朝一番に、昨日処置した鮎竿のビニールテープを剥がしてみました。勿論、12時間以上経過しているので、固まっています。接着部に心棒としていれていた蝋を竿の一部で突いて押し出しました。二番を入れてみると、スムースに入りグーです。四番に修理した三番を入れてみると、するっと入りました。ノギスで、修理部の太さを計ってみると、10.0mmでした。何もない状態で9.0mmだったので、カーボンクロスを2巻きして0.5mmづつ増えた計算です。三番の元は直径11.5mmなので、まだ1.5mmの余裕があります。
これでも、小さな鮎なら問題ないかもしれませんが、せめて1㎜位の肉厚が欲しい所です。そこで、修理部の上に更にカーボンクロスを3回程追加で巻くことにしました。太くなり過ぎると、四番に入らなくなりますが、その時にはサンドペーパーで根気よく研磨すれば良いだけの話です。強度的な心配があるまま実釣に供すよりも、材料は揃っているので、多少の手間をかけても安全安心の方が良いです。
今度は、カーボンクロスの幅も90mm位にして、3回巻き=90mmの長さにカットすることにします。
昨日と同じように、2液エポキシ系接着剤をカーボンクロスに浸みこませて、修理部に巻いて、その上からビニールテープを巻いて圧力をかけた状態で明日まで放置します。
先日注文していた竿(シマノ・ADVANFORCE・9m・荒瀬)ですが、今日はメーカの営業日なので、購入先に在庫について問い合わせたところ、案の定、売り切れでした。仕方がないので、第二候補のダイワ・硬派・超超硬・9m荒瀬を注文しました。こちらはメーカ在庫があるようですが、手元に届くのは盆明けとのことでした。
第3次九頭竜川遠征には間に合いそうにないので、いよいよ、修理に気合をいれなければならなくなってきました。明日の作業は、4番に入るようになるまで、ひたすらサンドペーパーで研磨することです。