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マメコガネの防除とシャインマスカットのジベ処理

2024-06-11 20:01:45 | 農業日誌

 毎年この時期になるとマメコガネに悩まされています。ウチのブドウ園は山の中にあるので、周囲の山から飛来してくるようなのです。昨年までは農薬に頼らず、耕種的方法で駆除していました。それはそれで、ゲーム性があって面白いのですが、そのことに費やす時間を他の有意義なことに仕向けることができた方が良いと思うので、今年は農薬の力を借りることにしました。

 先ずは、5月上旬に「モスピラン」を散布しました。マメコガネが出現するのは6月上旬なので、いくら長期間薬効があるとは言え、やはり効き目はなかったようです。二三日前からマメコガネが飛来していて、今朝も見かけました。

 そこで、第二弾として「テッパン」を散布することにしました。2000倍の薬液を400リットル調整して、SSで散布しました。夕方に、ブドウの葉の上に居るマメコガネを触ってみると、薬が効いたのか動きが鈍くなっていました。どの品種も新梢の摘心は済んでいて、今出ている葉には枯れるまで働いてもらいたいのです。マメコガネごときの餌食になってもらっては困ります。マメコガネは7月上旬まで飛来してきますが、今後1ヵ月間薬効が持続するでしょうか?

 午後からシャインマスカットのジベ処理(1回目)をしました。8割方の花穂は満開を過ぎていましたが、満開に達していない花穂も見受けられたので、ジベ処理できなかった新梢にテープナーで印をつけて、後日ジベ処理することにしました。本当は、ジベ処理できないような花穂は切除したいのですが、満開に達していない花穂は特定の樹や場所に集中しているので、そこだけ極端に果房の密度が低くなるという事態は避けたく、しゃあなしで手間をかけて2巡目のジベ処理を後日実施することにします。

 昨年見られた「花ぶるい」は、今年は全く見られませんでした。適期に適切な摘心などが出来ていたからなのかな~・・・とご満悦です。

 

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