曇りの天気なので少し肌寒い一日でしたが、アウトドアで2mバンド用八木アンテナを調整しました。
倉庫から、長さが約12mで両端にNPコネクタが付いた10D-FBを探してきたので、VNAに接続してキャリブレーションしました。このケーブルを使って、2mバンドでインピーダンスやSWRを測定すると、143.2MHzで1.12となりました。希望する周波数は144.12MHzなので、1MHzもずれています。Tマッチのショートバーの位置を調整してみましたが、共振周波数はほぼ変化しません。共振周波数におけるインピーダンスは幾分変化するようで、SWRは最良で1.02になりました。
スプレッドシートを使って計算してみると、144.12MHzと143.2MHzの1/2波長の差は7mm程です。試しにDE(ドリブンエレメント)を6mm程短くしてみましたが、共振周波数は殆ど変化しませんでした。どうやら、すべてのエレメントを短くする必要がありそうです。
DEのエレメントを短くするときには、脚立に上がって、ディスクグラインダーでエレメントの両端を各3mm短くしました。アンテナマストの上に取り付けたまま、このような方法で、全部のエレメントの長さを短くするのは作業効率が悪いので、ブームを3つに分けて取り外し、車庫の中で各エレメントの長さを6mmづつ短しました。エレメントはCA止め輪で固定しているので、簡単には外れません。エレメントの片方の端から金槌でたたいて、CA止め輪を3mm程移動させて、叩いた反対側のエレメントの端から6mmカットします。この時、パイプカッターを使いました。パイプカッターを使うには、最低でも5mm程度の長さが必要なので、金槌で叩いてCA止め輪を移動したのです。
以上の作業が終わった時点で4時を回っていたので、今日はここまで。続きは後日のお楽しみだぁ!
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