ねぶたに酔った翌日、9時にはバスが出発しました。
この日からバスガイドさんが登場。
結構年配のガイドさんだなあと思ったら、もう現役は引退しているけど、必要とされているときだけ、
応援と言う形で復帰するというお立場のガイドさん。
ねぶたの時期はガイドさんが足りなくなっても不思議じゃないですからね。
こういう先輩ガイドさんが助けてくれるとなると、現役ガイドさんも心強いのでは?と思います。
青森市内を出発し、向かうは十和田湖。途中で奥入瀬渓流散策もちょっとあります。
ガイドさんはさすが経験豊富です、道中飽きることなくいろんなお話をしてくれます。
そして、詳しい!ガイドさんなら当たり前かもしれないけど、途中でドライバーさんが道を
間違えたのです。
間違えたというか曲がるところを曲がらなかったら、すぐドライバーさんに知らせます。
でも、ここは山の中。
バックするにはちょっと危ないし、だからといって転回するのも無理だしどうするかと思ったら、
「こっちでも行けるから行っちゃおうか」と。
実際には注意してバックして、曲がるところで曲がったのですが、もしまっすぐ行っていたら、
ガイドする内容が変わるわけで・・・。
私だったら予定していたことが変わっちゃったら、焦っちゃいます。
いろんな経験をしているから、どんなトラブルでも対応できるのかもしれません。
奥入瀬に入るとしばらく車窓からの見学。
奥入瀬は、十和田八幡平国立公園の中にあり、十和田湖から流出する唯一の河川で、
十和田湖の子ノロから焼山までの約14kmの流れが、奥入瀬渓流とされ、
千変万化の 渓流美を構成し、四季を通しての景勝地である。渓流には遊歩道が整備されており、
渓流沿いにはいくつもの滝が点在。十和田湖観光には欠かせない散策ポ イントです。
渓流沿いの遊歩道では4時間半くらいのトレッキングが楽しめ、豊かな樹木や大小の滝、
巨大な岩や切り立った崖などが景観に彩りを加えています。
新緑や 紅葉の時期は、特に美しい景観を見せてくれます。
こちらは1928年に天然記念物に指定されました。
車窓から小さい滝とかいっぱいみたけど、画像にはうまくおさめられませんでした。
奥入瀬渓流散策は15分ほどの時間ですが、九段の滝、銚子大滝を見るコース。
バスを降りて歩き出すと森林浴の始まり・・・。
たぶん九段の滝
ガイドさんが持っているのは「みず」という山菜
「みず」はウワバミソウとも呼ばれます。
普通に大量に生えていて、持って帰りたいくらいでした。
「みず」は油で炒めてお醤油で味つけして食べたり、油揚げを入れてさっと煮たりすると
おいしいです。
私も大好き!
銚子大滝の前で母と一枚
たった15分の散策では物足りませんが、ツアーですから仕方がありません。
バスに戻って、十和田湖畔へ向かいます。
十和田湖ではランチと散策で1時間ほど時間があります。
この日のランチはこちら。
十和田湖は青森県と秋田県の県境。
稲庭うどんもあればねぶた漬けらしきものも・・・。
昨日のアラスカもメロンがあったけど、どちらもすごく美味しいメロンでした
結構食べるのに時間がかかってしまいましたが、残った時間で十和田湖畔を散策
しながら「乙女の像」を目指します。
穏やかな十和田湖。
結構透明です。
こんなキレイな蝶がいました。
多分アメリカ人かなあ。女の子が「キレイキレイ」とママに教えていました。
ランチのお店から10分ほど歩くと乙女の像に到着。
乙女の像とは・・・。
詩人で彫刻家である高村光太郎作の一対のブロンズ裸婦像。
十和田湖を広く世に紹介した文人 大町桂月、当時の青森県知事 武田千代三郎、
地元村長 小笠原 耕一の三氏の功績をたたえ、国立公園指定15周年を記念して
昭和28年に青森県が建立したものです。
モデルは奥さんの高村智恵子。
十和田湖畔に別れを告げ、少し走ると発荷峠(はっかとうげ)に到着。
こちらの十和田湖展望台から見る十和田湖もなかなかいいですよ。
ここから見る十和田湖で本当に十和田湖とお別れです。
目指すは秋田市内。
今日は秋田で竿灯祭り見学です。