DUCATOを納車してもらってから半年が経ち、キャンピングカーへの改造がほぼ出来上がりつつあります。それに伴って、近所の自動車屋さんに、構造変更の申請をしてもらうように連絡しました。自動車屋さんが改造の完成具合を見に来られた時に、これだと1ナンバーのままでも違法改造とはならず、車検も通りますよ!と言うのです。私は、荷室に色んなものを積み込んでいるので、この状態では、1ナンバー(小型貨物自動車)としては車検は通らないものだと思い込んでいたので意外でした。
一応、国交省のキャンピング車としての構造要件は全て満たし、かつ保安基準で要求されている内装材の難燃性要件を満たすように注意して改造しました。今更ですが、1ナンバーとして車検が通るのなら、わざわざ構造変更の申請をして8ナンバーにしなくても良いのじゃあないかということを改めて検討しました。
1)初期費用
車検の手数料や重量税、自賠責などが余分に掛かります。
2)車検のインターバル
1ナンバーは1年毎の車検(新車は最初の1回目は2年)、8ナンバーは2年
3)自動車税
1ナンバーのままだと、DUCATOは1トン超2トン以下なので11,500円
8ナンバーにすると、DUCATOは2200㏄なので43,500円
4)自動車保険(任意保険)
JA共済で、8ナンバーのハイエースから1ナンバーのDUCATOに切り替えた時に、若干戻ってきたので1ナンバーの方が安いようです。以前、ネット損保への乗り換えを検討した時に、8ナンバーは加入できないか保険料がべらぼうに高かった記憶がある。
5)高速道路の料金
8ナンバーにすると、乗用車と同じ金額になるので、約16%安い。(1ナンバーは8ナンバーに比べて約2割高い。)
岡山ICから福井北IC間を走った場合、1ナンバーでは9,610円、8ナンバーでは8,040円。差額は1,570円(往復の場合3,140円)、10往復したとして、31,400円。
<<<結論>>>
構造変更申請して8ナンバーにするのは保留します。鮎釣りに頻繁に福井に行ったとしても、1シーズンに10往復もしたことは無いので、自動車税が増えることのデメリットの方が大きいため、「損だ!」(労多くして益少なし)と判断しました。