道東の旅3日目はペレケさんでお願いしたツアーで船に乗ります。
私たちは5月のGW終了後に今回の旅行を計画し、予約し始めました。
5月12日にはペレケさんを予約してクルージングもお願い。
その時点から「お盆中はすぐ埋まっちゃう」とは言われていたのですが、
ホントに早く埋まっちゃったようです。
オーナーさんには「3か月も先の予定をよく決めるよねー」とは言われましたけど、
前回の道東旅行で失敗した経験も踏まえて早め早めにした今回。
ここまではいい感じです。
クルーズの会社はいくつかあり、私たちはゴジラ岩観光さんのクルーズ船に乗ります。
コースは約2時間のヒグマウォッチングコース。
ゴジラ岩がこちら。
ゴジラに見えるでしょ。
ペレケさんからゴジラ岩観光さんの事務所までは3分。
受付をしてからスタッフさんの案内で、このゴジラ岩近くの
船着場から船に乗ります。
ちなみに予約した順番名前を呼ばれ、その順番で船に乗り込みます。
私たちは2番目でしたから相当早かったみたい。
こちらが今回の船です。
小型船なので少々揺れる可能性もあるので、何十年かぶりに酔い止めなんてものを
買ってなめました。
酔い止め薬とは言いますが、今のって水がいらないのね。
トローチみたいな感じでなめてればOK。おいしくはないけど、まずくてなめられない
わけじゃない。小さいころに飲んだ液体の薬みたいな微妙な甘さでした。
ちょっと時間が経ったので何が何、という説明はできませんが、画像アップ。
陸からは楽しめない絶壁をお楽しみください。
象のように見える岩
フレペの滝だったような・・・乙女の涙と呼ばれているらしいです。
これは硫黄で色が変わったと言ってました。
多分気づいている人は少なかったはず。
案内の方も全く触れなかったし。
シカがいました。
絶滅危惧種のオジロワシ
このツアーで頻繁に見ることができました。
珍しいそうです。
この岩・・・
もうかなり長い間このような状態のようです。
人工的な支えなんてありませんよ、自然の姿です。
すごいですよ、この岩。
硫黄山とカムイワッカの滝。
カムイワッカの滝、硫黄で変色しているのがわかります。
硫黄山・カムイワッカの滝をバックに。
ヒグマ発見です。
今回、4か所くらいでヒグマを見ることが出来ました。
驚いたのがこちら。
ここって唯一の番屋なんです。
限られた方しか行けない、一般の人は行けない場所です。
ちょうど真ん中、青いビニールの左上あたりにヒグマいるんです。
写真には写っていませんが、あの黄色い重機の右の方に普通に
作業をされる方がいたのです。
思ったより距離はあるとは思うのですが焦りました。
折り返すと、半島から少し離れて船は進むので、知床半島を遠くから撮影できます。
目的はヒグマが見たいということだったけど、
海から見る知床半島は奇岩も多く、海鳥の巣になっていたり
陸からは見ることのできない姿を見せてくれました。
若いときにはきっとこれがすごい姿だとは気付かないんだろうな。
今だからこういう旅が楽しいんだろうなと思います。
帰り、左側からオジロワシらしき鳥がすーっと飛んでいきました。
あれあれ?という感じだったんですけど、
その後説明が入って、どうやら右の方に釣り船が出ていたようなのです。
遠いですよ、その距離。
釣り船は小さい魚などはキャッチ&リリースで海に戻すらしく、
オジロワシはそれを狙って飛んだとのこと。
オジロワシは人間の8倍の視力があるんですって!!
こういう姿も見ることができたクルージング、大満足です。
船を降りたらすぐにペレケさんに戻らなければならないのですが、
ちょっと暑くてのどがかわいちゃったからセイコーマートでこちらを購入。
ペレケさんのすぐそばにセブンとセイコーマートがあるけど、
当然北海道にきたのだからセイコーマートのお世話になります。
本州じゃ埼玉くらいでしか食べられないセイコーマートのお品物。
少し涼しくなったところでペレケさんに戻り、
オーナーさんにクルーズの報告をしてお別れしました。
「今度は冬においでー女満別まで来たら、バスに乗っちゃえば目の前だから」
そうか、冬は女満別からバスか~。
と本気モードで考える私です。
可愛い名前ですね。
半島クルージングは、陸からは見られない物が
見られて楽しいですね。
うろ覚えなのですが、昔、ドキュメンタリーか何かで、
半島の先に近い場所に小舟を着けられる小さな
岸があって(岩がゴロゴロしてます)、そこに小屋が
建っていて、ある期間昆布漁をして終わるとまた船で戻る、というシーンを見たことがありますよ。
船以外に行けない場所で、天候が悪いと帰れない
過酷な暮らしだった事が印象に残っています。
滝が硫黄で変色しているなら、近くに温泉でも
あるんでしょうか?
こちらのツーショットも良いですね。
撮れる時には撮っておきましょう♪
カムイワッカの滝・カムイワッカ湯の滝、この違いが
イマイチよくわからないんです。
上流にある滝がカムイワッカ湯の滝で、下流が
カムイワッカの滝、そんな言い方をしているような
気もします。
カムイワッカ湯の滝についてはまた書くと思いますが、
今回行きませんでした。
ヒグマが出た番屋は鮭やマスの関係と
聞きました。
今回のクルーズは半島の途中までですので、
この先の知床岬コースに行けば、ドキュメンタリー
番組の小屋の話があったかもしれません。