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院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

新型インフルエンザは弱毒性

2009-11-07 18:30:00 | Weblog
 新型インフルエンザは季節性インフルエンザより弱毒性だと聞いた。

 それなのに、このワクチン騒動だ。

 ワクチンは天然痘のように、罹ったら半数は死ぬような強毒性の疾病に使用すべきだ。

 新型インフルエンザで死ぬ人が10万人に1人。ワクチン禍で死ぬ人が10万人に1人。これでは、なぜワクチン、ワクチンと言っているのか意味が分からない。

 以前、ワクチンを強制接種にして、ワクチン禍で亡くなった人がことごとく裁判で勝って、国に大量の損害賠償を求めた時代があった。国はそれに懲りて、ワクチンの強制接種をほとんど止めてしまった。

 新型インフルエンザワクチンでも、ワクチンが原因の死亡者は出るだろう。今度は被害者がどう出るか、見モノである。

マスク、うがい、手洗い

2009-11-07 18:13:37 | Weblog
 今回も新型インフルエンザの話題。

 マスクをせよ、うがいをせよ、手洗いをせよと、うるさいことおびただしい。この欄で、何度も述べてきたけれども、権威者まで同じことを言うので、これは危険であると思ったから、しつこいようだがもう一度書く。

 マスクは感染の予防にならない。なぜなら隙間が多すぎるから。本当に予防しようとするなら、潜水服のようなものを着なくてはならない。(ただし、患者ほうがマスクをするのは、少しは足しになるかもしれない)。

 うがいも予防にならない。外出してウイルスに感染してから、家に帰ってうがいをしても、もう遅い。うがいはノドの粘液を取ってしまい、かえって感染しやすくなるという学者もいる。

 手洗いも予防にならない。なぜなら手だけ洗っても、ウイルスは顔や髪に付いているから。手を洗ってから、顔や髪をさわれば洗わないのと同じことである。それを、ご丁寧にも親指の洗い型まで伝授している。子供や親を神経質にさせるだけである。

 これしきのことを、なぜ権威者は言わないのか?大衆に迎合しているのなら、権威者とは呼べない。

新型インフルエンザ臨床試験

2009-11-07 18:02:51 | Weblog
 新型インフルエンザワクチンは臨床試験をやっていないと、前回書いたけれども、ちょっとはやったらしい。規模は200名で小規模である。だけど、どうやってやったのだろう。

 ふつう臨床試験というのは、本物の薬を与えた群と、ニセの薬を与えた群とで、どちらが効いたかを調べるものである。そんなこと新型インフルエンザで実行可能か?

 昔、山梨県が季節型インフルエンザのワクチンを全部やめてしまったことがあった。全県でやめたのだから、壮大な実験である。それなのに山梨県だけ流行したという話はなかった。

 こんなに大規模な実験をして、今、それが取りざたされないのが不思議である。たぶん学術論文として残っていないからだと思う。やったのが役人だから、学術論文を書けなかったのだろう。

 実にもったいないことをした。