昨日は、あの震災から100日目だったんですね。
メディアでは節目・節目とやたら言っていたように思うのですが
人間の感情って節目だからってきっぱりと切り替えられるものじゃないんですよね・・・
ましてや身内を亡くされた方などは尚更そうではないかと思います。
最近一番腹立たしいのは
放射線の恐怖を必要以上に煽る風潮ですね。
そりゃ私だって怖いです。怖いけど、こうなってしまった以上は怖がりつつ付き合っていくしかないんです。
今騒いでいる人たちは放射線の値が0にならないと納得しないのかもしれませんが
少なくとも、大騒ぎしたところでストレスを増やすだけで何もいいことないと思います。
だけどおもしろいものですね。今回の震災で人間の本性というかその人の人間性が炙り出されたなぁと感じます。
これは同業の方から聞いた話なのですが
市内の結婚式場で震災後やはりキャンセルが続出したそうなのです。
中には結婚そのものがなくなってしまった・・・破談になってしまったものも1つや2つじゃなくあったんだそうです。
その原因は・・・
「福島県出身の嫁をもらうと、将来子供ができるかどうかわからない。できても、障害が出るかもしれない」
という話が新郎両親や親族から出てきたから、なんだとか。
こんな人間性を持った人たちと結婚したところで、あることがきっかけで結局は苦しむことになるわけですから
結婚前に本当のところがわかってよかったのかもしれないと思う一方
「新郎も情けない。自分の選んだ人なら周囲の意見に負けずに思いを貫けよ」
と思ったのも事実です。
こんなこと(と言ってはなんですが)で結婚がだめになるなら
最初から新婦のことを本当に愛してなかったんだろうな、とさえ思います。
震災の規模があまりにでかすぎて
いろんな出来事が起こりすぎて
みんな、混乱しているんですよね、いまだに。
だから、100日だの節目だと言われるのは
やはり違和感があるんです。
じゃ、いったいいつ節目が来るのか??という話になりますが
それはもう、某総理大臣がいつやめるのかと同じくらいあてにならない話だと思います。