厄除・方位除の当たり年をご案内する看板が書き換えられ
参道沿いに設置されました。
これが設置されるといよいよ年末なんだなぁという気分になります。
(一方、神社職員は目の前に溜まった仕事の多さに愕然となります・・・)
参拝に来てこの看板を目にした方がよく口にされる感想は
「なんだ?俺の年書いてないぞ?大丈夫なのか?」
・・・これは厄年に当たってる方だけが書かれている看板なのでなければむしろラッキー♪なんですが
なければないで不安になっちゃうんですね。
「俺、もう60過ぎてっから厄年ねぇんだと!!もう用済みなんだと!!」
・・・ネタじゃなくこういうセリフを吐く人って結構多いんですよ。
軽口を叩いたつもりなんでしょうが、周囲はあんまりいい気分しないですよ。なんですか用済みって。
そして、そう言った方にはこちらの看板をご案内しております。
どうです?還暦過ぎてもいくらでも当たり年がありますよ?うれしいじゃありませんか。
先程のセリフ吐いた方はここで大抵黙っちゃいますwww
ところが、猛者がたま~にいるんですね。
「こんなに厄年だのなんだの書いてて、いっぱい金儲けようってんだよここの神社は!!」
これもネタではなく本当に言われたセリフです(泣)
別にどこぞの宗教や占い師のように「お祓いしないと地獄に落ちる」だの言ってるわけじゃありませんし、
お祓いを受けるも受けないも個人の考え方次第で自由ですし
ましてや1回のご祈祷で数十万円取ったり、壷やら掛け軸やら怪しげなものを売りつけてるわけじゃありません。
・・・とりあえず、このセリフ吐いたオッサンにはこの光景を見ていただいて同じセリフが吐けるのかと
(狛犬さんは現在元の場所に戻っています)
白河地域をはじめ、全国から参拝される方々のために少しでも立派なお宮を作り上げようとしていることの何が悪いのか
ましてや震災で大ダメージを受け、いまだに復旧ままならない境内地をなんとかしたいという思いを
「金儲け」という一言で片付けるって本当に情けなくて悔しいですよ。
どこぞの宗教のように教祖様の一声で何十億・何百億というお金が一発で集まるわけじゃありません。
あくまで神社としてあたりまえの仕事をして、それでお金をいただいているだけなんですけどね・・・
ちょっと熱く語りすぎてしまいました。
厄除看板と一緒に、干支のジャンボ絵馬も新しくなりました。
この看板の前で毎年写真を撮ってコレクションされてる方もおられるようで。
今年、あまりにも色々な事が起こりすぎたので
来年こそは穏やかに過ごせることを願いたいですね。