あの忌まわしき東日本大震災から2年8か月。
甚大な被害を受けた南湖神社も
修繕が終わったところと未だ手つかずのところが混在しています。
ただいま行っているのは常夜灯の「火袋」と呼ばれる部分の修繕。
震災時の揺れで落下したりガラスが割れたりしたものを
1つ1つ、丁寧に直しています。
業者さんも忙しいので一度に全部というわけにはいきません。
それでもちょっとずつでも直っていくと、どこか嬉しい気持ちになります。
傾いたままの常夜灯、倒壊したままの灯篭・・・
これらもちょっとずつ、ちょっとずつ、直して行けるところから直していきます。
年数ははかかりますが、きっとまた正月や桜の時期に参道が光に包まれるあの光景が戻ってくることを
静かに待ちたいと思います。