生ビールな日々

旅先の風景の絵。絵の勉強への挑戦の記録。

運慶展に行く。

2022-08-30 15:30:18 | 日記
 車で30分もかからない美術館で「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」展が9月4日までの予定で開催中です。もう、空いているのではと思って、朝から出かけてみると、不便なところにあるのに、入り口で数十人の列ができていました。それでも、20分ほどまって、入場でき、中はそれほどの混雑もなく鑑賞できました。数年前に三浦半島の秘仏の一斉ご開帳というのがあって、運慶と三浦半島は縁が深いと思いましたが、今回の運慶展も見ごたえがありました。昼近くに出口で見ると、入り口の待ち行列はずっと長くなっていました。やはり、今は、鎌倉ブームなのだと思います。

炎天下の美術館めぐり。

2022-08-20 10:17:49 | 日記
 朝から、夏らしい日差しです。上野の森美術館で開催中の「日本の自然を描く展」に行きました。水彩画教室のお友達が参加したり、以前から興味がある公募展で、今回は通信制芸大仲間の方が優秀賞をとられたということもあり、拝見してきました。大きさは10号以下ということで、あまり大きくはないのですが、受賞者の方々の作品など力作ぞろいでした。その後、芸大美術館に行って、「日本美術をひも解く」という特別展を拝見しました。狩野永徳の唐獅子図屏風、国宝級の絵巻など見どころ満載の展示でした。炎天下のせいか、館内は空いていて、唐獅子図などをゆったり距離を置いて眺めたりできて感動ものでした。また、海北友松の屏風が二点も展示されていて、見る人もまばら状態で堪能できるなど、炎天下にもめげずに行った甲斐がありました。

絹本途中経過。

2022-08-14 14:33:17 | 挑戦
 木枠に絹を張って、絹本の制作に入っています。墨で骨書きをして、水干絵具、岩絵具で彩色するのは紙本に描くのと変わりませんが、一つの絵に裏と表から色を入れていくのが大きく異なります。裏に色を入れる場合は最初に置く色ほど、表面に近いことになりますし、裏に色を置いた上に、表から色を置けばそれにより発色が異なってきます。結構、頭をつかい、かつ、細い筆で、繊細な絵を描くということで、なかなか思うようにいきません。高齢者むきではないかも、と思いつつ進めています。まずは、途中経過です。