大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
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予算案提出の最低限のマナー

2021-03-12 23:45:33 | 日記
令和3年3月12日(金曜日)
日田市議会3月定例会12日目。
上程議案に対する質疑。

5人の議員が質疑を行いました。
3人以上の会派は、必ずいずれかの常任委員会に所属するので、会派の議員に委員会での質疑を頼めばいいという意見もあります。一理あります。しかし、一委員会だけではなく、議会として、大きく取り上げるべき案件があれば、私は、この場を活用すべきだと思っています。

今回、私の所属する『新世ひた』からは、三苫議員が質疑に立ち、「中津江地区福祉保健施設移転整備事業」について、問い質しました。


質疑を聞き、改めて思いました。

ある程度の住民合意が必要な案件に対して、よくもここまで、煮詰まっていない状態で、予算案を提出できたものだな❗️と。

中津江の高齢者生活福祉センター「安寿苑」が、昨年7月の災害で被災し、早期の再建を願う住民がいることは、理解します。

一方、上津江と中津江の高齢者生活福祉センターの統合は、日田市公共施設等総合管理計画(平成29年3月策定)で示されており、災害発生以前からの案件でした。

また、地元や議会(教育福祉委員会)に示した整備方針案が、説明もなく、いつの間にか変更されたり、それが地域に十分伝わっていなかったりというのが現状です。中津江ホールの解体や上津江の福祉サービスの提供という重大事項に関する地域との合意はできているとは言えず、協議はこれからのようです。

今日は、先日の三苫議員の一般質問を、西日本新聞が大きく取り上げていましたが、こんな状態で予算案を提出しておきながら、市長は「強硬的な判断も必要」だと。



感情的にならず、冷静な議論を心がけます。

議案質疑の本会議の後は、全員協議会が開催され、6つの案件について、報告を受けました。