只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

今朝もお客様が多く来店されます

2016-01-10 10:07:33 | 日記
生きていく上で心が晴々しているのが最もいい状態です。
不安・心配・悩み・恐れがまったく無い状態ですね。
一時しのぎではない、日々あっけらかんとした状態です。

もちろん喜怒哀楽はあります。
うれしい時は喜ぶ…その時始まって終わりです。
怒る時は怒る…その時始まって終わりです。
悲しい時は泣く…その時始まって終わりです。
楽しい時は笑う…その時始まって終わりです。
そう、単発がただ起こっているという感じですね。

夏の花火は色とりどりでとても綺麗ですね。
夜空に大輪の花びらが一瞬に花開くという感じです。

人間の喜怒哀楽もこの一瞬の花火と同じです。
夜空に大輪の花びらがいつまでも残っていないということです。
もし残っていたならば大きな問題となりますね。

同じく人間の喜怒哀楽の感情一つ一つが、
いつまでも残っているとしたら鬱病になりかねません。
本来すべてのことは一瞬で完結です。
花火と同じくパーと開いてシュンと消えていくのです。

その人生に何の意味もありません


只の道…淡々と歩く

2回目となる僧璨鑑智禅師の「信心銘」の一節ずつを、私(思考)が観てみましょう。
あくまで私(思考)から観たものです。
このことは信じないで、常に“実践”で明らかにしていってくださいね。

千差万別の存在が平等に見られれば
あるがままの自然の姿に帰りつく… 前回

    『この原因も関係性もない状態では
            比較も類比もできない


いかがでしょう。
おわかりになったでしょうか?
あるがままの自然の姿”はあるがままの自然の姿です。
そのとおりということです。

原因も関係性もない状態ということです。
比較も類比もできないのであり無いのです。
ですから思考する事など余分なことです。

あるがままの自然の姿”は何かと思考すると
永遠にエンドレスとなります。

真実の自然の姿はそのままですね