普段テレビドラマをあまり見ない私だが、10月15日(日)のTBS系のドラマ「南極大陸」は見た。
キムタクが主人公で、第一回目は南極観測船「宗谷」の建造から出発までの物語だった。
筋立てはさほどでなく、適当に山があったり谷があったりする平凡なものだ。だが、最後まで見てしまった。
そのわけは、ドラマが私の少年時代の物語だったからである。ドラマでは少年たちが、必死になって「宗谷」や「南極観測」を応援していた。その少年たちと私自身がダブったのだ。
思い出せば、「宗谷」は当時の私たち少年の夢を支えてくれた。一個5円のコロッケを食べながら、南極大陸に思いを馳せた少年時代。甘食(あましょく、知らない人が多いだろうなぁ)も5円だった。ドラマの「宗谷」は本物のように造られており、当時の思い出を引っ張り出してくれた。
「宗谷」が氷の海に閉じ込められて立ち往生したとき、ソ連の「オビ号」が救助に来た。それを私たち少年は悔しく思った。「宗谷」の性能は「オビ号」にかなわないのかと。
そのころの紅白歌合戦では、「宗谷」からの電報を読み上げるのが定番だった。それだけで、紅白歌合戦は盛り上がった。
友人の父親が「宗谷」の乗組員(探検隊員ではない)で、南極の氷を持ち帰り、私たち少年に食べさせてくれた。高圧でできた氷なので、空気が閉じ込められており、水に溶けるときに炭酸のようにピチピチと音がした。
そんなことを思い出させるドラマだった。丁度その時代は「三丁目の夕日」の時代と一致している。
キムタクが主人公で、第一回目は南極観測船「宗谷」の建造から出発までの物語だった。
筋立てはさほどでなく、適当に山があったり谷があったりする平凡なものだ。だが、最後まで見てしまった。
そのわけは、ドラマが私の少年時代の物語だったからである。ドラマでは少年たちが、必死になって「宗谷」や「南極観測」を応援していた。その少年たちと私自身がダブったのだ。
思い出せば、「宗谷」は当時の私たち少年の夢を支えてくれた。一個5円のコロッケを食べながら、南極大陸に思いを馳せた少年時代。甘食(あましょく、知らない人が多いだろうなぁ)も5円だった。ドラマの「宗谷」は本物のように造られており、当時の思い出を引っ張り出してくれた。
「宗谷」が氷の海に閉じ込められて立ち往生したとき、ソ連の「オビ号」が救助に来た。それを私たち少年は悔しく思った。「宗谷」の性能は「オビ号」にかなわないのかと。
そのころの紅白歌合戦では、「宗谷」からの電報を読み上げるのが定番だった。それだけで、紅白歌合戦は盛り上がった。
友人の父親が「宗谷」の乗組員(探検隊員ではない)で、南極の氷を持ち帰り、私たち少年に食べさせてくれた。高圧でできた氷なので、空気が閉じ込められており、水に溶けるときに炭酸のようにピチピチと音がした。
そんなことを思い出させるドラマだった。丁度その時代は「三丁目の夕日」の時代と一致している。