国鉄に乗って・・・。

バンコクにいるときに、行ってみたい、見てみたいと思っていた場所が旦那さんにはありました。でも、なかなか行くことができずに帰国になってしまい断念したのです。

その場所とは…。 メークローン。

メークローンは、テレビで見たことのある方も多いと思いますが、国鉄が通る線路上にある市場。国鉄が通る直前になると一斉に傘が閉じたりしてお片づけして、通過した後にまた再開されるという市場です。

 まず、BTSで終点駅「ウォンウィエンヤイ駅」を目指します。私が住んでいたときは「サパーンタクシン駅」が終点でしたが伸びたみたいです。

駅の様子はこんな感じで新しいにおいがします。
 


この駅から国鉄の駅までは徒歩10分ほどです。その10分の間にいかにもタイらしい光景が・・・。

この日は工事してなかったんですよにもかかわらずこんな状態って・・・。ええ、タイではごく普通です。当たり前の姿なんです。

駅に到着。これが駅？？


駅じゃないようで駅なんですよ。

チケット売り場でチケットを買います。どうやらまだ国鉄や赤いバスはタダみたいですが、どこからどう見ても私たちは外国人。チケット代が必要のようです。でも、バスはフリーなんですよねえ・・・。


チケット売り場では、英語のできる駅員さんがいて、電車の時刻表を見ながら乗り継ぎや帰りの電車のことも教えてくれます。

まだ出発まで時間があるので、ちょっとプラプラしてみました。

人が結構いますねー。


屋台も出ているので、朝ごはんを買うことにしました。と言ってもしばらくこういった食事から遠ざかっていたので、絶対に（絶対はないか・・・）お腹を壊さないこちらにしました。


パンにバターを塗ってグラニュー糖をまぶします。まぶすと言うかかける、大量にかける・・・。焼いたら食べやすいようにカットして、串をさして出来上がり。1枚5バーツ。


このパンに練乳をかけるのもありです。ちょっと値段が上がって10バーツ。でも、エンポリアムのフードコート側にあるお店より全然安いです！味は大して変わらないのに。やっぱり屋台ってかなりお得♪


わんこものんびり・・・。


車内はこんな感じです。日本の古い電車みたいです。ただ、車内のどこを見てもどこの国で使われていたのかわかるものはありませんでした。

こんな皮？張りのシートもありますよ。


電車が出発すると、驚くことがいろいろありました。
どうやらタイ人には、乗車証明書のような紙が渡され、私たちのところには「切符を見せて」と車掌さんがやってきました。
車掌さんに切符を見せると、躊躇することなくビリっ



一応、チェックしたということみたいです(^_^;)

それから、ドアが・・・。

見づらいかもしれませんが、ドアが開いたまま走っていますごくごく普通のことのようですが、ちょっと怖いですね。

犬も線路で寝ちゃいます。


結構天気も良くて暑かったのですが、レールは熱くないのかちょっと心配になっちゃいました。眠れると言うことは熱くないということかなあ。

車窓からは南国らしいこの木もたくさん見えました。


立派なお寺も。


このお寺は「ＷＡＴ　ＳＩＮＧ」という駅の側にあったので、きっとこのお寺の名前なんだろうなと思います。

そうこうしているうちにこの電車の終点、マハチャイ駅に到着。
この駅にもたくさんお店が出ていますよ。


生鮮食品から洋服、日用品まで何でもありました。

マハチャイ駅の駅舎。


ここからちょっと歩いて渡し舟の乗り場まで行きます。その道もお店だらけ・・・。


売っているものは生鮮食品が中心で、カニもたくさん！



あっという間に船着場に到着。


1人3バーツで対岸へ渡ることができます。所要時間およそ５分。
この船で渡ります。

バイクも人も一緒です。

対岸に着いてから、国鉄の駅を探すのですが、ちょっと分かりにくいので地元の方に聞いてみました。「ひたすらまっすぐ」というので歩きます。


歩いていると、地元の方が手で×印を作っています。でも、何が×なのかわかりません。なんだったんだろう・・・？


どうやら駅が近づいてきました。でも道はこんな道。奥に見えるのが駅舎のようです。



駅に到着しました。

駅？ホントに駅？
駅のようです。

ところが様子が変・・・。


電車はいるけど、人がいっぱい。お客さんじゃありません。作業中のようです。

駅員さんに聞いてみると「壊れちゃったんだよね～今日はダメ」とのこと・・・ちょっと立ち直れません。
あの地元の人が手で×を作っていた理由はこれだったようです

再度駅員さんに聞いてみたところ、「今日は無理、ダメ～」というので諦めて来た道を戻ります。国鉄の時間も1時間に1本あるかないか。頑張れば20分後の電車に乗れます。これを逃したら大変です。

早歩き・小走りで戻り、また船に乗り、マハチャイから国鉄に乗り戻ってきた私たち。

運が悪いとしか言いようがありません。旦那さんは「いつかリベンジ」と言いますがいつリベンジできるんでしょうねえ～。しばらくはお預けのようです。

バンコクに戻ってきたときにはもうお昼をとっくに回っていました。さすがにおなかが空いたので、ランチを取ることに。
ランチの様子はまた後で～。