街中が いや日本中がコロナ自粛中だった(緊急事態宣言)
2021年9月20日夜9時30分頃
夜の街が見たくて 外に出た
駅に到着
まだ22時前だというのに人が居ない
田舎なので電車の本数が少なく
発着のタイミングでゾロゾロ人が行き来するのだが
しばらくするとすぐに無人の状態に戻る
自粛の為店がやってないので人が駅や街に留まる理由がないのだ
とは言え2021年になるとイベントなど再開されるようになってきて
告知の看板が天井から吊り下げられている
駅ピアノ
ピアノも自粛
不特定多数が触るモノなので分からなくもないが
シンと静まり返った夜の駅構内はガランとして寂しく不気味で
別世界に来てしまったような錯覚に陥った
自分の靴音を聞きながら足早に駅の南側に出る
バスターミナル
タイミングなのかバスが1台もいない
同じく人っ子ひとりおらずガランとしている
商店街への道
もともと人通りは多くはないが
ここまで人がいないと気味が悪い
「この世界はワタシだけのものだ」
と高笑いのひとつもできない自分の小心者加減に地味にニヤつきながらシャッターを切った
今回の散策は駅周辺に限定しようと
踵(きびす)を返して駅前をうろついてみる事にした
飲食店はすべて営業自粛で閉めてしまっている
灯りがついていないので街全体が薄暗い
テイクアウトは良しとされているので
22時まで営業しているケーキ屋の不二家だけがオアシスのように光っていた
この時期 食事は外食のみという友人はご飯が食べられなくて毎日困ったと言っていた
スーパーのお惣菜やコンビニ弁当、冷凍食品等は自粛を機に
種類が増え、おいしく食べられる技術が発達して急成長を遂げたが
それが毎日となると飽きがくる
それだけ市内の飲食店は店舗数が多いという事なのだろう
緊急事態宣言中も変わらず夜営業を続けていた飲食店があった
もちろん補助金の申請はしないで、従来通り普通に営業をしていたそうだが
店の灯りがついているだけで何度となく通報され
そのたびに県から職員が1台の車に5人も乗り合わせて立ち入り調査・注意勧告に来ていたという事だが
「密を避けましょう」と言っている職員の行動は本末転倒である
昭和レトロに作られた駅前商店街
この景色は昭和感が強めで気に入っている
使用可能な電話ボックスも健在
店が営業していないので
昭和博物館にでも居るような気分になる
現実味がないのだ
この地下道を下りて行ったら
コロナ前の賑やかな現実世界に戻れるのかもしれない
こうして見ると駅に面した通り沿いはまだ明るいが
裏通りは薄暗い事が見て取れる
話題の店がコロナ中に多治見市にやってきた
弁財天のフルーツ大福
ちょうど1年後 店の前を通りかかったら
当面の間臨時休業
との張り紙があった
その時点で2カ月近く店を休んでいたので
このまま閉店するものだと思っている
日本一暑い街だった事もある
岐阜県多治見市
毎年夏になるとTV局がやってきて街角インタビューのついでに
ここからの景色をカメラに収める
暑すぎてモヤモヤとした陽炎(ようえん)が撮れるのだ
駅南 再開発が進んでいて長期に渡り大掛かりな工事をしている
2022年完成予定という話だ
日を追うごとに高くなっていく高層マンション
入居希望者が殺到し、あっという間に売り切れた
人は一度は天空に住んでみたいと思うものだろうか
多治見駅
コンコースを通って駅北に移動
↑ 動画
虎渓用水広場で鳥のサギに出会った
我物顔で散歩をする姿に
待ち合わせの友人にでも会ったかのような嬉しさをおぼえた
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