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Qt5によるラジオの製作

2022-02-20 13:24:15 | プログラミング

 Qt5を使って、CQ出版社から購入したTRX-305というSDRボードを操作するための、コントロールパネルを作っています。中学生の頃、「ラジオの製作」という雑誌を買ったり立ち読みしたりしていた頃のことを思い出しました。ラジオの製作とは言うものの、半田付けや板金加工は不要です。コントロールパネルは、ラズパイの画面上にあります。パソコンからVNCを使ってWiFi経由でラズパイにリモートアクセスしています。

 Qt5では、ラジオや無線機によくある「ダイヤル・つまみ」が利用できるので、ラジオらしいパネルになりました。

 パネルの右側のテキストボックスやボタンはデバッグ用で、手動でコマンドを打ち込んだり、TRX-305からのレスポンスを確認するためのものです。デバッグが終了したら、パネル寸法のうちX方向のサイズを小さくして隠してしまうつもりです。その後で必要になった時には、パネルをリサイズすれば使えるので大丈夫です。

 長波、中波、短波およびFM放送が受信できるようにしました。送信機能は、ダミーロードを接続して、これからチェックするところです。

 動作環境はラズパイ4Bです。ラズパイ4Bに電源を供給しているACアダプターのスイッチングノイズらしきものが混入しているようで、中波のAM放送の受信時には、ラジオ少年だった中学生時代に体験したブーンというハム音が出てきます。パソコンでTRX-305をコントロールするアプリを使った時にはノイズは出ません。ラズパイとTRX-305を繋いでいるUSBケーブルを外すと止まるので、ラズパイまたはラズパイの電源からノイズが出ているのは間違いなさそうです。USBアイソレータを接続しても止まりませんでした。FM放送や短波帯のSSB受信時には気になりません。長波の受信時にも悪影響を与える可能性があるので、別の電源を用意した方が良いかもしれません。

 

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