も運転する予定。

 期間中、特急「スーパーひたち」651系全編成には、アンコウとズワイガニをデザインしたキャンペーンキャラクター(アンキーとチョッキー)のラッピングも施す。ネーミングは昨年度に公募し、応募総数520通の中から選考して決定した。

 旅行商品は、定期列車や臨時列車と各地の味覚、映画「フラガール」の舞台となったスパリゾートハワイアンズ、温泉入浴、名所観光などをセッ卜した日帰り・宿泊びゅう商品を用意している(相馬エリアの本ズワイガニは1月以降)。

 オープニング商品は、いわきエリア(12月1日)は上野発着日帰り大人9000円、相馬エリア(1月19日)は同1万2600円など。当日は、湯本、相馬駅で歓迎セレモニーも開催する。

 このほか、12月12~29日には、びゅう専用バスによる相馬市内観光と浜づくし料理、仙台の「光のページェント」自由見学をセットした商品を設定。来年1月6日~3月2日には、いわき湯本温泉郷で「いわきフラオンバク 温泉泊覧会」も開催される。

 首都圏や仙台の「びゅうプラザ」では、キャンペーンを特集した「小さな旅」小冊子や、キャンペーンエリアガイドブック、びゅう商品パンフレットを配布する。

今年も始まりました、うつくしま浜街道キャンペーン!
これが始まると、冬になったなあって感じがします。まあ今年もいろんな企画が行われるようですけど、興味があるのは651系のキャラクターラッピングですね。一体どんな感じになるのかと、今から楽しみです。


JR東日本 磐越東線90周年記念列車を運転

2007年11月11日 | JR東日本

JR東日本仙台支社
磐越東線開業90周年記念列車を運転

 JR東日本仙台支社は10月27、28の両日、磐越東線(郡山-いわき間)で、「磐越東線開業90周年号」を運転した。列車はDE10形ディーゼル機関車が旧形客車3両を牽引。全線を1日1往復した。

 27日は列車の発車に先立ち、郡山駅6番線ホームで出発式を開催。沿線の福島県三春町の「ひょっとこ踊り」が披露された後、主催者あいさつに立った小関英敏郡山駅長は「磐越東線は1914年(大正3年)7月に郡山-三春間が開通、17年10月に(いわき駅旧名称の)平-郡山間が全通して磐越東線となった。当初は平郡線と呼ばれていた」などと同線の歴史を紹介。

 来賓として1日駅長を務めた鈴木義孝三春町長は「磐越東線は長年、地域の発展、生活向上、通勤通学などの交通の足として、大きな役割を果たしてきた」と述べて、関係者への謝意と今後の沿線振興への期待を表した。

 この後、小関駅長、鈴木町長、太田稔同支社営業部長、利用者代表ら5人でテープカットとくす玉開花を行い、鈴木町長の出発合図で列車は発車した。

 沿線の主な駅では1日駅長による出迎え、太鼓演奏、観光パンフレット配布などが行われた。

磐越東線がそんなに歴史のある路線とは知りませんでした。沿岸部と内陸との重要な交通路線だったのでしょうね。今までローカル線は減衰していく傾向ですが、これを一つの節目に、乗客の増加、沿線市町村の活性化に結び付けばいいですよね。無理だとは思うけど、明るい希望は持ちたいですね。


JR東日本 廃止間近!山田線・岩泉線キハ52・58

2007年11月03日 | JR東日本

キハ52がラストラン
JR東日本盛岡支社
山田、岩泉線で11月24日

 JR東日本盛岡支社は、同支社管内の山田線盛岡-宮古間で従来使用してきた冷房装置のないキハ52、58形気動車に代えて、冷暖房完備のキハ110系気動車の投入を開始した。岩泉線(茂市-岩泉間)でも11月24日から順次投入、翌25日からは両線で始発から全列車がキハ110系での運転となる。

 同支社ではキハ52形のラストランを記念し、11月24日に「栄光のキハ52号」「さようならキハ52号」を運転する。栄光のキハ52号は同形4両編成で、往路は盛岡-宮古・岩泉間で運転。途中駅の茂市で2両ずつ宮古行きと岩泉行きに分割する。運転時間は盛岡発9時43分、宮古着12時19分、岩泉着12時54分。復路は岩泉発13時10分、盛岡着16時15分。

 さようならキハ52号は宮古発15時49分、盛岡着18時の通常の普通列車に、栄光のキハ52号で宮古まで使用した車両を増結して同形の5両編成で運転する。

 両列車の発車に合わせ、盛岡、宮古の両駅ではそれぞれ出発式、見送り式を行う予定。

 栄光のキハ52号の岩泉発着車両は全車指定席で、指定席券は往復とも完売している。

とうとう盛岡支社のキハ52・58の廃止がカウントダウンとなりました。長い間、山田線や岩泉線の顔として働いてきましたが、老朽化には勝てなかったようです。今後はキハ110に受け継がれますが、新しい車両も新しいドラマを作ってもらいたいですね。