南里英語教室 小城三日月教室

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ふと昭和を考える

2021年05月25日 | 小城・三日月教室の出来事【南里英語教室】

皆さんこんにちは。

南里英語教室 小城三日月教室の川口 健です。

 

暑くなりましたね。

この間の日曜日は、久しぶりに実家の方に行ったのですが(福岡県の八女というところです)、

せっかくだからと子供の頃によく泳いでいた川に行ってきました。

まだ5月下旬だというのに大勢の家族づれが訪れており、

川辺に椅子を置いて涼んでいるお母さんたちや、

川の中に入って泳ぐ子供たちで大賑わいでした。

僕の子供は川に入るのは初めてで最初は怖がっていたのですが、

慣れていくにつれ積極的に水の中に入って遊んでいました。

「お父さん、石切りをしてみてよ。」と妻からリクエストされたので、

(よっしゃ。昭和の力を息子に見せてやるか。)と

平べったい石を手に取りほぼ水平に川に投げ込みました。

石は水面をぴょんぴょん跳ねながら向こう岸まで届き、案の定息子は「お父さん、すごっ」と大喜びでした。

「だってお父さんは子供の頃、こんなことばかりして遊んでいたんだから。」

と得意げに息子に自慢していました。

毎日学校から帰るやいなや、そのままランドセルを放り投げて近くの空き地で遊んでばかりいたのです。

信じられないかもしれませんが、「ジュースが飲みたい。」と母親に言おうものなら、

「水でも飲んどけ。」とあしらわれていたのです。

そういう時代でしたが、僕にとっては昭和に生まれたことは強みなのです。

ものがなかったので、色々なものを作って遊んでいました。

遊びも自分たちで考えていました。

昆虫取りなどもたくさんしました。

そのような環境で育った昭和世代だからこそ、日本を空前の経済大国に押し上げることが出来たのだと思うのです。

今の時代、スマホなどものすごく僕たちの生活は便利になりました。

だけどその反面、文章を読む力や計算能力が落ちているなと感じる場面が多々あるのです。

数学の授業中、「この公式ってなんで成り立つのかな。」と子供達に問いかけた時、

「だって先生、教科書にそう書いてあるからそうなるに決まってるやん。」と言われたことがあります。

学問の王道は、「まずは疑ってかかることだ」

と思う僕にはこのように言われたことがものすごくショックだったのです。

このような危機感を持ちながら、生徒たちに少しでも考える力を付けさせたいなと思う日々です。

 

P.S.

またもや今回のブログも勉強ネタになってしまいましたね。

本当は全く別のことを書こうとしたのですが・・・。

 

P.S.2

「毎日なーんも考えようらんでほんとにうらやましかー。」と先日も妻に言われたのですが、

本当はものすごくいろんなことを考えているのです。

だから僕の手のひらにはびっしりとシワがあるのです。

 

それでは

 

南里英語教室 小城三日月教室

川口 健

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