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指導者たるものが過ちを犯すと?

2013-11-12 | 心と行動
いじめ問題について、こんなことがかかれていましたので。

「叩いた子供」11月6日

 『クラスの全員に担任が「たたけ」』という見出しの小さな記事が掲載されました。
記事によると、『高知市立小学校で、2年の学級担任の女性教諭(60)が指導に従わなかった男子児童をクラスメート全員にたたくよう指示していた』ということです。
この教員の行為については何の弁解の余地もありません。
停職処分を受け自主的に退職するか諭旨免職処分を受けて教壇を去ることになるはずです。
通常の体罰では、戒告がほとんどで、再犯や怪我の程度が思いというような事案でなければ、減給にはならないでしょう。
でも、私はこの教員には厳罰で臨むべきだと思います。
 私が注目したのは、記事の『約20人の大半は尻を軽く触る程度だったが、顔を平手でたたいた子もいた』という部分です。
この顔を叩いた子供が気になるのです。
2年生の子供であっても、というかむしろ2年生だからこそ大人以上に強い正義感や倫理感をもっているものです。
だから、多くの子供は叩くことをためらったのです。
でも、教員の指示にも逆らいたくないという葛藤の中で、尻を触る程度という行動を選択したのでしょう。それが普通です。
 そうした意味で「顔を叩く」という行為は異常です。
ではなぜその子供はそんな「異常」な行動をとったのでしょうか。
私はそこに担任の悪影響を見てしまうのです。
つまり、担任の暴力肯定の価値観、邪魔者や異質な存在に対する排除の論理、子供集団内の上下関係の是認などが、日ごろの教育活動を通じてその子供に浸透していたと考えてしまうのです。
 こうした教員による悪影響は、その「汚染度」を具体的に数値化することは困難ですし、子供が幼いうちは表面化しないこともあります。
しかし確実に子供の心を蝕んでいくのです。
そして数年後、この教員が担任した学級の子供の中から、いじめを肯定したり、級友をランク付けしたり、弱者への思いやりを欠いたりする子供が出てくるようになるのです。
そうなってからでは、その子供を真人間に戻すために長い時間と労力が必要になってしまうのです。
そうした長期的な弊害を考えたとき、教員に対して厳しい処分を望んでしまうのです。
 体罰問題を論じるとき、それが子供の価値観の形成にどのような影響を及ぼすか、という視点は重要なものです。

このようなことが、身近で行われているのかと思うと、この日本も大丈夫かと?言いたくなる。
もっと、目的や趣旨を考え行動してもらいたい。


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