今日はまた午後から結婚式もありまして、本当に忙しい一日でした。
今日の新郎新婦はお二人とも明るくて最初からリラックス!
挙式が始まるのをわくわくして待っておいででした。
まだ紅葉には早い時期でしたが、暑すぎず寒すぎず
まさに小春日和のおだやかなお天気に恵まれたいい挙式でした。
新郎新婦様の末永いお幸せをお祈り申し上げます。おめでとうございました。
今日は友引の土曜日ということもあり、七五三のお参りが大変に多い日です。
毎年、七五三詣りで来られるお子さん方を見ていて
ここ数年の、着物の変化の凄さには驚かされます。
少子化の世の中、若いパパママや子供たちの注目を集めようと
有名タレントさんプロデュースの着物が毎年登場してるんですね。
形は着物なんだけどフリルがふんだんに使われていたり
クールな幾何学模様がデザインされていたり
ミッキーマウス柄・ポケモン柄の着物もあります。
上の写真は3歳のお子さんですが、被布がうさぎさんの耳がついたパーカーになっているんですね。
(もちろん着物もうさぎさん柄でした)
一方で30年40年大切にしてきた着物を着ているお子さんもいます。
そういう着物はやはり品があって美しいなぁと感じます。
ほんとに、いつもながら見ていて飽きないですよ。
今年もたくさんの笑顔が見られることを楽しみにしています。
秋晴れのもと
羅月庵をはじめ隣接する翠楽苑でもお茶会が開催されています。
羅月庵は震災で壁が落ちるなどの被害を受けましたので
実に2年ぶりのお茶会となります。
朝から和服姿の茶道愛好家の皆さんが大勢境内を歩いています。
またこの賑わいが戻ってきたかと感慨深くもあります。
願わくば
もう大きな地震が来ないように。
みんなが悲しい思いをしないように。
東日本大震災で損壊した茶室「松風亭羅月庵」の修繕工事がようやく終了しました。
壁が落ちたりヒビが入った部分がきれいに塗りなおされ
屋根も葺き替えられ
崩れ落ちていた灯篭も元通りに。
そして、ボーボーと荒れ放題だった草が刈り取られ
細かな砂利がしきつめられました。
今週末には白河茶道連盟「秋季大茶会」が行われる予定になっております。
・・・工事が間に合ってよかったです・・・
神社復興へ向けてまた一歩前に進むことができました。
とはいえ、先は本当に長いです。
鳥居や灯篭の再建・宝物館の修繕・・・
まだまだやることがいっぱいです。
昨日で震災から1年7か月です。
1年7か月でようやくここまでかよ!と思う人もいるかもしれません。
実際「鳥居はいつ直るんですか?」とよく聞かれます。
・・・色々難しいものがあるんですよ。
「おとなの事情」という便利な言葉を思わず使いたくなる位・・・
ですが、時間はかかっても必ずや復興させていきますので
どうか長い目で見守っていただければと思います。