大学生のころ、文章を書いていて言葉が見つからないときに便利だときいて、「分類語彙(ごい)表」という本を買った。
国立国語研究所の編纂で、秀英出版というところから出ていた。今でもあるだろう。当時、1100円だった。学食の昼定食が170円の時代だから、けっこうな出費だった。手元にまだあるが、今の値段はもっと高いだろう。
この本には、類語が束になって載っている。たとえば「美しい人」では言い足りないとき、「美しい」を引くと、他に「綺麗」「眉目秀麗」などの言葉が載っている。言葉を連想するのに役立った。
ただし、舟木一夫さんの歌ではないが「カトレアのような人」「すずらんのような人」という類は載っていない。これは詩の世界で、「分類語彙表」は詩作には向いていない。
英語の「分類語彙表」にシソーラスというものがある。私は英語で文章を書くのは苦手だから、むろんシソーラスは持っていない。
国立国語研究所の編纂で、秀英出版というところから出ていた。今でもあるだろう。当時、1100円だった。学食の昼定食が170円の時代だから、けっこうな出費だった。手元にまだあるが、今の値段はもっと高いだろう。
この本には、類語が束になって載っている。たとえば「美しい人」では言い足りないとき、「美しい」を引くと、他に「綺麗」「眉目秀麗」などの言葉が載っている。言葉を連想するのに役立った。
ただし、舟木一夫さんの歌ではないが「カトレアのような人」「すずらんのような人」という類は載っていない。これは詩の世界で、「分類語彙表」は詩作には向いていない。
英語の「分類語彙表」にシソーラスというものがある。私は英語で文章を書くのは苦手だから、むろんシソーラスは持っていない。