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IC-7851の問題点と対策

2020-01-10 08:21:31 | アマチュア無線
 今朝も少し早起きして160mバンドをワッチしていました。大した収穫はありませんでしたが、気になる現象を目にしました。デュアルワッチ機能を使って、1908kHzと1840kHzを同時に受信してJTDXを2画面起動してワッチしているのですが、両方にコールサインが見えるJA局があるのです。たまに1840kHzで誤って送信しているJA局を見かけることがあるのですが、今日のはそうではありません。信号強度は1840Hzの方が20dB程小さいのですが、同じオフセット(サブキャリア)で同時にデコードされています。
 何が原因でそうなるのか色々考えた末、IC-7851内部で回り込んでいるんだろうという仮説が一番濃厚です。今朝はJ**4**B局とJ**3**Lの2局で同様の現象を見かけたので、彼ら送信側の問題では無さそうです。これらの局は150km以上離れていてローカルとは言えず、逆にQROのローカル局でもこのような現象は現れません。両局がQRVしていたサブキャリアの周波数が500Hz以下だというのが現象を誘発する要因の一つなのかもしれません。

 最近、160mバンドでのDXCCも達成できたので、次の目標をバンドニューを増やすことに移しています。そこで、ローバンドが好調な時期に80mバンドや40mバンドでもバンドニューを稼ぎたいと思って、160mバンドと40mバンドなどの同時受信をしたいと思い、IC-7851のマニュアルをあれこれ見て調べたのですが、160mバンドをRX-Aアンテナで、40mバンドをANT-1で受信するなどという使い方ができないようなのです。できても良さそうなのですが、・・・駄目っぽいのです。これしきのことをサービスに尋ねて、結果「仕様ですから・・・」などと言われると気分が悪くなるだけなので、聞いてもいません。(頑固オヤジなので・・・)

 これらの問題を解決できそうな手を思いつきました。160mバンド受信用のビバレッジアンテナを予備機であるIC-7700に接続して、そのオーディオ信号をJTDXでデコードするという方法です。もちろん、IC-7700は受信専用に使います。送信する時は、JTDXのオーディオ信号をIC-7851に加えて1908kHzで送信します。80mや40mなどのバンドをワッチしていて、送信したくなった時だけ1908kHzにQSYするというやり方です。
 これなら回り込みという問題はないでしょうし、デュアルワッチの件も解決します。この構成で明日の朝、試してみたいと思います。
 注意しなければならないことは、アンテナをちゃんと切り替えることと、リニアアンプのバンド設定を確認することです。
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