只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

底冷えする今朝です

2016-01-19 09:12:42 | 日記
ある若い女性の話です。
この女性は中学生の頃から誰に対しても悪言雑言を言いふらす、
いわゆる性格のきつい、回りの人と馴染めなかったのです。

その状態は高校生になっても両親に些細なことで食ってかかる凶暴性もありました。
その状況は大学に入ってもまったく変りませんでした。
しかし、23歳のある日を堺にまったく別人と言えるほど
変身したのです。

道端に生えている小さな野花を見ても『まぁ綺麗!』と微笑むのでした。
食事後のお茶碗、食器の手洗いしているときも
にこやかに歌いながらするのでした。

両親の肩が凝っていれば『柔らかくなれ~』と言いながら
優しくマッサージしてくれるのです。
とにかく優しく、大らかに、自由自在に何事も振舞うようになったのです。
以前の性格の欠片も何ひとつないのです。

それから半年後、その変りように心配になった両親は彼女を連れて、
名医ともいわれる心療の医者に相談にいきました。
その名医ともいわれる医者は
「自己欠陥障害があり治療を要す」と言われたのです。

それを聞いた彼女はきっぱりと言いました。
『自己欠陥障害だろうが何だろうが治療などしません!』と
言い残しその場を立ち去りました。

その後、彼女はカウンセラーになり苦しんでいらっしゃる多くの方の
手助けをしています。

いかがでしょうか。
まず心療の医者の観方ですがまるっきり幻想ですね。

今の状況を、過去の最悪の状況にするということです。
こんなこと非常に馬鹿げています。
これまた、世間で名医と持ち上げられているのですから、
「苦の世界」と言われる所以ですね。

彼女ですが何かの縁で、問題を起こす思考回路が切れたのではないでしょうか。
逆に何かの縁で神仏径回路に繋がったとも言えますね。(笑)

話のとおりの方はまれですが
多くの方は、浮遊する思考回路を完全断ち切っていく
実践”が必要です。

仕事している今、遊んでいる今、勉強している今に
没頭すること”です。
ですから没頭は“今、今、今”です。


只の道…淡々と歩く

自由自在、思考入れず
淡々と流れて行ってくださいね。

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