Blog満賊亭

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イスタンブールへ(2)

2013年10月08日 | 海外(中東編)
2.中東料理
魅惑のトルコ料理1

イスラム圏でありながら、独自の食文化が花開いたトルコ。世界三大料理になぞられるほどだから本当に楽しみ。
でもね、そこはイスラム圏であるから、基本ベースは割と質素なのだと思う。
昨年訪れたオイルマネーの町ドバイは確かに豪華な料理が目についたけれど、基本全部パスして地元の飯を食った。痩せた土地でとれたひよこ豆のペーストボブズ(パン)につける…それはそれは質素な食事だったよな。
あまりに質素だったものだから、美味しいアラブ料理を食いにいったっけ。

当時の記憶を掘り起こすと・・・

アラブ飯@Mandi
アラブ飯を食べて思ったこと。「非常に量が多い」「味付けはシンプルで癖がない。どちらかといえば大味」「男女問わず食べる量がはんぱない」「チーズを多く消費する」オイルマネーで多国籍料理がなだれ込んではいるが、地元飯を見ればこの地域がもともと質素だったことは歴然。食事にもイスラームの規律が多分に影響しているんだろうね。

タクシーの運転手に一番おいしいアラブ料理って何?とたずねたところ、
「そりゃぁマンディさ。うまい店教えてやるぞ」
アラブ人って風体から似つぬ人懐っこさがあるね。
教わったお店でもアラビアスタイル(地べたで食べる)をチョイスしたとたん
「おっ!いいね~。おまえ、チャイニーズか?携帯見せてくれ!」...
エジプト出身の店員もフレンドリー。
気をよくした店員に勧められ、この店1番人気のマトンマンディ35Dhを頼む。

まず出されたのは薄めのカレースープ。コンソメ風味。そして、ガスパチョのようなものと、ヨーグルト。

これは前菜なのか?つけダレなのかわからずいたところ・・・

アラブ人2名登場。対角線上に座ってくれたので、彼らが食事の先生に決定!
ええと、スプーンがないが・・・これは手で食べるのか?

あとからスプーンくれたが、あ、先生たちやっぱり手で食べ始めた(笑)
ええっ!?ヨーグルトもかけているよぅ

先生見習って手で食べる(笑)なんとたとえよう…波打ち際で波とおいかけっこし、靴がぬれちゃった感じ(笑)
あきらめに似た爽快感があります。

マトンは非常にやわらかく、癖もない。ご飯はタイ米をさらに1.5倍にした感じ。味付けはシンプルであぶら濃くないが、左手使えないから意外と難しいんだこの食べ方は!
最後の方は、もう・・・このとおり。

ご飯が淡白だから、ヨーグルトや塩辛いトマトのソースをまぜて丁度よくなる。サラダも手づかみ(笑)前かがみで食べるうえ、手でほおばるのでこぼさず食べるのに苦労するけど、面白い食べ方だったよ~。

さてさて、トルコ料理。どんな美味いモノがあるんだろうか?
その前に、体重を少し落とさなければ・・・(つづく)

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