今日は、医局主催で神経科のK先生講師による
「災害とメンタルヘルス」という学習会へ行ってきました。
被災者のメンタルヘルス と
支援者のメンタルヘルス を
それぞれの心理状態から、ケアの基本、心得などについて学びました。
震災が起こってから感じていたストレスの原因が
筋道だてた話で整理されていきます。
私の職場は、病院ということもあって
みんな、善良で献身的な人ばかりです。
支援に行く人の高揚感や使命感や不安
支援に行けない人の罪悪感や無力感
平穏な日常生活を送っていることへの後ろめたさ‥
義援金を出せなくてつらい人‥。
震災が怖くて頭から離れない人‥etc‥。
いろんな葛藤があり、思いが錯綜しています。
「誰もが震災の影響でストレスを受けていることを自覚すること」
「普通の生活を維持して、楽しむことは楽しむこと」
「休みをきちんととること」
「限界を認めつつ工夫すること」
「普段よりいたわりあうくらいが良い」
「がんばりにかりたてない」
普通の生活を営むということが
自分にとっても、子どもにとっても、みんなにとっても
精神衛生上、とても大切なことなんだと
改めて思いました。