証明写真

先日のブログで、センター試験の証明写真を撮った話を書きましたが、どうも娘はその写真が気に入らない様子である。

夕べ「明日、いなださん（イナダスタヂオ　日立市千石町）に行って撮りなおしたい」と言い出した。

まあ、日曜日なのでお店は営業しているだろうから「いいよ」と伝え、今日、再撮影となった。

スタジオの中からは、聞きなれた声で、撮影に関するいろいろなアドバイスが聞こえてくる。

我が家の家族にとっては、ごくごく普通に安心して撮影できる環境である。

証明写真であるからそんなに時間はかからないが、店主にはいつの間にか孫が出来ていた。
奥様が赤ちゃんを抱っこして出かける時で、最近行っていなかったことを実感した瞬間でもあった。

店主は「結婚式の写真も撮ってあげるから、遅くともあと１０年以内に結婚してね」と言っていたが、はたして、どうなることやら？（晩婚時代だからな～）

証明写真が出来上がると、娘はご満悦である。「やっぱ、ぜんぜん違うね！」とのこと。

写真はどこで撮っても、それなりに写るだろうが、一人ひとりの表情や、全体がかもし出す雰囲気は、何年も通って、家族関係を知った上で撮影するのとではやっぱり違ってくると思う。

また、料金の話になってしまって恐縮ですが、安さだけや、貸衣装があるから、と言う理由だけで写真館を選んで良いのだろうかと感じた瞬間でもあった。

我が家は、節目節目にイナダスタヂオへ足を運んで撮影してもらっている。もう、成人した娘や息子の記念写真も、小学校の卒業アルバムもイナダスタヂオである。
遠くに引っ越しても、我が家には無くてならない街の写真館なのである。