普段あまり通る事のない橋を車で通りながら見た光景に、惹かれて、公園の駐車場に車を止め、橋まで歩いた。
望遠で三脚まで立てて写真を撮っている男性がいた。
素敵ですね、と声をかけた。彼はその情景に幾分興奮している趣きだった。
稀に見る川面の滑らかさ、遠くの日没、夕陽は落ちて姿は見えないが惹き寄せられた。
スマホだから、とてもいい写真とは言えない。しかし、なぜか、記憶に残したかった。
あと一息なのだ。疲れは波のように襲っている。しかし、まだまだ上り詰めていない。
見えない絆が漂っている。
写真を撮って帰ったら可愛い子供たちが待ち受けていた。
彼らは、疲れてソファーに寝込むわたしの近くで兄妹仲良く寝そべる。庭ではタイワンクツワムシの合奏が続く。夜の音楽会は変わらない。小さな大きい幸せ!
がんばらねば〜!カオスに包まれているこの世界、美と驚きと喜びもそこにある。