元の会社のОBの絵画会の春季研究会に参加しました。久しぶりの東京です。美大の教授に各自の絵を講評していただく会で、各自、力の入った絵を持ち寄り、それに対してご意見をいただくので、大変勉強になります。私はF10で描いた二月堂への道の絵を見ていただきました。周りの塀などの描きこみに比べて、中央の奥の二月堂の描きこみが軽いとのご意見でした。絵の下部から視線が奥へと進んで、奥に抜けて行って、戻ってくる力がないとのこと。なるほど。。。コロナ騒ぎは続いていますが、閉じこもりの生活では得られない刺激をいただき、また、絵を描く気が高まりました。
芸大の自宅での演習課題も残すところあと一つです。大判のサイズでしっかり写生をするというもので、根から花まで、描くというのと、大樹を描くというのがあります。まずは、庭のツツジの木を選んで、根から花まで、しっかり写生をして、一部、彩色も施すというのに取り組みました。F10の画用紙、二枚分以上、忠実に葉や花を描くということで、疲れました。とにかく、葉や花も数多く、描いているうちに、どこを描いているか、すぐにわからなくなります。それでも、何日かかかって、見つめ続けていると、どの花がどれ、どの葉がどれと区別がついてきて、なんとか、描き上げました。
芸大の美術史の演習では、実際の絵画の素描をし、さらに関連してレポートを提出するのですが、ヨーロッパ美術史については、対象の絵が大作ばかりで苦労しています。レンブラントの夜警は、幅4メートルを超す大作で、昨春の旅行で現物を見てきただけに、手間取りました。数週間かかりましたが、出来上がりはがっかりです。
久方ぶりに、町内絵画クラブの集りがありました。町の図書館の二階のスペースがまだ、使えない状況で、屋外の写生会となりました。場所は、町内の海岸沿いの神社周辺です。歴史のある神社で、そのご神木を中心に描いてみました。参加されたメンバーの方々も、皆さん、お元気そうで、7月も、屋外写生をしようということで、解散しました。
今月末くらいから、いくつかの催しのご案内がありました。一応、参加の返事はだしたものの東京の感染者数は減らないし、様子を見つつという感じです。
二月堂への道の絵に固有色を入れて、なんとか絵らしくなってきました。
二月堂への道の絵に固有色を入れて、なんとか絵らしくなってきました。
東京アラート解除。でも、コロナウイルスがいなくなったわけでもなく、基本的には自粛の毎日が続いています。今週、ひさかたぶりにご近所ゴルフを再開できたのが明るい話題です。もちろん、ランチも簡単なものしかなくて、風呂も無しで、徹底的にコロナ対策が講じられています。
昨年末、描いた二月堂への道は、構図として気に入っていますし、今年の年賀状として印刷もしましたが、いろいろなモチーフが満載で、それだけに木々の立体感や全体の遠近感など、不満な点も多い出来でした。そこで、F6からF10に拡大したうえで、全面的にグリザイユ技法を取り入れて描きなおすことにしました。しばらく絵を掲載せずにいましたので、途中経過を。これから出来上がりがどうなるか?
昨年末、描いた二月堂への道は、構図として気に入っていますし、今年の年賀状として印刷もしましたが、いろいろなモチーフが満載で、それだけに木々の立体感や全体の遠近感など、不満な点も多い出来でした。そこで、F6からF10に拡大したうえで、全面的にグリザイユ技法を取り入れて描きなおすことにしました。しばらく絵を掲載せずにいましたので、途中経過を。これから出来上がりがどうなるか?