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鮎竿の修理

2020-08-10 19:02:08 | 鮎釣り
 鮎竿が折れたので、新しく竿を注文してみたのですが、3連休とあって、メーカの在庫確認さえできない状況で、何時になったら手に入るのかわからない状況です。
 こうなれば、自分で修理するというのが最も手っ取り早いので、ダメ元で鮎竿を修理することにしました。折れたのは、シマノ・9m・トリプルフォース・急瀬の3番です。


 折れた時に、破断箇所の上下2㎝位はカーボンが割れていたり、破片が無くなったりしているので、割れなどの無いところで切断します。切断する時には、精密ヤスリ(三角形)を使用しました。これで、3番の寸法が2㎝位短くなってしまいますが、仕方ありません。竿にカーボンクロスを巻いた時に真っすぐに支持するための当て木を作りました。手持ちのコンパネの切れ端に、トリマーで窪みを作ります。

 竿の継ぎ目を内側から支持するために、ローソクを2㎝位に切って、外径を調整して、竿の継ぎ目の内側に入れました。これによって、エポキシ樹脂がロッドの内側に浸み込むのを防ぐことができますし、蝋なら後で容易に除去できます。


 材料はカーボンクロス(A4サイズにカットされたものを購入)と2液のエポキシ接着剤です。折れた箇所の直径は9.5mmなので、カーボンクロスを2巻きするとして、約6㎝の長さと幅5㎝にカットするために、周囲にマスキングテープを張って、少し多きにカットします。これに、2液エポキシ樹脂を混ぜて、カーボンクロスの繊維に浸み込むように、何度も塗り込みます。その後、高さ6㎝、底辺5㎝、上辺4㎝の台形状に接着剤を塗り込んだカーボンクロスを鋏でカットします。
 このカーボンクロスを接合部に巻き付けて、上からビニールテープを巻き付けます。

 当て木の上に載せて、接合部が直線になるように調整してから、当て木に竿をテープで固定します。
 以上が今日の作業です。明日になれば、エポキシ樹脂が固まっているでしょう。そうしたら、ビニールテープを解いて、接合部をサンドペーパーで研磨して、4番の竿を通るように仕上げます。

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